2015年12月6日日曜日

レトロな雰囲気のカフェです

先日、開発会社の方と一緒に桃園の案件の調査に行きました。お昼になったので食事をしようということでモダンで懐かしい雰囲気のカフェでパスタをいただきました。このカフェのオーナーと開発会社の社長が懇意にしているそうで、2階には開発会社の小さなオフィスもあるそうです。


天井が高くて白と黒のモノトーンのインテリア、ぶら下げられたペンダント、日本でも流行りましたが改めて見てみるとやっぱり雰囲気があります。日本はここまで天井が高い建物自体が少ないのでどうしてもこういう雰囲気にはなりません。


円柱やむき出しの梁も全部白く塗ってしまえば統一感があります。床はテラゾーのようですがこれも穏やかな雰囲気でいい感じです。


奥は食事のスペースですが真ん中にトップライトがあってその下に池があります。観葉植物もたくさん植わっています。十分生育できるのはやはり日差しが強い台湾ならではということでしょうか?


2階に上がらせていただきました。塗り壁とテラゾーの階段、空間全体が湿式工法で満たされています。階段の手摺もセメントの左官で仕上げられているようです。湿式工法は落ち着きがあって大好きです。


階段の踊場の窓も素敵です。窓枠の太さや格子で区切られたガラスのプロポーション、古き良き時代を感じさせます。この建物は日本時代からあったそうで、当時は病院として使われていたそうです。台中の宮原醫院を思い出すようなストーリーですね。


2階から吹き抜けを通して1階の池を見ることができます。この日は快晴でしたが、建物の中は意識的にほの暗く、この池の部分だけが光が集まって明るく輝いているようでした。


吹き抜けの周りの室内窓も独特なデザインです。天井が高く室内の要素やカラーを抑えているので独特の雰囲気が生まれています。


2階にはいくつかオフィスがあるそうです。現在、この2階を使って台湾のテレビドラマの撮影が行われているそうです。なんとなくそんな感じが伝わってきます。


床は大理石の市松模様です。緑の大理石は花蓮の大理石なのかと思わず想像を膨らませてしまいます。レトロでモダンな雰囲気です。こういう雰囲気に憧れます。


奥のお部屋もちょっとだけ見せてもらいました。以前は建築師事務所が使っていたそうです。この机もとても快適そうです。ドラマのストーリーが伝わってくるような雰囲気を感じますね。

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