2019年12月31日火曜日

花園倉庫更新從第四十一天到第四十八天、終於施工完成了

庭の物置の工事の前回のブログの更新は10月20日でした。その後、工事が止まっていた訳ではなく、週末に少しづつ工事を進めていました。

ただ秋になってマラソンのシーズンが始まってしまったので、ロング走の練習やレースがあってなかなか思うように工事が捗りませんでした。なんとか年内に竣工させようということで、年末年始の休みの最初の数日を使って遂に工事が完了し、無事に引越しも済ませることが出来ました。

4月末から工事を始めて8ヶ月、週末や連休を利用して48日間+アルファで竣工です。今まで手掛けたDIY工事の中で文句なしに最も大変な工事でした。もう当分この規模の工事は遠慮したいものです。とはいえフルマラソンと一緒で終わるとまたやりたくなる気持ちもあります。今は毎日物置の扉を開けてきれいに納まった物品を見てにやにやしてます。


工事第41日目(11月10日)です。屋根も出来て扉もついてホッと一安心と言う訳ではないのですが、3週間近く空いてしまいました。この時期は例外的に台風や大雨が多く、しかも週末にぶつかってなかなか工事ができません。


内装工事に取り掛かりました。設置する棚板をカットしていきます。本当は以前の物置で使っていた2X8の棚板を転用したかったのですが、奥行きが足りず、2X10の板材を新たに購入してカットします。


設計上の寸法と実際の施工で微妙にずれがあり、長めにカットして少しずつカットし直してぴったりになるように調整します。電動丸鋸だからできる方法です。


工事第42日目(11月16日)です。棚板はすぐにペンキを塗って設置するつもりだったのですが、どうも表面がザラザラで部分的にささくれも多く実際に物置を使い始めるとささくれの棘で怪我をしそうです。電動サンダーを借りてきて表面を削ってみると見違えるようななめらかな面になりました。最初からこうすればよかったです。


ということで設置する予定の棚板を全てサンダー掛けしました。奥行きの短い棚板は以前の物置のものなので濃いグリーンに塗装しています。サンダー掛けをすることでかなり塗装も取り除くことが出来ました。


削った後に再度塗装をしました。このあたりの作業は写真が無いので余分に2日間くらいかかっているはずです。


工事第43日目(12月3日)です。いよいよ棚の取り付けです。角材をレンガに埋め込んだ全ねじのボルトに固定していきます。このあたりの誤差の吸収方法などドアの設置工事で苦労した経験が生きています。


角材を横桟にして棚板を固定していきます。人が乗っても平気なくらい頑丈に固定できています。


棚板は一部がL型になっています。接続部分は以前の物置でも使っていた巨大なL型アングルのブラケットを使います。奥行きの短い棚板はL型ではない端部が片持ちなので木製のブラケットを使って補強するつもりでしたが、そういう必要もないほど堅固に固定できています。


工事第44日目(12月15日)です。緑に覆われていた庭も束の間の紅葉のあとで寂しい冬の景色になってきました。


物置の床の部分に設置するスノコを作ります。最初は今まで使っていた樹脂製のマットでもいいかと思っていたのですが、今度の物置はレンガ造なので、より効果的に換気をした方が良さそうで、新たに作ることにしました。ベランダのウッドデッキに使用したハードウッドのマニルカラの残りを残しておいたので色々やりくりして設計しました。


ハードウッドはとにかく固くて電動丸鋸で切るときも手応えが違います。ウッドデッキの工事を思い出しました。


ドリルビッドもネジも全てハードウッド用のものを使います。ウッドデッキ工事で随分やったので慣れたものです。あっという間にスノコが2枚出来ました。


床に設置しました。床面から75mm程度上げているので充分に換気できそうです。実はこの根太は150幅の床板を長さ方向に2等分してカットしました。電動丸鋸では至難の作業で一番緊張したところです。


工事第45日目(12月22日)です。木製棚の設置は全て済みましたが、部分的に棚板を設置し直した部分のネジ穴や板の木節の欠損部分が結構大きいので木工パテで埋めることにしました。


先週作ったスノコも根太が床面に直接触れないようにゴムのパッキンを設置しました。


工事第46日目(12月28日)です。木工パテが十分乾いたので電動サンダーでパテのはみ出した部分を削ります。塗装のむらも若干あったので併せて表面を再度仕上げます。


一度塗装してまた削ってまた塗装です。段取りが悪くて最初からわかっていればこういった工程は不要でした。これはこれでDIYの楽しみということです。


冬は日が短くて棚板の塗装も午後3時をすぎると急に薄暗くなってきて塗りムラがわからない部分があります。そういったところもきれいに削り直して塗装します。


工事第47日目(12月29日)です。棚板も全て設置し、再塗装も完了です。いよいよ引越しです。黒猫号が停まっていた車庫の奥に物置の物品は全て仮置しているのでまずは黒猫号を移動します。


車庫の奥には様々な道具や庭の資材がぎっしりです。奥さんと手分けして庭に運びます。


これでも未だ全体の一部です。全て新しい物置に入るかどうか心配になってきました。主要な道具の大きさはチェックして入ることは確認しているのですが、量的なものについては殆ど勘で設計しています。急に不安になってきました。


用土系や肥料はスノコに直接置くのではなく以前から使っていたプラスチックの脱衣かご(懐かしい!)を使って設置していきます。バーミキュライトやピートモスなど軽くてかさばる資材がたくさんあります。


スコップや鎌、小型の鍬などは全て釣り下げるようにしました。棚板は以前の物置よりも5割以上増やしているので余裕で物品を置くことが出来ました。これくらい余裕があって丁度いいです。


肥料は全てタッパーに入れて保管します。冬休み中に早々に寒肥を施すことになりそうです。


工事第48日目(12月31日、大晦日!)です。大雨の際には物置の床にある程度雨水が入ってきますが、最下段の目地に排水路を設けているので物置の背部に排水できるようになっています。雨水が溜まらないように土を漉き取って代わりに砂利をいれて水はけを良くしています。


最後に化粧砂利を撒いて仕上げです。雑草の繁茂防止も考慮しています。これで今回の工事はすべて終了です。


4月27日から始まった工事は2019年の最後の日にようやく完成することが出来ました。レンガ造の詳細について色々アドバイスをいただいたM煉瓦のM社長、レンガの手配をすべて行ってくれたT工業のK部長、そして何よりも一緒に作業をしてくれた奥さんに感謝感謝です。末永く使っていける素敵な物置が完成しました。