2020年5月10日日曜日

修理了花園長凳的油漆

木製フェンスの修理が終わって、金魚の瓶の蓋を修理して、次はベンチの再塗装です。チーク材のしっかりしたベンチで、毎年5月の大型連休で再塗装するのが習慣になっています。今年はフェンスの修理もあって1週間遅れとなりました。


ベンチの塗装は高圧洗浄で汚れを落とし、充分に乾燥させてから再塗装します。週末に作業するつもりでしたが、天気が良くなく乾燥の時間が十分に取れない可能性があり、金曜日の昼休みの時間で大急ぎで洗浄だけやりました。テレワークのいいところです。


いつものように洗浄はケルヒャーで根こそぎ落とします。掃除というよりは塗装工事の最初の作業という感じです。


1年分の汚れを削り落としてゆく感じです。汗ばむくらいの陽気で水を使った作業も寒くはありません。庭仕事には本当にいい季節です。


そのままの位置で乾かして土曜日の朝になりました。やっぱり昨日のようなスッキリした青空ではありません。


いつもならすぐに塗装に取り掛かりますが、今回は天端部分のささくれというか表面がかなり傷んでいるので目の細かなサンダーで磨くことにしました。


いつものボッシュのランダムアクションサンダーを使います。#240で磨いていきます。毛羽立ちが激しいところは#180で荒く磨いてから仕上げます。見た目ではなく触った滑らかさで仕上がりを確認します。


全体(特に上面部分)を磨いて全体が白っぽくなりましたが、これは木の研磨屑のせいです。除去するために固く絞った雑巾で拭き上げて1時間ほど乾燥させます。


午後から塗装にかかります。いつもように亜麻仁油が主成分のワトコオイルを使います。


最初は底面を塗装します。日が当たらず雨も直接かからないのでほとんど塗った時の状態が保たれています。さっと塗って上面に取り掛かります。


上面はカサカサで塗っただけオイルを吸い込んでいく感じです。いつものようにウェットフィニッシュで塗ってしばらくおいて余剰のオイル分をウェスで拭き取っていきます。


1時間ほどで塗装が完了しました。カサカサした状態から新品とは言えませんが充分にオイルが染み込んだ状態になりました。


夕方になってもワトコが十分に乾いていません。乾くまでかなり時間がかかる塗料です。夜は雨が降るかもしれないので和室に一時避難させたのですが、その後ですぐに雨が降ってきて間一髪という感じでした。


今日は天気予報に反して雲が高い夏の青空がひろがっています。お昼前に和室からベンチを移動させて定位置のパーゴラの下に設置しました。周りのダンコウバイやクロモジが少し伸びすぎているので近々剪定する予定です。

修復了花園的金魚泳池蓋

庭の木製フェンスの修理が終わってほっと一息というところですが、後回しにしていた庭のメンテナンス作業がたくさんあり、一つづつ片付けています。最初は庭の金魚の瓶の蓋の修理です。大きな瓶に金魚さんがもう10年以上住んでいます。本当は瓶のままで置いておきたいのですが、近所の猫さんがいたずらをして過去に何匹かの金魚が犠牲になってしまったので、猫さんよけのカバーというか蓋を設置しています。


庭のフェンスが終わった5月5日です。新緑の気持ちのいい朝です。木製フェンスが無事に完成したので庭に出てもにこにこです。


金魚の瓶の蓋です。今となってはいつ造ったのか記憶にないのですがおそらく2005年頃です。その後2012年に一度修理しています。細い木材の桟で格子を作って裏面にステンレスの網を設置しています。桟が経年劣化でぼろぼろになり何本かは失われています。


金魚さんも10年以上暮らしています。毎朝欠かさずご飯を上げるので、朝になると水面に上がってきて餌のおねだりです。明らかに習慣として身についているようです。


実はホームセンターに行った時に修理用の桟の木材を探しているのですが、最近ではこのサイズ(18mm角)の木材がなかなかありません。困っていたら奥さんが以前の端材のストックを出してきてくれました。
以前ならば長い材がないと修理は難しかったのですが、レンガ造物置や木製フェンスの修理で短い材を継いで使う技術があるので、この端材を使うことにしました。


切断面が平滑になっている必要があるので寸法調整を兼ねて丸鋸で再度切断して木口を整えます。


さいわい2ヶ所継げば桟材として使えそうです。大きな荷重を支える必要もないので楽勝です。


エポキシ瞬間接着剤で継いで両端からプレストレスを与えて座屈しないように上からも荷重を加えます。外気温が20度以上なので1時間で実用強度になりますが、念の為3時間養生します。


3時間養生して1本の桟として使える材料が5本できました。料理番組みたいです。


既存の蓋を分解していきます。ステンレスの網を止める釘が錆びてぼろぼろになっています。


最初は部分的に傷んだ桟を取り替えればいいと思っていましたが、結局全部分解して一から組み立て直すことになりました。


夕方になって奥さんがお茶と羊羹を持ってきてくれました。アフタヌーンティーで一休みです。


この日は横散を取り付けたところで小雨が降ってきたので作業終了となりました。ステンレスの網を置いてその上にこの蓋を置いておけばこのままでも充分に猫さんのいたずら防止になります。


5月6日以降は天候がすぐれなかったりテレワークで作業ができずに5月9日になりました。最初の桟の直角方向に桟を取り付けます。


新しい桟は下段に多く取り付けました。外見があまり変わらないように少しだけ配慮しました。


桟と桟を固定するために交錯する箇所も何ヶ所かビス止めします。前回の蓋はほとんどの接合箇所をステンレス釘で固定していましたが、釘は経年で木材が痩せてくると確実に緩んで抜けてきます。古来の日本建築が釘を使わなかった理由がよくわかりました。今回は長めで細めのステンレスコーススレッドを使ったので前回よりは緩みにくいと思います。


ステンレスの金網を固定します。前回は又釘を使用しましたが鉄製だったのですっかり錆びて撤去するのがとても大変でした。色々探したのですがステンレス製の又釘が売ってっていなかったので、ステンレスのスクリュー釘を打って曲げて固定しました。


完成して金魚の瓶の上に置いていつも通り抑えの石を載せました。無粋ですが金魚さんと猫さんの両方に我慢してもらいます。来週は夏日になりそうなので、この上に簾を掛けて日差しを遮ります。

2020年5月4日月曜日

我花園木柵欄的維修工作終於完成_第三十四天

庭のフェンス修理作業は昨日から最終段階の装飾部材の取り付けが始まりました。今日は朝は小雨で作業は明日に伸ばそうとも考えましたが、お昼前には雨も止んで日差しが出てきたので作業を始めました。


今日は柱の頂部の装飾部材の取り付けです。台座部分に7ヶ所のビス穴の墨出しをします。これを14台設置するので、屋外の作業テーブルではなく自分のデスクで作業しました。外はまだ雨が止んだばかりだったので、屋内作業のほうが安全で快適です。


墨出しが終わって後で近くのスーパーに発泡酒やノンアルコールビールを買い出しに行って(一人で行って、戻ってきたら交代で奥さんが食料品の買い出しです)戻ってきてから屋外作業を始めました。


既に墨出ししてビス穴部分にはポンチも打ってあるのでひたすらドリルで穴を開けて台座と球状部材を接合して柱に取り付けていきます。昨日はインパクトドライバーで設置しましたが、ビスが細く貫入深さもそれほど深くないので手作業でドライバーで固定していきます。この方が圧倒的に捗ります。


既存の部材を補修して使うので、部材の状態に差があります。よく見える部分には良好な部材、あまり見えない部分にはそれなりの部材を選んで設置していきます。西側の高いトレリスの柱頂部の装飾部材の取り付けが終了しました。


4時過ぎに奥さんがやって来てアフタヌーンティーです。今日は黒豆茶と羊羹でした。黒豆茶は香ばしくて美味しかったです。


残りの3ヶ所はタカショーさんに作ってもらった特注部材です。新品なので孔を開けるのも慎重です。まだ塗装が充分に乾燥していないので道具に付いた塗料を拭き取りながらの作業です。


球状部材も問題なく台座に取り付けできました。球状部材は塗装されて送られてきました。塗料の品番等は伝えてなかったのですがほとんど同じ色合いに仕上がっています。さすが特注に強いタカショーさんですね。


柱頂部への取り付けも問題なく終了しました。これで装飾部材の取り付けも完了です。


仮止めで緩めに固定していた部材を本締めし、残工事が無いことを確認して無事に工事が完了しました。1月12日から作業を始め、実働は約34日間でほぼ全面的な修繕工事が完了しました。去年はレンガ造物置、今年はフェンスの修繕と1年以上に亘って作業をしましたが一つの区切りを迎えることが出来ました。


以前と同じ庭とトレリスですがほぼ新品になった感じです。レンガ造物置工事で一部のフェンスは取り外しましたので、元の状態に戻ったのはほぼ1年ぶりです。


明日以降は道具の後片付けや補修部材の整理など後処理作業が続きます。今まで先送りしていた道具や材料の整理もしてしまうつもりです。それでもあすか明後日には終わりそうです。この後は大きなリフォームやDIY工事はありません。次の作業のアイデアを考えるのも楽しい時間です。

2020年5月3日日曜日

修理我花園裡的木柵欄_從第三十天到第三十三天

庭のフェンスの修理作業は、部材の取り付け工事が佳境に入っています。いよいよ工事も最終盤の段階です。今まで丹念に修理してきた部材がきちんと所定の場所に納まるのはなんとも言えない達成感があります。一方でここまで来てなんで?というようなミスが発覚したりします。


4月29日(第30日目)です。前の2日が気温が低く終日テレワークでした。この日もまだ気温が低めでしたが快晴で日差しが強く気温も高くなってきました。途中からTシャツ1枚で作業です。


パーゴラの下の柱の木製カバーが損傷していたので数日前に傷んでいる部分のみ除去しました。この日は除去した部分に新しい下枠受け部材を設置して下枠を取り付けました。トレリスを柱の溝に沿って摺動させ以前の設置位置に戻します。


レンガ造物置の背面のトレリスは設置しようとすると幅が広すぎて入りません。以前は嵌っていたのでなぜそういうことになるのかよくわかりません。おそらく取り外して立て掛けて保管している間に自重で幅方向に変形したのかもしれません。
元の寸法に戻せないので大きすぎる部分をカットします。前日カットしすぎて継ぐ羽目になってしまったので今回は寸法をダブルチェックしてから切断していきます。


大判のトレリスも残すところあと2枚取り付けるだけになりました。庭の囲まれ感が戻ってきて落ち着いた雰囲気になってきました。


先日大きくカットし過ぎたトレリスを継いでその部分を再度奥さんに塗装してもらっています。こういった補修作業をいつも丁寧に仕上げてくれます。感謝感謝です。


4月30日(第31日目)です。新緑が気持ちいいです。取り付ける部材も少なくなってきましたがまだまだ気を抜けません。ここからは難易度が高い部分の作業が続きます。


南側のフェンスの端部は既製部材のトレリスが入らず現場カットで対応します。しかも端部は直角ではないので角度を現場合わせで調整します。下枠の寸法を確定させて同じ寸法で上枠を作って大失敗、左右の向きが逆です。よくある間違いです。同じ断面の端材を使ってエポキシ接着剤で継ぎます。何度も同じような間違いをしているの専用の治具も製作しました。


瞬間接着剤なので1時間あれば実用強度に達しますが、念の為翌日まで養生して、その後240番のサンドペーパーで研磨します。目を閉じて触るとどこが継ぎ目かわからないくらい完璧に継ぐことが出来ました。スライド丸鋸、エポキシ瞬間接着剤、ランダムアクションサンダー、この3つの道具があれば木材のカット間違いは怖くありません。


南側の端部のフェンスの下枠3ヶ、上枠3ヶをカット、補修、サンダー掛けを済ませた後は奥さんが塗装してくれます。


5月1日(第32日目)です。今日は快晴で気温も上がって夏日になるそうです。朝から日差しが強いです。


昨日奥さんが塗装してくれた下枠を設置します。もう1回塗装して完成ですが、底面は再塗装は必要ないので設置してから塗装してもらいます。


敷地の東南角は変形しているのでフェンスの形状も複雑になります。微妙な角度を少しずつ調整していくのはスライド丸鋸が本当に便利です。手作業で切断していたらとてもこのような角度に短時間で仕上げることが出来ません。


昨日補修しておいた東南角のトレリスです。もともと端材のトレリスで製作したもので幅が足りなかったのですが今回は両端部に他のトレリスでカットした材料を継ぎ足して伸ばしサンダー掛けして必要な幅の部材に作り直しました。


夕方荷物が届きました。今回のフェンス工事で破損が著しくて新たに作り直さなければならなかった柱頂部の装飾部材です。


もともとこの木製フェンスは東洋エクステリアの製品(自然浴家族)だったのですが、既にメーカーが製造中止して時間が立ち保守部品も全て在庫がないということで、今回は特別にタカショーさんに特注で製作してもらいました。いつも無理難題をお願いしてばかりで申し訳ありません。今回も完璧な出来栄えでした。本当にありがとうございます。非常感謝です。


5月3日(第33日目)です。昨日はさいたま市でも気温が30℃近くあり夏の到来を感じさせました。今日はやや涼しくなりました。


朝から既存のシラカシの背面のトレリスを設置します。新設工事の際に取り付けたブラケットの設置位置が合わずに再度取り付け直す羽目になりました。


この部分は最初に設置してくれた職人さんがとても上手に納めてくれました。今回も位置は再調整しましたが同じ納まりです。仕上がりもきれいで一安心です。


カシノキの下のパーゴラのトレリスの上枠は取り外せなかったので、その位置で奥さんが塗装してくれました。


午後は残りの仮止めしていたトレリスの上枠をすべて固定してトレリスの設置工事は全て終了しました。夕方から最後の仕上げの柱頂部の装飾部材の取り付けです。台座とその上の球状部材から構成されています。最初に台座に墨出しして柱の取付位置、球状部材の取付位置に下穴を開けます。


球状部材の底部にも墨出しして下穴を開けます。東洋エクステリアではセンターにボルトを埋め込んで固定していましたが、良い納まりではないので今回はベーシックなネジ止めに変更しました。


台座の下からステンレスのコーススレッドを下穴を貫通させて球状部材と連結させます。しっかり固定できました。


台座の裏面はこんな感じで、球状部材は120度間隔で固定します。台座や球状部材がビスで割れないように細径のコーススレッドを使用しています。


実際の柱の頂部に取り付けたところです。球状部材が取り付けられているとインパクトドライバーが本体と干渉するため、一度球状部材を取り外さなければなりません。かなりの手間です。


ビスを固定する際には首の長いドライバービッドを使います。スッキリ納まっています。台座の天端にビスが露出していますが、実際には見えないのでこれで良しとします。


装飾部材を残り14ヶ所に設置すれば長かった木製フェンスの修繕工事も終了です。今年の1月12日から始めた作業がようやく完成かと思うと感慨深いです。