2013年1月31日木曜日

Colorful Breakfast

寒い日が続きます。まだ眠い状態で朝ごはんを食べますが、今日はふと見ると朝ごはんのトーストがあんまりきれいだったので思わず写真に撮ってしまいました。数日前にたま(同居人)がパプリカのマリネを大量に作りました。とっても酸っぱいので朝ごはんに時々出てきますが、身体がしゃきっとします。


今日はマリネに葉の野菜、ベーコンでおまけにソーセージもありました。きれいな色で目もしゃきっとします。毎朝作ってくれるたまに感謝です。

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2013年1月30日水曜日

おすましぷーちゃん

今いる職場はトレンドウォッチングみたいなこともしているので、その手の雑誌がたくさんあります。午後の一休みでコーヒーを片手に社内立ち読みをしていたら、日経トレンディに最近のヒット商品ということで「おすましぷーちゃん」なるものが出ていました。どうも関西が発信源らしいです。


この巨大なトートバッグにびっくりです。


一瞬ロシア語かと思ってしまいました。

ちょっとサンリオのキティに似てますが微妙に違います。路線は同じかな。こういうキャラが今はもう瞬時に流行るんですね。おそらく知らないうちに流行って知らないうちに流行が終わっているものもたくさんあるのかも。この速さがメイドインジャパンの東アジアでの人気の厳選の一つなのかもしれません。ここまで来ると変化の遅さが魅力のヨーロッパのブランドとの対比が面白くなってきます。ヴィトンも村上隆とのコラボでスピード感を出すとか色々やっていましたが、ブランドにはスピードもその価値の一つになっているんですね。

このスピード感はTwitterやFacebook、LINEなどに通じます。SNSとトレンドが同期しているということなのでしょう。

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2013年1月29日火曜日

中国の濃霧


中国の毒の濃霧がすごいことになっています。有害物質を含んだ濃霧が発生した北京市では1月28日に6段階の大気汚染指数で最悪の「深刻な汚染」を記録したそうです。数百メートル先が見えない状態で、中心部の天安門に掲げられた毛沢東の肖像画もかすんだそうです。

中国全土の3分の1が濃霧に包まれ、各地では視界不良のため空港や高速道路が閉鎖されました。 北京市では、有害物質を含む濃霧の発生は今月4回目だそうで、北京市の環境当局は数日は汚染状態が続くとして「外出を控えるなどの自衛」を住民に呼び掛けたようです。パンダも黒熊になってしまいそうです。


北京の毒ガス濃霧はいわくつきでオリンピックの時は工場の操業を止めさせてかろうじて基準値を下割る状態を維持させたとの報道がありました。もはや人間の住める状態ではありません。ここでマラソンを走った人がいるとは悲劇です。この毒ガスが風にのって日本に来ると思うとぞっとします。尖閣諸島の領空侵犯よりもこの毒ガスが日本の領海に入った時点で中国に抗議すべきです。

3.11の津波による漂流物がアメリカ西海岸に漂着し、その除去費用の一部を日本は負担することになりそうです。その理屈が世界で通用するのならば中国にも同様の抗議をすべきです。抗議が認められなくても中国がこういった世界規模の環境破壊活動を継続して行なっていることを世界に訴えるべきですね。

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2013年1月28日月曜日

雪国さいたま

昨日の夜の天気予報で、さいたまは明け方から雪が「積もる」とのことでした。朝起きてみるとベランダや庭は真っ白、車も真っ白で大急ぎで車の雪を払いました。


この前(1月14日)程ではないですが庭は真っ白。その向こうの高校のグランドも真っ白です。


駅に行っても雪はたくさんあります。ただしもう降っていません。


新宿について窓から外を見ると雪は全然ありません。さすが雪国さいたま。とほほです。ランニング道具を持ってくるんでした。

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2013年1月27日日曜日

メイドインジャパン

昨日のNHKの60周年記念ドラマ「メイドインジャパン」見てしまいました。色々考えさせられました。かつての日本の成長の屋台骨を支えた家電業界の凋落が描かれています。代わりに台頭する中国を始めとする新興勢力。今まではそれでも日本は優位を保って来ましたが、ここに来てそれも失われつつあります。


ドラマの中で象徴的なシーンが、リチウムイオン電池の開発が凍結されるシーンです。これ以上の開発費が出せないという理由でした。おそらくこのセリフは日本の製造業の中では日常的に出ていることでしょう。これこそが日本のメーカーが衰退した理由の一つであると思います。

本当に重要な技術なら他を削ってでも開発を進める、そのための社内での意志をまとめる。日本はそういう進むべき道を見出すのにここ20年くらい失敗し続けているのだと思います。日本人は目標が見つかれば死にもの狂いで頑張って奇跡を起こす程の力を見せます。「プロジェクトX」の世界です。しかしその目標探しそのものが保守化し、過去の成功体験の延長線でしか考えられなくなっています。過去を引きずるのは職人であり「匠(たくみ)」です。このドラマの舞台となったメーカーの名前が「タクミ電機」というのは何やら象徴的です。

結局企業の方向という大きな舵を握るのは最高経営責任者であり、その判断は民主的に決まるものではありません。どこを削ってどこを伸ばすかは社長が決めるものなのです。ここ数年はかつてないほど企業経営者のそういう面での資質が問われています。市場は調整型ではなく先導型の企業経営者を評価します。スティーブ・ジョブスに代表されるようなビジョンを持った経営者でないと会社という巨大組織は生存できなくなっています。総務部長のような社長は目標を示すことができません。最近のソニーの平井社長やパナソニックの津賀社長が明確な方向性を出しつつあるのは希望が持てます。

このドラマで社長がどのような働きを見せるのか楽しみです。唐沢久明率いるチームの勝利で終わったら、それは新しいプロジェクトXにすぎません。どんな展開になるのか、来週の土曜日が楽しみです。

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2013年1月26日土曜日

デザイン以前に

昨日調査に行った東松山の住宅団地ですが、素晴らしい設計のアイデアをもらった一方で考えさせられる設計にも出会いました。ここは住宅・都市整備公団が開発し、1997年(平成9年)に国土交通省の都市景観大賞「都市景観100選」に新興住宅地としては埼玉県で唯一選定されているという評判の高い住宅地です。住宅地における著名な設計理論がほとんど実物で見られますのでそのまま教科書のようなところです。

考えさせられたのは高低差の処理です。見学した団地は1990年に基本設計がされています。そろそろ高齢者の問題も出てきた時代だと思いますが、高齢者が生活するには厳しい設計です。おそらく現在ではこういう設計は許されないと思います。やはり時代だったのでしょうね。


4件の住宅のためのクルドサックが設けられていて、高低差のあるもう一つのクルドサックと歩行者用のフットパスの階段で結んでいます。設計としてはラドバーンと同じ考え方です。


下のクルドサックから見るとこんな感じです。ペイブメントのデザインとか階段脇の植栽とか色々デザインは考えられています。


問題は住宅へのアプローチです。クルドサックを結ぶ階段の中間の踊り場から両側に分かれてしかも人工地盤のレベルに合わせてもう一つ階段があってようやく住宅の玄関に辿り着けます。上からも下からも階段を使わないとどうやっても行くことができません。高齢者や障害者の動線を全く考慮していません。ここは鎌倉やサンフランシスコのような元からの傾斜地ではなく、人間が作った地形です。それにも関わらずこういった設計にしてしまうのは生活者への配慮の無さを感じてしまいます。エクステリアの以前の開発者、設計者の心根の問題だと思います。

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2013年1月25日金曜日

謎の駅

住宅団地の調査で東松山に行きました。日差しはあるのですが風がどんどん冷たくなって最後はじっとしていても震えがくる感じです。とある団地の一角に不思議な駅が。


一体どんな意味があるのかな?と思って調べてみると・・・!何と立派な意味があるんです。知らないのは私だけだったのかも。是非みなさんで調べてみて下さい。感動してしまいました。この団地の設計者はロマンチストだったのですね。

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2013年1月24日木曜日

冰糖葫芦

自分の働いている職場から北京の大学に留学している若い社員が中国の正月休みということで日本に帰って来ました。私が今の職場に移動になった時には彼は既に北京で学生生活を始めていたので初対面です。職場に御土産のお菓子を持ってきてくれました。


これは冰糖葫芦(ビンタンフゥルゥ)といってサンザシの実に飴をかけたお菓子で北京の冬の風物詩なのだそうです。このお菓子の由来をWebで調べてみると・・・

皇帝の妃がひどい拒食症にかかり、どんな薬を飲んでも治りませんでした。仕方なく、全国各地から効き目のありそうな薬を捜すことになりました。すると、ある漢方医から「食事の前に5個から10個ぐらいのサンザシを砂糖で煮込んでから食べてみなさい」という処方が寄せられてきました。漢方医の言ったとおりにやってみると、半月後、妃の拒食症はすっかり治りました。サンザシが食欲を増進する働きがあることが分かり、この食べ方が世間に広がっていきました。

ということだそうです。実際に食べてみると表面の飴がものすごく硬いです。今は歯の治療をしているので一瞬まずい!と思いましたが顎に力を入れるとバリッと飴が割れてサンザシの程よい酸味が口の中に広がりました。日本のお祭りのリンゴ飴と似ている感じです。明日会社に行ってもまだたくさんありそうですが歯のことが心配なので食べるのはやめておこうと思います。結構美味しかったので残念です。

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2013年1月23日水曜日

空間除菌ブロッカー

昨日から空間除菌ブロッカーなるものを会社で使っています。ネックストラップに取り付けて首からぶら下げておきます。会社のIDカードのストラップにそのまま付けてます。

何でもこの中から二酸化塩素が空気中に拡散してインフルエンザや花粉を撃退してくれるそうです。本当にこんなもの効果があるのか半信半疑でしたが、先週末に自宅近くのショッピングモールに行ったら首からぶら下げている人があちこちに。一旦開封すると1ヶ月効果が持続するそうです。


この不思議な物体の周囲1立方メートルの範囲を除菌してくれるそうです。まるでSF映画のバリアーみたいです。そう思うとおちゃめな感じで付けていても苦になりません。塩素の匂いも全然気になりません。もし匂っても自分は水泳部だったので塩素の匂いは超OK!むしろ好きなくらいです。でも会社にいる間ずっとだったら確かに気分悪くなるかも。

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2013年1月22日火曜日

スラブヤー

エクステリアの歴史の調査で、「スラブヤー」という建築に出会いました。戦後沖縄でたくさん建てられた住宅だそうです。太平洋戦争が終わって沖縄はアメリカの一部として次々と駐留軍の基地が建てられました。ところが沖縄は木材も鋼材もありません。ただし周りは全て海岸で砂だけは豊富にありました。アメリカ軍は米本土からコンクリートブロックの製造装置を運び込んでコンクリートブロックを大量に作り兵員の宿舎を作りました。


コンクリートブロックの製造には沖縄の人たちも従事し、そこで目にしたブロックを自分たちでも作って焦土とした島に自分たちで住まいを作っていきました。躯体は鉄筋コンクリートのラーメン構造で、陸屋根の下の柱の間にブロックを積みました。業界用語であるスラブが住宅の名称として使われているのがなんとも不思議な感じです。ちなみに私達がよく目にする赤瓦の家は「カワラヤー」というのだそうです。

沖縄にはコンクリート住宅やブロック建築が多いことが常々不思議だったのですが、少し謎が解けた気がしました。シーサー、赤瓦、ヒンプンと言ったイメージだけで沖縄の住宅を考えるのは本土の人間の表層的な理解なのかもしれません。

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2013年1月21日月曜日

MRA

今日、たま(同居人)がMRAを撮って来ました。磁気で血管の様子を撮影するものでMRIの血管バージョンです。私は昨年の秋に撮影したのですが、そのことを研修先の先生に話したら奥さんも早めに撮っておいた方がいいよと勧められて本日検査と診断を受けることになりました。

脳血管は先天的な特異性が発生しやすい部位で、クモ膜下出血では脳底部のウィリス動脈輪が好発部位といわれています。たまが検査の画像データをもらってきたのでさっきまでパソコンで見ていました。診断してくれた脳神経外科の先生からもきれいな血管だねと言われたそうです。


たまの画像はさすがに恥ずかしいのでネットの画像を載せました。もしもこの血管に動脈瘤や狭窄部位とかがあれば予防的に切除またはステントの手術になるところでした。日本人の死因の第2位が脳血管障害です。みなさんも機会があれば受診することをおすすめします。

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2013年1月20日日曜日

久しぶりに屋内で走りました

朝から雲一つない快晴です。午前中は庭の手入れをしましたがだんだんと風が出て来ました。お昼を食べて都道府県対抗駅伝を少し見ていたら風が見る間に強まり台風のような風切りの唸りの音が聞こえて来ました。風も凍えるほどの冷たさになってきたので、久しぶりに桜区のさいたま記念体育館に走りに行きました。

久しぶりに汗びっしょりになるくらい走りました。このところ寒いのであまり大量の汗をかいたことがなかったのですが、新陳代謝を刺激する意味でも時々はいいのかもしれません。トレッドミルが一度に45分しか走れないのですが、2時間の利用時間で2回水を飲む休憩をしただけでひたすら走りました。ちょうどハーフと同じ21km走りました。外で走るより疲れました。


風が冷たくなってきて駐車場から体育館に行くまでに凍えてしまいます。


体育館の中は温かいです。


ジムに行く階段。型枠コンクリートの壁が美しくて思わず写真に撮ってしまいました。


帰りは飛行機雲が輝いて見えました。冷え冷えとした夕焼け空です。

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発想の転換

アメリカのテスラという自動車メーカーがあります。電気自動車の専業メーカーでパソコン用のバッテリーをズラッとボディの底に敷き詰めるのだそうです。日本のメーカーは安直な方法だといってなかなか採用しませんが、バッテリー容量は4倍以上あり電気自動車最大の弱点といわれる航続距離もガソリン車に引けをとらない様です。最近トヨタと提携しましたね。


テスラの最新のセダンの運転席です。従来ならエアコンのスイッチやらオーディオやらがあったところが丸ごとタッチスクリーン(17インチ!)になっていて全てここで設定できるそうです。こういう突き抜ける発想は「日本のメーカーもドイツのメーカーですら出来ません。これと比べるとレクサスは田舎のインテリア、BMWやAudiのへんてこなマウスもどきの操作系も出来そこないの印象です。

個人的には小型車ならこの半分の大きさでもいいと思います。この部分をiOSやAndroidを利用すると起動時にアイコンがずらっと並んでいてもスマホと同じで全然違和感がないと思います。インターフェイスを「車」という閉じた系で考える時代は終わりつつあるといえるでしょう。自分のタブレットをここにセットできて、ついでに充電も出来れば最高です。AppleがiTVの次にテスラと組んでiCarを作ってくれないかな?

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2013年1月19日土曜日

大谷幸夫氏を悼む

建築家大谷幸夫氏が1月2日に亡くなられました。ご冥福をお祈りします。大谷幸夫氏は不思議な建築家だった印象です。母校の都立大学が八王子へ移転した時にその全体計画と主要な施設群が大谷幸夫氏によって設計されました。何度か母校には行きましたがいつ行っても印象に残らない建築というか、よい印象があまりありません。


一応大規模な建築でしたので新建築とか日経アーキテクチャとかで紹介されたのですが、酷評された印象しかありません。どこかの分譲マンションみたいと評されていたのがとてもショックでしたが、実際のキャンパスを訪れてみるとまさにその通りで愕然としたものです。鉄骨の大屋根は東京ディズニーランドみたいでその周りにライオンズマンションがいっぱい建っているという感じです。

建築が人々に素晴らしい作品として感動を与え、記憶されるものだということであれば、これはまさしく駄作だったといえます。大谷幸夫氏のWikipediaの記載にも作品として都立大学は掲載されていません。大学が移転したのが1991年、まさにバブルの真っ最中でそれがためにろくな設計できなかったという都市伝説もありました(本当だったのかも)。

在学中に移転の話が噂になり、当時私のいた研究室は学校建築ではそれなりに有名で、昭和女子大とかも設計して教授はかなり微妙な方でしたが少なくともキャンパス設計には加わるものと思っていました。コンペもなされずに決定されたのが大谷幸夫氏で、この時初めて名前を知りました。

当時、大谷氏は千葉大学の教授で、なんで千葉大の先生が東京都の大学を設計するのかたいそう不思議でした。大谷氏は東京大学を定年退職した後で、しかも東京大学では丹下健三氏の片腕だった言うことを後で知りました。東京都と丹下氏の繋がりはそれはもう周知の事実でありましたので、色々大人の事情があったということですね。

都立大学は小さな大学でしたが特色もたくさんあり、その出身という点で自分は誇りに思っていますがどうもあのキャンパスだけは未だに好きになれません。大谷氏も悔いを残しつつ旅立たれたことと推察いたします。

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