2018年6月30日土曜日

窗口低框架翻新完成了

6月の初めから作業をしてきました自宅のリビングダイニングキッチンの出窓の下枠天板のタイル張り工事がついに完成しました。もっと簡単にできると思っていたのですが結局ほぼ4週間、約1ヶ月かかってしまいました。下地の調整に始まり、下枠の見切りの設置と塗装、タイルの端材のカット、接着、目地埋めなど殆どの作業が初めてのものばかりだったのも時間がかかった原因だと思います。今回の作業でずいぶん慣れました。次にやる時はもう少し早くできると思います。


約2週間前にタイルを張るところまで作業しました。先週は出窓の一つに目地を入れました。今日は残り2つの出窓の目地を入れていきます。


目地材(白セメント)を水で練ってタイルの上に置いていきます。実はタイルの目地材も最初に購入した防カビ剤入りの製品はホワイトという色名なのにかなりイエローが強くほとんどクリーム色という感じでした。結局、1/3ほど目地を詰めたところで色がおかしいことに気がついて全て撤去して新しい材料を購入して目地を入れなおしました。こういった細かなやり直しが今回は度々ありました。


接着剤を伸ばすヘラを使って目地材を目地に詰め込みながら伸ばしていきます。このタイルは23mmの細かなモザイクタイルで厚みも10mmとかなり厚いです。実はタイルではなく大理石です。材料が厚いので目地材がどんどん入っていきます。当初購入した材料も全然量が足りず慌てて追加の目地材を買いに行きました。


全ての目地に目地材を配り終わったらスポンジで大理石表面の目地材を拭き取っていきます。この時に強く拭き取ると目地が深くなって印象が全然変わってしまいます。これも最初の目地入れで失敗したところです。目地の入れ方一つで仕上がりの雰囲気が大きく変わります。タイル工事本当に面白いです。


何度も何度も繰り返しスポンジで表面を撫でるようにして不要な目地材を取り除いていきます。完成するとこんな感じです。タイルと違って大理石の自然な色幅がいい感じです。


今度はキッチン横の出窓のタイルです。こちらは大理石ではなく釉薬のかかったモザイクタイルです。サイズは大理石とほぼ同じ25mmですが厚さは6mmです。このサイズのモザイクタイルの標準的な寸法です。同じように目地材を作って流し込みます。


ホワイトセメント1kgに対して水は約250ccです。夏場は硬化が早いので水を冷やして使うようにとの指示が取扱説明書に記載されています。いちいち作業がひと手間多いです。


こちらは先ほどの大理石とは違って釉薬を施したタイルなのでコテのすべりが圧倒的にスムーズです。しかも目地の深さが6mmであまり量も使いません。全然楽に作業できます。


先ほどの目地材であっという間に半分近く目地入れできました。慣れてきたせいもありますが快調に作業できています。


同じように表面の目地材を拭き取って完成です。この時期は西日が北側から回り込みますので天板に直射日光があたって眩しいです。部屋の感じがずいぶん変わりました。奥さんも喜んでくれて一安心です。1ヶ月近くかかりましたが美しい出来映えに苦労も忘れてしまいました。色々勉強もできました。これだからDIYは楽しいですね。

2018年6月17日日曜日

窗口低框架翻新在工作

出窓下枠のリノベーションは第2周となりました。今回は最大のポイントであるタイルの貼り付けです。弾性接着剤を塗布して一気に張っていきます。施工現場では何度も見ていますが自分で手掛けるのは勿論初めてです。


弾性接着剤(下地が合板でも使える製品)、接着剤を均すコテ、櫛目コテ、目地材と一応材料と道具は揃っています。


タイルは張り始めたら時間との競争になるので、どこにどのシートを貼るかを同じように並べておきます。


接着剤を絞り出してコテで均していきます。今週末は気温が低く接着剤の粘度がかなり高いです。そのためコテで均していくのが一苦労です。片手ではつらくなって両手で引いていきます。


とにかく全面に均し終わりました。これがかなりの重労働でした。もう少し柔らかい接着剤だと良かったです。


櫛目コテで櫛目を付けていきます。タイルを張る際にはお約束の作業だそうです。塗布量が指定されているのですが、とにかく全面に均すのが精一杯でで量のコントロールができていません。


続いてタイルのシートを張っていきます。張った直後は押さえて推すと僅かに動きますので端部やシート同士の間隔(目地幅)を調整していきます。計測して調整する時間がないので完全に目分量です。


なんとか最初の出窓下枠にタイルを張り終わりました。目地幅など仮置きしてみたときと同じように張れましたので概ねうまく行ったと思います。出窓のオペレーターの周囲などは後からタイルを切削して埋めますのでまだ隙間が空いています。


続いてもう一つの出窓です。こちらは最初の接着剤を使い切ってもう1本の接着剤を使います。奥さんに手伝ってもらって最初のチューブからほぼ完全に接着剤を取り出すことができました。


同じように全体の接着剤を均して櫛目コテで櫛目を付けていきます。二回目なので最初よりは若干手際が良くなりました。何事も経験ですね。


こちらも問題なく全てのタイルシートを張ることができました。翌日はタイルの切り欠きを行って張り込んで目地を埋める予定でしたが、タイルの切り欠きがかなり手間取ってしまったので来週末に延期となりました。全体の感じが見えてきたので少し嬉しいです。

2018年6月10日日曜日

我開始窗口低框架翻新

ベランダのウッドデッキ工事が終わって、次の大工仕事はリビングダイニングの出窓の下枠天板のリノベーションです。開けっ放しにしておいた時に風雨で天板が濡れて表面の突板がぼろぼろになってきています。こういった部分の材質を考えないメーカーの開発者の配慮の無さを感じます。傷んだ突板を撤去して別の材料を仕上げ直すことにしました。


竣工時は美しかった天板も歳月が過ぎてぼろぼろになってしまいました。まずはこの天板の突板とその下の下地を除去します。


今回は突板を撤去した後にこのようなモザイクタイルを張ることにしました。正確にはタイルではなくビアンコカララ(白大理石)です。小さなモザイクがキャラメルみたいでかわいいです。


端部には見切りが必要なので石材の厚さに合わせた角材を用意しました。これはヒノキ材なので切っている時にいい香りがしました。両面テープと真鍮釘で固定します。


角材の角がピン角なので角材にペーパーを巻き付けて角度を決めて削って面取りしていきます。


その後除去範囲の突板と下地を剥がしていきます。このように簡単に剥がれるところと未だ接着が健全でなかなか剥がせないところがあります。


今日の作業で一番ハードでした。切れ端のササクレがしばしば手に刺さって痛いし、破片が飛び散って部屋は汚れるし散々な状態です。


同じ大きさのもう一つの出窓も同様に見切材を設置します。こちらの出窓は開け放しのままでいることが少なく天板がそれほど傷んでいないので部分的に撤去して全体としては突板を残すことにしました。弾性接着剤は塗り厚が1~2mmはありますので多少の段差は無視できます。


キッチン脇の出窓にも同様にタイルを張ります。ここは実は天板の突板がほとんど傷んでいないのですが、奥さんの強いリクエストもあり、今回のリフォームでタイルを張ることにしました。


見切り材を設置し終わったら、塗装の範囲をマスキングします。中腰の作業で腰が痛いくなります。


ペンキを塗って見切り材と天板の端部を一体に見せるように仕上げたところです。塗装にまだむらがあるので、今週中にもう一度塗装して今週末にタイルを張る予定です。