2015年9月30日水曜日

今日は北京烤鴨でした

今晩は現在建設中のプロジェクトの施工会社の社長さん、現場監督さん、専門工事会社の社長さんと食事をしました。敦化北路の北京烤鴨(北京ダック)のお店です。美味しくて有名なのでもう3回くらい行っています。実は昼食も会食で飲茶でおなかがはち切れそうなくらいいただいたのですが、北京ダック好きとしては見るとやっぱりいただいてしまいました。


台北の北京ダックのレストランは大体が前日の予約が必要です。施工会社の社長さんのお心遣いに感謝です。この界隈では北京ダックで有名なお店です。


ご存知のように台北では北京ダックは皮以外の部分のお肉のお料理がスープや野菜との炒め物などで1~2品出てきます。これはそれとは別の鶏の冷製です。たっぷりの生姜がおいしいです。


炒麺も出てきました。北京ダックの前にあんまり食べたくないのですが、それでも味付けがいいので、ついつい食べてしまいます。


続いて東坡煮まで出てきました。このつやつやの照りが食欲を誘いますが、ここはぐっとダックが出てくるまで我慢です。


ついに北京ダックの登場です。ぱりぱりの皮とジューシーなお肉です。艶やかな皮がいいですね。


お味噌にたっぷり漬けた皮、肉、きゅうり、ねぎを皮で巻いて一気にいただきます。おなかが一杯とか関係ありません。北京ダックは別腹です。4個いただいてさすがもう食べられません。


北京ダックの鴨肉のスープが出てきました。ここの名物です。生姜が効いていえてしかも酸味も結構あります。この刺激で食欲が回復してしまいます。


それでもまだ皮とお肉は半分以上残っています。5人でこのボリュームは明らかに多すぎですが、食べきれないほど頼むのが中華権のおもてなしの基本なので仕方がありません。


美味しくおいただきました。すばらしい施工をしていただいて本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。


どっさり余ったダックと皮と野菜、たれを外帯してもらいました。北京ダックのお持ち帰り、贅沢すぎますね。本日は大変ごちそうさまでした。

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担仔麺食べました

台湾滞在中の妻がどうしても食べたいということで、昨晩は担仔麺を食べに行きました。東区の度小月です。どうもあの小振りな鉢で食べるのがいいみたいです。女性には台湾の色々な料理の量の多さがかなりきびしいようです。


台風明けでひょっとしたらお休みかもしれないと少し心配でしたが営業していて一安心です。


定番の茹でたけのこです。マヨネーズやっぱり甘かったです。


担仔麺は湯で、お約束の煮玉子も追加です。これはやっぱり汁がある方が好きです。


豚足の煮物です。コラーゲンプリプリですが、最近は色々美味しい豚足料理屋さんにも行ってますのでやや味の染み込み方が薄めだった印象です。


お約束のソーセージです。生にんにくは胃への刺激が強そうでパスしました。


私はパイナップルビール、妻は酸梅湯を飲みながら料理を食べました。酸梅湯はわが家では梅カツオと呼ばれてます。妻はかなり好みなようです。


食事を済ませてお店を出る前に担仔麺を作るパフォーマンスにしばし見入ってしまいました。台南の本場はもっと汚れていてそれだけ迫力がありますが、台北のお店はきれいに整えられています。担仔麺はしばらくするとまた食べたくなります。台南のソウルフードですね。

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2015年9月29日火曜日

自宅で小籠包を蒸して食べました

今日は午前中は台北は公共機関が休みなので街がのんびりしています。ということで午前中にがっつり仕事をして午後は特別休暇(有給休暇)いただきました。アパートに戻って滞在中の妻にお願いして小籠包を蒸してもらいました。


先日、迪化街に行った時に思わず買ってしまったのがこの小籠包用の蒸籠です。


蓋と下の器を別々に購入します。お店のように何段も重ねて使うこともありますよね。


以前から使っているIKEAの寸胴鍋の上のセットしてみました。どうも座りがよくないのですがご愛嬌ということで。


7分蒸したところでちゃんと火が通ったのか試食してみました。もうちょっとかな。実は冷凍(冷蔵)小籠包はとてもポピュラーなのかと思ったらほとんど売っていません。基本は包んだらすぐ蒸すもののようですね。鼎泰豊でも冷蔵はあるようですが本店などの限られた店舗でしか売っていないようです。FB友達の新保さんからもお店を紹介していただいたので今度探しに行きます。


ということで10分蒸して食卓に登場です。なんかお店の蒸籠と比べると新品っぽいです。繰り返し使ってお店の蒸籠みたいな雰囲気になるといいですね。


鼎泰豊の小籠包と比べるとやや皮が厚いですが、中にはしっかりスープがたっぷりです。小籠包をおかずにして白いご飯とお味噌汁を食べましたが意外なほど合います。きっとつけて食べるお醤油とお酢が日本食に馴染みがあるからでしょう。

次回はお薦めの小籠包を買ってきて台湾ビールで小籠包三昧をやるつもりです。今から楽しみです。

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台風「杜鵑」が通り過ぎました

昨晩、台湾に上陸した台風「杜鵑(DUJUAN)」は未明に台湾海峡に抜けたようです。昨晩はものすごい雨と風の音でしたが、今朝は風はやや唸りがあるものの概ね天気はいつもの様子に戻りつつあります。雨も降っていないのでいつものように中山國民中学に走りに行きました。


上空を雲がすごい速さで抜けていきます。地上と違って上空はまだかなり風が強いようです。


グラウンドは吹き飛ばされた樹木の枝や葉がいっぱいです。ランニングは早々に切り上げてみんなで落ち葉を掃除します。


中学校のグラウンドは自分たちの活動の場です。みんな一生懸命自分の家のように掃除します。


トラック脇の花壇も晨運社のみなさんがみんなで協力して草花を植えてお世話をしています。今回は大きな被害がなくて良かったです。


午前中は台北の公共機関は休みですが、私の務めている会社は朝から通常勤務です。民友三號公園では大きな木が倒れています。


民生東路沿いのベンツのショールームです。水が入ってこないようなフェンスが設置されています。隣りの銀行にも同じような設備がありました。


会社のそばの銀行では看板が吹き飛ばされてます。昼休みに見たら既に周囲は立入禁止になっていました。

今回もあちこちで被害はありますが、8月上旬のソウデロアよりは被害は少ないようです。或いは前回の被害の後で色々対策を施したのかもしれません。今日の午後か明日にはいつもの台北に戻りそうです。

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2015年9月28日月曜日

中秋節の町内会です

中秋節の3連休も終わり、最終日は台北は台風の上陸で大混乱となってしまいました。中秋節が始まる先週の木曜日に私の住んでいる町で中秋節の町内会の催し物がありました。ランニングクラブの先輩から民友1號公園(町内には公園が3つあります)でお祭りがあって食べ物がたくさん出るから食器を持って6時30分には行くといいよ、と教えていただきました。


ということで6時30分に民友1號公園に妻と一緒に行ってみると、イベントの準備はあるのですが人が殆どいません。ましてや食器を持ってワクワクしているのは私達だけ、超恥ずかしいです。


ですがよく見ると会場の周囲には色々な食事が用意されています。左は油飯、中央は緑豆のスープをかけた米苔目(これはスイーツですね)、右は炒麺です。油飯大好きです。炒麺も好きです。


反対側には左が仙草(これもスイーツ)、魚丸油(魚のすり身のボールが入ったスープ)、右は油葱稞(葱と肉を練りこんでで蒸したお餅)です。油葱稞は初めてです。どんな味でしょうか?


6時45分くらいに突然、それぞれの料理の前に行列が出来ました。私は油飯、妻は炒麺に並びました。はっきりしたもので、緑豆湯米苔目はあまり人気がありません。反対側も魚丸湯と油葱稞が人気でスイーツの仙草は後回しといった感じです。


イベントが始まり、最初に町内会長さんがご挨拶です。みなさんお料理に並ぶのが忙しくて殆ど聞いていません。仕方がないですね。なんと言ってもお料理は無料です。気がつくとみなさん、みんな食器やタッパーウェアを持参しています。


ようやく料理を手に入れることが出来ました。これは炒麺です。太目の麺ですが穏やかな味付けでとても美味しいです。油飯も很好吃でした。


気になっていた油葱稞はこんな感じです。お餅というよりはもっとぷるんぷるんしています。以前に食べたこともあります。配ってくれた小姐からお醤油?ソース?と普通に聞かれました。日本人とすぐにわかったみたいです。どこでわかるのかな?


正面ではスピーチとカラオケ大会が始まりました。そして本日のメインイベント、お子さんのダンスです。ご両親やお爺ちゃん、お婆ちゃんがみんなスマホでカメラで動画撮影です。この後みんなでLINEでシェアするのでしょう。台湾は子供さんも落としよりみんなLINE大好きです。LINEの無い時代がどうだったのか想像ができません。

イベントでは晨運社のみなさんにもたくさんお会いしました。同じ町内会でいつも顔を合わせていると本当に地域のコミュニティを身近に感じます。

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またまた迪化街を巡りました

永楽布業商場を訪れて当初の目的を果たしたので、前回は駆け足だった迪化街の建物をもう少しじっくり見て回ることにしました。6月、7月はとにかく外にいること自体が苦痛なほど暑かったので、今の時期は本当に楽になりました。



この界隈の老舗の建築の装飾は本当に見ていて飽きません。日本でも上野の周辺には看板建築と呼ばれる独特の装飾の店舗がありますが、看板建築は木造に建物に擬似的に石像や煉瓦造のファサードを付与したものでまさに看板を纏っています。

迪化街の建物は木造ではなく煉瓦造で本格的な装飾が施されています。そういう意味では京都の三条通の建築に近いかもしれません。


最初はルネサンス、バロック調の装飾を見て喜んでいたのですが、だんだん見ているうちに更にオリジナリティを加えた意匠があることに気が付きました。特に正面の妻飾りが面白いです。


これは本当に凝っています。総じてこういったお金がかかっている建物は海産物問屋よりも漢方薬の店舗に多いことに気が付きました。漢方薬は儲かるんですね。


今回の一番のお気に入り。正面の丸窓の周りの朝鮮人参(高麗蔘)の表現が素晴らしいです。根菜の周りの毛根まで表現されてます。こだわりがあるんですね。


建物のファサードの下には活気溢れる騎樓の街並みです。これって世界でも台湾にしかない建築様式かもしれませんね。


騎樓を構造的に安定させるためにアーチが多用されています。ルネサンスの建築に見られる回廊とも意匠の共通点がありますね。フィレンツェのオスペダーレ・デリ・インノチェンティに通じるものがあります。オスペダーレの場合は片側が石の円柱なので構造を維持するためにタイバーが入っていますが、台北の騎樓は煉瓦造で構造耐力も大きいのでタイバーは不要なようです。


これはアーチのカーブと柱との接合部を見ると煉瓦造ではなくコンクリート造でしょう。コンクリート造ならこういったカーブは必要ありませんが、迪化街の騎樓の雰囲気を尊重しているのだと思います。素敵な考え方ですね。


永楽市場から引き返して民生西路に戻ってきました。せっかくなので大稲埕埠頭に行ってみます。


埠頭の入口附近にはなぜか自転車屋さんが並んでいます。ここで働いている晨運社の先輩もきっとここでロードバイクを買ったのかもしれません。そんなことを想像するのも楽しいですね。


大稲埕埠頭です。洪水を防ぐために台北は基隆河や淡水河のような大きな河には必ず堤防とゲートが設けられています。ここは第五號水門でもあります。


淡水河河畔はかつては交易の中心地だったそうで、当時の貿易船の模型も飾られています。実はここはサイクリングではよく来るところです。ここから市内に入るのがいつものコースです。今日は花火大会があるとのことで、お昼すぎなのにもうかなりの人が集まってきています。


再び迪化街に戻ってきました。迪化街では古い街並みを修復する工事があちこちで行われています。民間で行われているものもあれば、政府の保存事業で行われているものもあります。


建築許可証の看板を見ると、歴史性建物の修復工事とあります。設計者も施工者も民間ですが、政府の補助が出ている工事のようです。どのように修復されるのか楽しみです。完成枳実が修正されているので、工事はどうも遅れ気味みたいです。


迪化街に今日やってきた目的はもう一つ、小籠包の蒸籠を買って帰ることです。自宅で小籠包!今度挑戦するつもりです。


自宅の鍋のサイズを図ってくるのを忘れてしまったので目見当で八寸のものを買いました。下の部分、上の蓋の部分、それぞれが100元です。冷蔵の小籠包を今度探しに行くつもりです。やっぱり最初は鼎泰豊ということでしょうか。

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