2015年9月20日日曜日

陽明山マラソンを走りました

大会名:2015陽明山越野路跑賽
種別:クロスカントリーレース(10.6km)
記録:48分42秒(自己計測ネット)
Website http://www.sportsnet.org.tw/20150920_web/#index_1

台北に赴任してから初めてのロードレースです。出張で来ていた時は2年前に台北マラソンも走りましたし、今年の8月6日には台北アリーナの隣の競技場で5000mのタイムトライアルにも出場しましたが、今シーズンの本格的なレースはこれが初めてです。


早朝の山岳レースなので交通手段がありません。MRT劍潭站から予約しておいたシャトルバスに乗り込みます。ランナーがぞろぞろ集まってきます。日本と変わらぬ雰囲気です。


シャトルバスは午前5時出発なので、車中では爆睡でした。到着して外を見たら別世界。陽明山は初めてです。しかもとても寒い!です。一面のガスと霧です。


ここは陽明山系の中の小油坑というところだそうです。気温19℃!日本なら寒いというわけではありませんが、台湾に慣れてきたせいかとても寒く感じます。


霧が一瞬晴れると異様な光景が。巨大な噴火口のような部分からガスが吹き出しています。今も活発に火山活動があるそうです。気が付くと硫黄の臭いもします。温泉ですね。


この時期では考えられないような上着を着てきましたが、これでも肌寒いくらいです。


一緒に走る施さんです。陽明山マラソンは以前走っていらっしゃって防寒対策もバッチリです。


寒い寒いと言ってられないのでレースウェアに着替えてウォーミングアップです。


施さんは、防寒用のコンプレッションウェアです。さすがです。私もせめてアームウォーマーくらい持ってくればと後悔しました。


スタートが近づいてきてランナーのみなさんが集まってくるとおしくらまんじゅうと一緒で寒くなくなります。考えて見ればこれは日本でも冬のレースでは同じですね。


レースは始まって400mほどの坂を降りると、そこから先は軍の基地の中を走ります。写真撮影は一切禁止です。連続したアップダウンがこたえました。最高点と最低点の標高差は160m程度なのですが獲得標高差は840mに及びます。ハードでした。


ヘロヘロになってゴールしました。10Kレースなら43分くらいが普通ですが、今日は5分以上遅くなってしまいました。アップダウンのせいにしておきましょう。


施さんもほどなくゴールです。私よりも15歳以上も先輩ですがそのパワーは素晴らしいです。自分が施さんの歳になって同じように走れるとはとても思えません。人生の大先輩です。


ゴールしてしばらくするとガスと霧が一時的に晴れました。小油坑の温泉蒸気の立ち上る様子がよくわかります。


箱根の大涌谷みたいです。かなり感動してしまってもう一枚記念撮影です。


施さんもお疲れさまでした。みなさんレースの後の爽快な表情は日本と同じです。


預けた荷物を受け取りに並んでいると表彰式が始まりました。男子の優勝タイムは37分台。すごいです。10位の方のタイムは42分。やっぱりみなさん速いです。8位が日本人の方だったようです。入賞の賞品はGarminのスポーツウォッチ、さすが台湾です。


温泉蒸気が立ち上っている場所を近くから見ることができました。確かに硫黄の黄色い色合いを見ることができます。台湾にも温泉玉子とかあるんでしょうか。


9時からシャトルバスが動き始めたので、早々に乗り込んで台北市街に戻りました。陽明さんの山頂附近は晴れると日差しが強くてしかも風が涼しいという典型的な山岳地の気候でした。台北市内とは空気が違います。今度はのんびり観光で来たいですね。もちろん涼しい時期にです。

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