2015年9月25日金曜日

迪化街を巡りました

昨日は、特別休暇(有給休暇)を取得して日本からやってきた妻と一緒に台北の一大問屋街と言われる迪化街を歩き回りました。晨運社のメンバーの友人がガイド役を買って出てきてくれたの怖いもの無しです。


まずは捷運雙連站で降りて民生西路を西へと歩いていきます。最初に出会ったのは御存知マンゴーかき氷の冰讃です。今年の夏も大変お世話になりました。


迪化街が乾物類の大問屋街ですが、そこに連なる民生西路も既に同じ問屋が軒を並べています。


白木耳に干し椎茸が業務用サイズで売られています。肉厚の椎茸は日本産のどんこです。


珊瑚草です。海草の一種でコラーゲンと天然酵素がたっぷりだそうです。


ここは植物系の乾物です。豆類、穀類、棗も種類豊富です。量り売りもあればパッケージに入れたものもあります。


王道の海鮮品です。これは海鼠です。色々な種類があります。


さらには鱶鰭にスルメ、お店の奥には乾燥貝柱など、お店の前の空気が海鮮たっぷりです。


ということでようやく迪化街にやってきました。ここから民生西路を曲がります。


最初に惹かれてしまったのがドライフルーツのお店です。半生のやわらかい愛文マンゴーが1斤で360元。台北のスーパーで買うよりもはるかに安いです。日本と比べるとびっくりです。もちろん試食OKです。愛文の風味がそのまま。さらにグアバのドライフルーツも買いました。


お店の佇まいも民生西路よりも本格的で歴史を感じさせます。老舗という感じですね。


台湾バロック調というらしいです。西洋建築史的にはもろにいい加減なネーミングですが、確かに雰囲気はそういう感じです。


リノベーションの工事現場もありました。壁を保存して内部の架構は鉄骨で自立させています。欧米のレンガ造建築でよく用いられる手法ですね。


昔は店舗であった建物がギャラリーにコンバージョンされています。間取りの一端が垣間見えますが日本の町屋に驚くほど似ています。設計条件が似ていると同じ解になる好例です。


通り庭的な空間をぬけていくと奥には中庭があって瀟洒なカフェがあります。ちょっとニューオーリンズみたいな雰囲気です。


この日のお目当ての一つは籠屋さん巡りです。一軒目発見です。


ぎっしり籠、籠、籠です。小籠包を蒸す蒸篭もたくさんあります。これを買って帰れば自宅で小籠包が食べ放題!夢みたいです。


二軒目の籠屋さん発見、こっちの方がごちゃごちゃしていてその分本格的です。


迪化街を引き返して、小籠包の調味料入れで有名な民藝埕にやってきました。


蒸篭に入ったこの調味料入れは、陶器の肌合いがとてもいいです。欲しいのですが使う機会がないので残念ながらパスです。


歩きつかれたので、ちょっと足を伸ばしていつも行く米苔目の呷二嘴で一休みです。


歩いて歩いてちょっと小腹も空いたので、米苔目はちょうど良い腹押さえになりました。迪化街は巡れば巡るほど奥が深いです。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


台湾(海外生活・情報) ブログランキングへ


0 件のコメント:

コメントを投稿