2019年9月29日日曜日

花園倉庫更新從第三十四天到第三十五天

レンガ造物置は屋根工事がいよいよ最終段階です。先週は屋根下地となるルーフィングを敷設しましたが、この週末で仕上げとなる屋根材を設置しました。色々な材料が選択できますが、以前の物置と同じようにアスファルトシングルを設置しました。

実は2010年に物置の屋根をやり直したのですが、その際は近くのホームセンターで普通にシングル材が入手できました。今回も買いに行ったところ取り寄せになりますとのことで色々探す羽目になりました。世間はキャンプなど自分達で作って楽しむ雰囲気ですが、本格的にやるにはむしろ材料は入手しにくい状況になっている用に感じました。少し寂しい感じです。


9月28日(第34日目)です。前回のルーフィング敷設工事の後に平日の早朝に屋根の縁の幕板を設置して塗装しました。そういう意味では34日目ではなくプラス4時間くらいです。


シングル葺きの最初は屋根の最下端にスターターと呼ばれるシングル材を設置します。今回は旭ファイバーグラスのリッジウェイという製品を使用しました。スターターはコーキングガンで専用のセメント(接着剤)で固定しますが、道具が無いので防水両面テープで代用しました。


更にシングル材専用釘で固定します。土曜日は自身の病院に2ヶ所行って、さらにわが家のねこのこばんをかかりつけのクリニックに診察してもらいに行きました。ここまで作業して日没終了となりました。


9月29日(第35日目)です。昨夜の夜半に雨が降るとの天気予報でしたのでブルーシートを掛けて予防しました。結局雨はふらなかったようです。午後1時過ぎには雨になるとの天気予報でしたので6時に起きて7時から作業を始めました。眠いです。


昨日固定したスターターの釘の頭に防水両面テープを設置します。これもコーキングの代有です。


スターターの上にシングル材を載せて固定します。釘打ちのラインが表示されているので墨出しの手間が無くなって施工がスムーズです。実際の工事でもかなりの時間は墨出しとそのチェックに費やしていますので助かります。


下から順々にシングル材を張っていきます。継ぎ目が揃わないように馬乗り目地のように設置します。日本とアメリカでは方法が異なるそうです。興味深いですね。


今回はシングル材を重ねながら8段設置します。7段目までやってきました。本格的な設置工事を始めて4時間は経っています。まだ天気は大丈夫なようです。


8段目は奥行方向を調整して端部がちょうど納まるように長手方向をカットします。この上に9段目を設置して作業は完了です。ようやく終りが見えてきました。


8段目は端部なので釘も多めに使って固定します。9段目は化粧材(8段目でルーフィング材の保護は完了しています)なので釘ではなく両面テープ中心の固定方法です。


9段目を設置して釘で固定してゆきます。この状態では脚立ではなく屋根の上に完全に載って作業しています。小屋組みは頑丈に作っているのでびくともしません・


9段目を固定した釘は他のシングル材では隠れないので、防水のシール材料(防水テープ)を用意しました。


パッチのように矩形のテープの角を丸くカットしたものを釘の頭に貼っていきます。前回の物置も同じように納めました。遠目にはほとんどわかりません。


午後3時過ぎにはなんとか屋根工事が全て終了しました。これからは雨を心配しないで済みそうです。残りは建具工事と内装工事です。来週には建具工事に取り掛かりたいです。


以前の木造物置の屋根は改修後も簡単なシングル葺きとしていて、長年の使用で端部のシングルザイが欠けてしまったりしていました。今回使用した製品は端部も中央部も全て二重の仕様になっているので前回よりは破損しにくくなっているようです。重厚な感じに仕上がりました。

2019年9月23日月曜日

花園倉庫更新第三十三天

レンガ造物置は昨日は屋根を掛けて固定したところで日没終了となりました。今日は屋根材の設置工事でルーフィングの敷設工事です。その後のシングル葺き工事までやりたいところですが、午後から急虚、親戚の葬儀に行かなければならなくなり作業はお昼前までとなりました。


昨日の夜半から雨が降るとの天気予報だったのでブルーシートで養生しました、屋根ができているのでシートに溜まった水で内側に凹むこともなく良好に養生できました。


アスファルトルーフィングを敷いていきますが、雨が上がったと思ったら台風17号の接近のせいか風が強くなってきました。重いルーフィングが風で大きくひるがえり非常に作業がやりづらいです。とにかく最下部の側面部分にルーフィングを両面テープとビスで固定していきます。


水下部分は屋根の縁材の高さに合わせて配置していきます。側面は寸法に余裕を見ているので、最後にはみ出した部分をカットします。


ルーフィングの幅は1mで端部の折返しも含めて1枚では足りません。重ね合わせて施工します。最初に下部を敷設して、次にかぶせるように上部を敷設します。重ね代は200mm以上ということでしたが念のために350mm重ね代を確保しました。ここも両面テープで固定します。


仕上げに側面部を縁材に合わせてカットして、コーナー部を折り重ねて固定します。10年以上前ですが以前も同じ納め方をした覚えがあります。


反対側の側面も同じように折り重ねます。同じように上側も折り重ねます。これでアスファルトルーフィングの敷設が完了です。


台風の影響で風が異常に強いので、ルーフィングの吹き上がりを防止するために上側のルーフィングの下端をガムテープで固定します。ただしこのままでは水が溜まると抜けませんので、シングル材を施工の際には撤去します。とりあえず雨が降っても大丈夫な状態まで工事が進みました。来週末はシングル葺き工事の予定です。

花園倉庫更新從第二十九天到第三十二天

わが家のレンガ造物置工事ですが、施工の進捗状況の報告が随分空いてしまいました。施工をしていなかったのではなく、施工が大変で終わるとブログをアップする力が残っていないほど疲れてしまう日々が続いていました。今までの施工をまとめてご報告します。


9月15日(第29日目)です。雨模様の多い日が続いていますが、この日は日差しが眩しい快晴です。夏とは違って日差しの軽さを感じます。


レンガ壁の最上段に設置したアンカーボルトに土台を設置していきます。アンカーボルトが傾いているので台直しをして、さらに通りが出ていないので位置を確認して土台に穴を開けていきます。土台の下に敷いてあるのはベランダのデッキ工事にも使ったゴムマットです。土台だけではなくその外側の壁も受けます。


アンカーボルトの位置に合わせて土台の穴開けをして土台を組んでいくので時間がかかりますが、しっかりやっておかないと後々の工事の誤差が大きくなるので慎重に作業していきます。この日はここまでやって日没で作業終了です。
午前中はマラソンのオリンピック選考会レースを見ながらだったのですが、それにしても細かな調整作業が多く仕事が全然捗りません。


9月16日(第30日目)です。午前中は雨が降っていたので午後から作業を始めました。妻壁の部材を組み合わせて妻壁のパネルを作ります。斜めにカットした部分も概ねうまくできているようです。


うまくできたと思っていたのですが土台に設置しようとするとアンカーボルトが妻壁の地繋ぎ材に当たって設置できません。普通に考えれば思いつくはずなのですがすっかり検討が抜け落ちていました。地繋ぎ材を一度外して部分的にカットして設置します。ようやく右側の奥の桁壁と組み合わせて固定することができました。


前側の桁壁とも固定します。土台を慎重に組んだので、壁同士の組み立ても概ね誤差の範囲で治まっています。この日もこれだけやって日没で作業終了です。


9月21日(第31日目)です。土台と妻壁、桁壁の組付けが終わってなんとなく形が見えてきました。


奥の桁壁に束を建てていきます。桁壁は2X10材の一枚板なので反りなどが若干あります。メンテナンスで屋根上に乗ることを考えると補強の必要がありそうです。


束の位置に合わせて垂木を設置していきます。ついに屋根工事が本格的に始まりました。部材寸法も概ね良さそうです。


桁壁に当たる部分は必要に応じてゴムマットのスペーサー(1,3,5mmのどれかか組み合わせ)を設置します。今回はゴムマットが大活躍です。


垂木を全て組んだところです。ピッチは230~350mm間隔でかなり細かく設置しました。今回屋根板は重量を考えて15mmではなく12mm厚の塗装合板を使います。屋根板が薄い分だけ垂木のピッチを細かくして屋根面のたわみや変形を抑えています。この日の屋外作業はこれで終了です。


翌日は天気予報では雨が多くて午前中しか作業ができないとのことなので、夜も屋根パネルの作成を行っています。屋根板が巨大で玄関ホールでしか作業できません。


屋根板の周囲の枠材を取り付けて垂木との接合箇所を墨出しておきます。場所が狭いので作業が非効率的でこれも時間ばかりかかります。


9月22日(第32日目)です。天気予報では曇り時々雨だったのですが朝から日差しもあって暑い日になりました。朝一番で奥さんと一緒に屋根パネルを庭に出してきました。


左側のヤマボウシの株立ちがあってそのまま屋根パネルをレンガ壁の上にの載せることができません。結局右側で一旦屋根パネルをレンガ壁上に載せて、それから90度回転させて所定の位置に据え付けます。4月27日から始めたレンガ造物置工事ですが、ついに屋根を架けるところまでやってきました。


奥の桁壁の上部にはゴムマットを設置して屋根パネルの荷重を支えて且つ桁壁上端と屋根パネルの間に隙間を設けて換気性能を確保します。


桁壁の側面にもゴムマットを設けて換気のための空気が流れる隙間を設けます。今年の7月のような湿度が高い状態が続いた場合でも換気できるような設計にしています。


端部など必要な部分を調整できたので、いよいよ屋根パネルを建物(垂木)に固定していきます。ビス穴の位置がずれていたらどうしようと心配だったのですが、大きな問題もなく屋根パネルを建物垂木に固定していきます。


全ての垂木とのビス止めが終了しました。後はケラバから妻壁に固定ビスを打ち込めば屋根固定工事は完了です。


垂木と束がしっかり屋根の重量を支えてくれています。垂木と屋根パネルの固定も良好なようです。


最後にビス穴の部分を防水テープで保護して本日の作業は終了です。明日はアスファルトルーフィングの設置、時間があればシングル材の設置まで行いたいです。


今日は夜半から雨が強くふうそうなので、この上にビニールシートで養生します。なんとか屋根工事までこぎつけることができました。屋根工事はあともう少しで完了です。

2019年9月14日土曜日

花園倉庫更新從第二十七天到第二十八天

庭の物置の工事はレンガ積み工事が終わったのが7月末でしたが、8月はあまりの暑さでレンガの表面のモルタルを落としただけで他にはほとんど何も工事ができませんでした。実際にはお盆休みはガレージの掃除やベンチの掃除と塗装など物置工事で先送りにしていた作業を優先的に行いました。
9月になって少しずつ涼しくなってきたのでようやく物置工事も再開です。レンガ積みも終わってこれからは屋根工事と扉工事、そして内部工事です。中でも最も重要で難しいのが屋根工事です。大きく分けると小屋組と屋根葺工事です。今週末で何とか小屋組工事を終わらせたいと思います。


9月8日(26日目)は小屋組工事の最初で最上段の目地にレンガ壁に小屋組の土台を固定する為のアンカーを設置します。ドリルで穴を開けて全ネジをセットしてエポキシ接着剤で固定します。垂直に穿孔するのが意外に難しいです。何本かは台直しが必要です。


9月14日(27日目)は実際の小屋組の材料の準備です。基本は木造で小屋組みを作りアスファルトシングルで屋根葺を行う予定です。


幕板となる2X4材を昨日帰宅途中でホームセンターに寄って購入してきました。一部はカットしてもらいました。防腐剤処理済なので何となく緑色がかっています。


庭のトレリスフェンスと同じ塗料、同じ色で塗っていきます。物置の木部の色は奥さんとも色々相談したのですが結局一番落ち着いて無難なフェンスやパーゴラと同色にしました。何回か塗らないとフェンスと同じ色あいにはなりません。


第1回目の塗装が乾く間に他の部材をカットしていきます。デッキ工事で大活躍した電動丸ノコが登場です。日曜大工には欠かせません。


部材としては一番手間がかかる妻壁の部材をカットしています。失敗できないので一発勝負で緊張します。


大体いい感じでできました。以前あった木造の物置と屋根勾配は同じにしてあります。


午前中に塗った幕板と切り出した妻壁の塗装です。幕板は2回目の塗装でだんだんいい感じになってきました。明日はMGCを観戦しながら組み立て工事です。