9月15日(第29日目)です。雨模様の多い日が続いていますが、この日は日差しが眩しい快晴です。夏とは違って日差しの軽さを感じます。
レンガ壁の最上段に設置したアンカーボルトに土台を設置していきます。アンカーボルトが傾いているので台直しをして、さらに通りが出ていないので位置を確認して土台に穴を開けていきます。土台の下に敷いてあるのはベランダのデッキ工事にも使ったゴムマットです。土台だけではなくその外側の壁も受けます。
アンカーボルトの位置に合わせて土台の穴開けをして土台を組んでいくので時間がかかりますが、しっかりやっておかないと後々の工事の誤差が大きくなるので慎重に作業していきます。この日はここまでやって日没で作業終了です。
午前中はマラソンのオリンピック選考会レースを見ながらだったのですが、それにしても細かな調整作業が多く仕事が全然捗りません。
9月16日(第30日目)です。午前中は雨が降っていたので午後から作業を始めました。妻壁の部材を組み合わせて妻壁のパネルを作ります。斜めにカットした部分も概ねうまくできているようです。
うまくできたと思っていたのですが土台に設置しようとするとアンカーボルトが妻壁の地繋ぎ材に当たって設置できません。普通に考えれば思いつくはずなのですがすっかり検討が抜け落ちていました。地繋ぎ材を一度外して部分的にカットして設置します。ようやく右側の奥の桁壁と組み合わせて固定することができました。
前側の桁壁とも固定します。土台を慎重に組んだので、壁同士の組み立ても概ね誤差の範囲で治まっています。この日もこれだけやって日没で作業終了です。
9月21日(第31日目)です。土台と妻壁、桁壁の組付けが終わってなんとなく形が見えてきました。
奥の桁壁に束を建てていきます。桁壁は2X10材の一枚板なので反りなどが若干あります。メンテナンスで屋根上に乗ることを考えると補強の必要がありそうです。
束の位置に合わせて垂木を設置していきます。ついに屋根工事が本格的に始まりました。部材寸法も概ね良さそうです。
桁壁に当たる部分は必要に応じてゴムマットのスペーサー(1,3,5mmのどれかか組み合わせ)を設置します。今回はゴムマットが大活躍です。
垂木を全て組んだところです。ピッチは230~350mm間隔でかなり細かく設置しました。今回屋根板は重量を考えて15mmではなく12mm厚の塗装合板を使います。屋根板が薄い分だけ垂木のピッチを細かくして屋根面のたわみや変形を抑えています。この日の屋外作業はこれで終了です。
翌日は天気予報では雨が多くて午前中しか作業ができないとのことなので、夜も屋根パネルの作成を行っています。屋根板が巨大で玄関ホールでしか作業できません。
屋根板の周囲の枠材を取り付けて垂木との接合箇所を墨出しておきます。場所が狭いので作業が非効率的でこれも時間ばかりかかります。
9月22日(第32日目)です。天気予報では曇り時々雨だったのですが朝から日差しもあって暑い日になりました。朝一番で奥さんと一緒に屋根パネルを庭に出してきました。
左側のヤマボウシの株立ちがあってそのまま屋根パネルをレンガ壁の上にの載せることができません。結局右側で一旦屋根パネルをレンガ壁上に載せて、それから90度回転させて所定の位置に据え付けます。4月27日から始めたレンガ造物置工事ですが、ついに屋根を架けるところまでやってきました。
奥の桁壁の上部にはゴムマットを設置して屋根パネルの荷重を支えて且つ桁壁上端と屋根パネルの間に隙間を設けて換気性能を確保します。
桁壁の側面にもゴムマットを設けて換気のための空気が流れる隙間を設けます。今年の7月のような湿度が高い状態が続いた場合でも換気できるような設計にしています。
端部など必要な部分を調整できたので、いよいよ屋根パネルを建物(垂木)に固定していきます。ビス穴の位置がずれていたらどうしようと心配だったのですが、大きな問題もなく屋根パネルを建物垂木に固定していきます。
全ての垂木とのビス止めが終了しました。後はケラバから妻壁に固定ビスを打ち込めば屋根固定工事は完了です。
垂木と束がしっかり屋根の重量を支えてくれています。垂木と屋根パネルの固定も良好なようです。
最後にビス穴の部分を防水テープで保護して本日の作業は終了です。明日はアスファルトルーフィングの設置、時間があればシングル材の設置まで行いたいです。
今日は夜半から雨が強くふうそうなので、この上にビニールシートで養生します。なんとか屋根工事までこぎつけることができました。屋根工事はあともう少しで完了です。
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