2019年4月30日火曜日

十連休第四天

10連休の第4日目、今日は朝から雨なので作業は行わないつもりでしたが、レンガのカットは雨がかからない場所でもできるので午後から作業を行いました。せっかくの休みなので有効利用しなければいけません。


今回使用するレンガは所謂オーストラリアサイズで幅230mm、奥行き110mmです。壁の端部には110mmX110mmのサイズが必要なのでレンガをカットする必要があります。最初はバールやタガネで割ろうかと思いましたが失敗が怖くて電動工具にしました。


近所のホームセンターで電動サンダーをレンタルしてきました。これにダイヤモンドカッターの替刃を装着します。


個人的にはこういう工具は一歩間違うと大怪我をするのでできるだけ使いたくありませんが、この場合これしか選択肢がありません。


電動サンダーにダイヤモンドカッターを取り付けます。途中で外れないように思いっきり強く締めて固定しました。


動かしてみると回転トルクの反力が強烈でフラフラする感じです。レンガに押し当てると細かな破片が飛んできて顔や腕に当たって痛いです。火花も散って怖いです。


何よりもダイヤモンドカッターの直径が小さくてレンガをそのままで切断することができません。切込みを入れてハンマーで叩いて割って破片を取り除きます。


意外に手間がかかりますが慣れてくると電動サンダーの自重で落とし込んでいけばレンガがすうっと切れていきます。切削の埃がものすごくあたり一面レンガ色です。


1時間弱で10ヶのレンガを切断して110mmX110mmのサイズを20ヶ作りました。電動サンダーも事故なく作業が終了です。


一時的に雨が上がっていたので明日の作業に備えてレンガを庭側に運びました。天気予報では明日は夜は雨とのことでしたが、最新の天気予報では昼間も雨、がっかりです。

2019年4月29日月曜日

十連休第三天

10連休の第3日、いよいよ今日からレンガを積んでいきます。天気も今日までは良くて明日は終日雨ということで今日中に切りの良いところまでやっておきたいという感じです。


天気予報では朝から曇りということでしたが、朝は気持ちの良い快晴、空気が少し冷たいのも清々しくていい感じです。


昨日塗布したプライマーもしっかり乾いています。表面に薄い塗膜ができている感じです。


レンガ組積工事のお約束は組積前のレンガを充分に吸水させておくことです。そうしないとレンガを積んだ際にモルタルの水分をレンガが吸い取ってドライアウト(硬化不良)を起こしてしまいます。


フェンスの外では近所の猫さんが興味深そうに作業を見ています。ちょうどお互いに見える場所で寛ぐところが猫らしくかわいいです。


モルタルの調合比は一般的な1:3でいこうと思っていたのですがレンガ積みなどの接着効果を重視する場合は1:2がいいとネットでは出ています。1:2ではさすがに富調合で特に1段目はモルタルの厚みが大きいので1:2.5で調合することにしました。


最初はコーナーにレンガを積んでいきます。コーナー同士のレンガのレベルを確認して水平になっているかどうかチェックします。


コーナーの4ヶのレンガの据え付けが終わりました。奥のレンガのモルタルは手前よりも10mm弱高くなりました。土間にしっかり1/100の水勾配が設けてあったということですね。土間を作った職人さんの仕事が窺えます。


今回はスペースの関係でシングル壁でレンガを積んでいきます。コーナーや壁の端部は補強していますが、平部も補強のためにステンレスの全ネジを組み込みます。土間にドリルで穴を開けて全ネジをエポキシ接着剤で固定します。即席のケミカルアンカーです。


全ネジを一旦据え付けると台直しができないので垂直に注意して建て込んでいきます。さすがエポキシ接着剤で1時間も経つとほぼ完全に固定できています。


コーナーの間のレンガを積み始めました。水糸を張ってレベルと通りを確認しながらですのでコーナーよりは明らかに容易です。


奥さんも作業に参加して空洞部のモルタル充填と縦目地の仕上げを手伝ってくれます。


以前、庭にレンガ造の壁を作った時もたしか同じ役割分担で作業したようです。奥さんは当時のこともしっかり覚えていました。大変申し訳ありません。


色々な画像データを探してみると、ありました!2000年2月です。19年前の出来事です。奥に買ってきたレンガが見えます。20年経っても同じことをしてるんですね。奥さんに感謝感謝です。


結局夕方までかかって1段目が完成しただけでした。しかも明日は雨、道具の掃除や濡れては困る道具や材料をしまったりと作業終了後の後片付けも大変でした。3日間毎日作業だったので明日は骨休めの休養日とします。

2019年4月28日日曜日

十連休第二天

10連休の2日目です。初日は物置の解体は屋根までしか終わらず2日目は物置内部の棚の取り外しや扉や壁の解体から始まりました。今日は日差しも強く4月の終わりらしい初夏を感じさせる天気です。


庭の樹々はどれも大きくなってきて朝は日差しが直接入ってきません。それでも快晴なので空が明るく朝の清々しい気分を味わえます。


物置の解体は2日目、まずは扉を取り外します。丁番や錠前などまた使う機会があるかもしれないので丁寧に取り外します。


物置の内部の棚や道具掛けのフックを取り外していきます。棚板は新しい物置でも使用するので外した後で汚れを落としてまた塗装します。今度はホワイトにしようかと検討中です。


物置の足元は虫に食べられてぼろぼろになり追加で支柱を足して補強しています。シロアリではないようですが木の部分は好んで食べる困った虫です。


棚の取り外しが終わりいよいよ壁の解体です。基本的にはパネルになっているのでまずはパネル同士の結合を外していきます。


ネジだけではなく一部は釘で止めているのでねじをすべて外した後でバールでパネル同士を離していきます。それほど力をかけずにパネルが分解されます。


奥の壁は中央で別れて二等分されているので左のパネルを外して板材に分解します。


側面の壁も分解していきます。板材を枠材に止めてある釘の数が多く、釘抜きで抜いいくだけでも結構な時間がかかります。


ようやく全てのパネルの分解と撤去が済みました。わが家はここに物置があるのが当たり前の光景なので、あるものがなくなると不思議な雰囲気です。


物置の床部分には外構工事で土間コンクリートが打設されています。長年の変化で土間コンの周囲は一部が土間コンよりも高くなっているので清掃して周囲の土砂も一部取り除きます。


その後でケルヒャーで高圧洗浄します。こういう泥汚れならケルヒャーで驚くほどよく汚れが除去できます。


土間は水平と思っていますが念のために傾斜を確認します。間口方向はほぼ水平ですが、画像のように奥行方向は1/100程度の水勾配が設けられていることがわかりました。端的に言えば奥が10mm程度低いようです。1段目のレンガの横目地の高さで調整するしか無いようです。


物置のレンガの位置を墨出しして実際にレンガを置いてみます。一部修正はありましたがほぼ原設計通りです。


土間コンとの結合を高めるのと水平方向のせん断力に対抗するために土間コンにドリルで穿孔してステンレスの全ネジを埋め込みます。これは土間コンにうまく穴が開けられるかどうかのテストも兼ねて試しにやってみましたがうまくいきそうです。


土間コンとレンガの横目地の付着強度を上げるために土間コン表面にプライマーを塗布します。塗布の前のマスキングです。リファームではこういう部分の手間を惜しまないことが重要かと思います。


ALC版の外壁の掛けの補修を思い出しました。プライマーの感じもなんとなく似ている気がします。


プライマーを塗ってびっくり!なんと淡いブルーの色です。塗るそばからどんどん染み込んでいきます。


塗布範囲に全てプライマーを塗ったところで日没業務終了です。今日もよく働きました。

2019年4月27日土曜日

十連休第一天

いよいよ十連休が始まりました。この連休中にわが家の庭の物置を造り替える計画です。どこまでできるかまだわかりませんが、とにかく作業に取り掛かりました。


まずは今ある物置の解体です。さらにその前に物置の中のものを全て出しておく必要があります。断捨離上手のわが家の奥さんがテキパキと片付けてくれます。


物置はどうしても要るもの要らないものの峻別を深く考えずにどんどん放り込んでしまいがちです。いい機会ですので全然使わないガーデン資材などはどんどん処分します。


植物の肥料や薬品なども整理します。出来上がる物置の収納場所や方法も考えます。


だいぶ片付いてきました。以前自作した駆虫剤も時間が経ちすぎたので一旦処分して必要に応じてまた作ることにします。


床には樹脂製のマットを敷いていたのですがどかしてみると土がびっしり溜まっています。小さなバケツ一杯分の土いうか泥が出てきました。


解体作業に入りました。以前この物置を改修した際に屋根を地上で作って持ち上げた際に非常に重く大変な思いをしたので、今回は屋根の状態でできるだけ解体することにしました。まずはアスファルトルーフィングを剥がしていきます。


以前どのように屋根の部分を作ったのかすっかり忘れています。シングル材を剥がしていきながら層構成を確認していきます。


大体の構成がわかった時点でバールでシングル材をどんどん剥がしていきます。下地のシートも含めて屋根材の状態は非常によく、防水性能も損なわれていません。


だいぶ軽くなったので屋根を外して下ろす作業もなんとかうまくできました。本日の作業の最難関部分も無事終了です。


外した屋根はこのままではごみ処理者が引き取ってくれないのである程度の大きさに分解していきます。


6時過ぎまでかかってようやく屋根の撤去と片付けが終わりました。本当は本日中に解体工事を完了させたかったのですが壁周りの解体は明日の午前中となりました。