2019年4月29日月曜日

十連休第三天

10連休の第3日、いよいよ今日からレンガを積んでいきます。天気も今日までは良くて明日は終日雨ということで今日中に切りの良いところまでやっておきたいという感じです。


天気予報では朝から曇りということでしたが、朝は気持ちの良い快晴、空気が少し冷たいのも清々しくていい感じです。


昨日塗布したプライマーもしっかり乾いています。表面に薄い塗膜ができている感じです。


レンガ組積工事のお約束は組積前のレンガを充分に吸水させておくことです。そうしないとレンガを積んだ際にモルタルの水分をレンガが吸い取ってドライアウト(硬化不良)を起こしてしまいます。


フェンスの外では近所の猫さんが興味深そうに作業を見ています。ちょうどお互いに見える場所で寛ぐところが猫らしくかわいいです。


モルタルの調合比は一般的な1:3でいこうと思っていたのですがレンガ積みなどの接着効果を重視する場合は1:2がいいとネットでは出ています。1:2ではさすがに富調合で特に1段目はモルタルの厚みが大きいので1:2.5で調合することにしました。


最初はコーナーにレンガを積んでいきます。コーナー同士のレンガのレベルを確認して水平になっているかどうかチェックします。


コーナーの4ヶのレンガの据え付けが終わりました。奥のレンガのモルタルは手前よりも10mm弱高くなりました。土間にしっかり1/100の水勾配が設けてあったということですね。土間を作った職人さんの仕事が窺えます。


今回はスペースの関係でシングル壁でレンガを積んでいきます。コーナーや壁の端部は補強していますが、平部も補強のためにステンレスの全ネジを組み込みます。土間にドリルで穴を開けて全ネジをエポキシ接着剤で固定します。即席のケミカルアンカーです。


全ネジを一旦据え付けると台直しができないので垂直に注意して建て込んでいきます。さすがエポキシ接着剤で1時間も経つとほぼ完全に固定できています。


コーナーの間のレンガを積み始めました。水糸を張ってレベルと通りを確認しながらですのでコーナーよりは明らかに容易です。


奥さんも作業に参加して空洞部のモルタル充填と縦目地の仕上げを手伝ってくれます。


以前、庭にレンガ造の壁を作った時もたしか同じ役割分担で作業したようです。奥さんは当時のこともしっかり覚えていました。大変申し訳ありません。


色々な画像データを探してみると、ありました!2000年2月です。19年前の出来事です。奥に買ってきたレンガが見えます。20年経っても同じことをしてるんですね。奥さんに感謝感謝です。


結局夕方までかかって1段目が完成しただけでした。しかも明日は雨、道具の掃除や濡れては困る道具や材料をしまったりと作業終了後の後片付けも大変でした。3日間毎日作業だったので明日は骨休めの休養日とします。

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