2013年1月5日土曜日

カカポ

カカポ(kakapo)という鳥をご存知ですか?ニュージーランドにだけ住んでいるオウムの一種でフクロウオウムとも呼ばれています。オウムの中では唯一飛べない種類で、体重も3~4kgと世界最大のオウムなのだそうです。そして最も重要なことはカカポはニュージーランドに入ってきた人間や人間が連れてきた動物(ネズミやネコ、シカなど)によって絶滅の危機に晒されているということです。確認できている個体はたった124羽ともいわれています。一時はメスが全く見つからなくなり絶滅が宣言されたこともありました。


お正月のNHKの番組でも紹介されていましたが、それ以前からとても気になっていた生き物です。動作がのんびりしていて、人間を全く恐れず、しかも外的に襲われると丸まって避ける(避けたことになりません)など、およそ今まで生存してきたことが奇跡のような鳥です。

この余りにも生存に無防備なところはわが家のこばんにそっくりです。実際で紹介されたカカポののんびりした動きはこばんとあまりに似ていてびっくりです。ジャイアントパンダにしてもカカポにしても(わがやのこばんにしても)動きが遅く外敵の少ない環境でした生きられない生き物のデリケートな環境を守ることは人間の責任であると思います。今すぐカカポのために自分が何かしてあげられることは少ないのですが、少なくともここまで種として追い詰められた生き物がいることを多くの人に知ってもらいたいです。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


環境問題・保護 ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿