文湖線から中山站で乗り換えて淡水線で終点の淡水にやって来ました。この大げさな城郭のような駅ですが、個人的には結構好きなデザインです。
中山國中の周辺は快晴だったのですが、淡水についてみるとどんよりした曇り空になってしまいました。八里の山も頂上が雲に隠れていて見えません。
きれいな景色というよりも淡水の老街のにぎやかなお店を見て回りました。色々な海鮮の食材が売られています。この時期なのか色々な種類の蟹が売られています。
小振りなイカも茹でてたくさん売られています。シラスもその場で茹でて売られています。身振り手振りで買いました。晩御飯で食べましたが、ほどよい塩味で美味しかったです。
以前お友達と一緒に行った阿給(あげい)の名物店にやって来ました。妻には阿給が何であるか詳しく説明しないで注文してみました。
日曜日のお昼どきなので、店内はものすごく混雑していますが、たまたま二人のお客さんが席を立ったので座ることができました。
魚丸湯、阿給、炒麺を注文しました。といっても店先に行って大きな声で言って、品物を指差すだけです。
ご存知のように阿給は油揚げの中に春雨を詰めて白身魚のすり身で蓋をして独特のスープで煮込んだものです。妻はその独特な組み合わせに絶句していましたが、意外にもスープの味付け(ちょっと酸味があります)が気にいったようであっという間に完食でした。
その後も老街を歩いて色々なお店を見て回りました。このお店は行列ができていました。金牛角というのは何のことなのかと思ったら何とクロワッサンでした。たしかに言われてみればちょっと似てるかもしれません。
淡水老街というと種々雑多なお土産物屋さん通りというイメージがありますが、建築的にはなかなか凝った建物が多く、じっくり見て回ると意匠を追いかけていくだけでかなり興味深いです。
駅に戻る通りは観光客でごった返しています。所々から流れてくる強烈な臭豆腐の匂いもあって独特な雰囲気です。
再びMRTに乗って中山國中まで戻ります。帰りの電車もかなり混んでいました。
途中の剣潭站の駅前では巨大な建築が工事中です。以前も前を通りがかったことがあります。工事看板を見てみると「台北藝術中心」とあります。
ネットで調べてみると完成するとこんな建築になるそうです。最近の台湾の建築の傾向とはちょっと違う感じです。微妙ですね。来年にはプレオープンするそうです。
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いつも楽しく拝見しています。
返信削除金牛角は写真の幟にもあるように三峡の名物ですね。クロワッサンといってもかなり硬めで、パイ生地でもないですが、なかなか味わい深いです。
老街や清水厳祖師廟が有名ですが、個人的には庶民美術館がお薦めです。個人宅を入口から中庭、奥まで見られます。