2015年10月10日土曜日

国立競技場の跡地です

わが家のねこのこばんを神宮外苑のかかりつけ医さんに連れて行きました。妻が一緒に診察を受けている間、解体されてしまった国立競技場の周囲を歩いてみました。


外苑西通りをJRの方へ歩いていきます。国立競技場とそれに続く日本青年館の前の土地は仮囲いで覆われています。


日本青年館の前の広場と国立競技場の間の道路は封鎖されています。新宿シティハーフマラソンで走った道です。結構急な上り坂ですが見ることも歩くこともできません。


千駄ヶ谷駅と東京体育館を通って国立競技場へつながる歩道橋にやって来ました。こうやって見ると外苑西通りと国立競技場の間には明治公園という緑地があることがわかります。


この歩道橋も通行止めになっています。歩道橋の上は国立競技場の工事が始まったら工事の進捗状況がわかる絶好の撮影ポイントになりそうなだけに残念です。歩道橋の上だけでも開放したらいいのにと思います。まるで政府が自分たちの失敗を晒したくないように隠しているようです。


樹木が残っている明治公園、その奥に全ての解体工事が終わってきれいに整地された国立競技場の跡地が見えます。

ザハのデザインが白紙撤回された今となっては国立競技場を跡形も無く解体してしまったことが本当に悔やまれます。適切に改修すれば間違いなく再利用できたはずです。国立競技場に残っていた1964年の東京オリンピックの思い出も全て消されてしまいました。本当に残念で悲しいです。


解体整地された土地の端にはまだ瓦礫が残っています。迷走している今回のプロジェクトを象徴しているようです。


再び外苑西通りに戻ってきました。ここに壁のような巨大な建築物が建つのは違和感があります。せめて以前の国立競技場と同じ程度の建築になってほしいですね。そう思うとやっぱり壊さなくてもよかったのにとつくづく思います。

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