2015年10月4日日曜日

イベントに出店しました

夜遅く日本に帰った翌日は早々に早起きして深谷で開催されるイベントに出店する妻の手伝いです。久しぶりに日本に帰ったのですから日本で頑張っている妻をできることは何でもサポートしてあげたいです。

今回は熊谷にいる妻の友人がイベントのプロデューサーである関係で是非出店してみたらとのお誘いがありましたが、こういうイベントにしっかりお店を構えて物を売るのはもちろん初めてです。妻はかなりこのイベントのために相当の時間を割いていて、台湾にやってきた際にも売るものを作る作業を行っていたほどでした。


場所は深谷駅前近くの七ツ梅酒造跡です。かつては老舗の蔵元だったそうですが現在は廃業して地域のコミュニティ施設として地域の団体が運営しているそうです。


この界隈は旧中山道沿いということもあって立派な蔵が並び、その奥に様座な蔵元の施設が連なっています。小さな街のような雰囲気です。


敷地の中にはこういった路地があります。昔の面影を残して修復されています。


昔の看板もそのまま残してあります。イベントホールがあったり、古本屋があったりなかなか魅力的な空間です。


蔵は石造ではなくレンガ造です。明治以降の建築のようです。深谷は葱で有名ですが実はレンガでも有名で渋沢栄一が日本煉瓦製造会社を深谷に設立し、日本の近代様式建築の材料を供給しました、レンガ造の見事な壁は当時の技術の高さを示すものと言えそうです。


奥には深谷シネマという昔ながらの映画館もあります。随所にこだわりを感じます。


東蔵という大きな蔵があります。おそらくここが酒蔵だったのでしょう。広くてひんやりしています。


紹介が遅れました。今回はここで「深谷パンマルシェ」というイベントが開催されます。埼玉県北部で有名なパン屋さんの自家製パンの販売イベントです。


併せて、ハンドクラフトのアクセサリーや洋服、カフェやレストランなどが出店します。妻がお店のブースを出すのは東蔵の入口脇のD区画です。お店は手作りの染花とアクセサリーで販売と小さなブローチを作るワークショップの組み合わせです。

お店の名前はDijon_Note(デイジョンノート)です。ブログも時々書いていますのでお時間があればご覧ください。


出店者は8時に集合して、10時のイベントオープンに向けて準備します。出典者の方々は私たちを除いてはみなさん経験豊富なようで設営も本格的です。


私たちも準備を始めました。エンジ色の大きなパラソルも貸してもらいました。品物を並べていきますが、初めてということもあって妻は完全に気後れモードですが、ここまで来たら覚悟を決めてやるしかありません。一緒に励ましあって設営です。


この日の為に準備してきた布花です。花びらやイチゴの表面は一つ一つ布を染めて花びらや葉の形にカットして組み合わせたものです。個人的にはとてもよくできていると思います。問題は手作りパンのイベントなのでこういったアクセサリーが「染花」であることがわかるお客様がどのくらい来てみて下さるかです。


今回は第1回目のイベントということで、妻の友人のプロデューサーが幅広い人脈を生かして評判の高い手作りパン屋さんにたくさん来てもらいました。こういうパン屋さんは手作りパンに興味がある人たちの間では有名で、イベントで売り切れ終了ということもよくご存じらしくイベントオープン30分前にはすでに長い行列が出来てしまいました。


10時のイベント開始になる頃には七ツ梅の入口付近まで長い行列です。秋晴れの天候にも恵まれてたくさんの人出で大賑わいです。


妻のお店の前はメインストリートなのでたくさんのお客さんが商品を手に取って見てくれています。妻も一生懸命説明しているようです。


ワークショップのお客様も少しづつですが来てくれるようになりました。一緒に話しながら作っているうちに緊張がほぐれていつも明るい雰囲気になってきました。よかったよかった。


全然売れなかったらどうしようと二人で言っていたのですが、何とかそこそこの売り上げとなりました。出店料や材料代、往復の交通費などを差し引いてもほんのちょぴり黒字でした。


東蔵の前は買ってきたパンを食べたりするお客さんたちでいつも賑わっていました。とにかくお天気がよかったのが一番でした。空気も程よく冷たくて台湾の暑さをしばし忘れてしまいました。


午後2時には完全撤収ということで、1時半過ぎから後片付けです。この並びのお店は妻が以前から知り合いだった人もいたようで最後をお互いのお店を訪問し合って、少しお買い物です。とにかく大体うまくいってよかったです。今回のイベントで何を工夫すればよいのか少しわかりました。次回はもっと売れるかも。

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