九份に行きました 阿妹茶樓でのんびりしました

台北滞在中の妻のリクエストで九份に行きました。とにかく最近の混雑ぶりは有名なので、特別休暇を取って先週の金曜日に行きました。それでもかなりの人出です。ゆっくり楽しまれるのであれば平日が良さそうですね。

午前中は龍山寺を観光して忠孝復興站のバス停で九份行きのバスの乗ります。いつものようにタクシー勧誘のおじさんたちがいっぱいいます。

やって来るバスは様々ですが今日はひときわおんぼろでした。台湾のバスのシートは乗用車タイプで日本のバスよりもはるかにしっかりしていますが、表面がビニールなので急なカーブではシートから滑って床に落ちそうになります。

約1時間半バスに揺られて九份に到着です。雲が多いですが視界がよく海沿いの景観がよく見えます。前回来た時は小雨で風情があったのですが、こういった景色があまり見えませんでした。

老街は平日ですがかなり混雑しています。これで週末や祭日だったらすごい状態になりそうです。

名物の魚丸スープも大人気のようです。すごい勢いで魚丸が作られています。

刻んだピーナツキャンディとお芋のアイスを薄皮で包んだスィーツです。行列ができるほどの人気で思わず買ってしまいました。甘くて冷たくて美味しかったです。

アーケードを抜けてお約束の阿妹茶樓にやって来ました。青空になって風も気持ち良いです。

阿妹茶樓はたくさんの写真が撮られていますが、「きれいに取れる写真のアングル」で検索するとしっかり出てきました。向かいの老舗レストランの入口の前だそうです。このレストランこそいい迷惑ですが、行ってみると写真を撮る人の順番待ちになっていました。

阿妹茶樓で一休みしようと入ると中はかなり空いていました。幾つかの場所があって少し暗めの場所、屋外のテラス等色々ありますがこの場所が一番の人気です。以前週末に来た時は満員で座れませんでした。平日の特典ですね。

いつものようにお茶の作法を実演してもらいます。行くとこの茶道具が欲しくなります。仕事で打ち合わせに行くともっと大きな茶道具でお茶を入れてもらうことがしばしばあります。

窓から見える景色をのんびり眺めながら色々おしゃべりです。九份はあちこち見て回るよりのんびりしたい場所ですね。あちこち見て回るのであればこういう観光地のおみやげ屋さんよりも台北の迪化街のような生活感溢れる街のほうがずっと魅力的です。

阿妹茶樓前の石段を下まで降りると昔の映画館があって何かイベントの準備中でした。

雲が抜けて日差しが強くなりました。青空と濃い緑、石段などちょっと南ヨーロッパのような雰囲気です。

ガジュマルの気根が垂れ下がった姿は南国独特の雰囲気です。強い日差しのコントラストもいいですね。このあたりはあまり観光客もいなくて寛いでしまいました。九份は平日がお薦めです。これに尽きますね。

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