境内には巨大な枝垂れ桜があり浦和の桜開花を示す桜として有名だそうです。初めて知りました。幼い頃に植木市を見に来た記憶がありましたが、色々な意味で由緒正しいお寺だったんですね。
本堂の入口です。それにしても強烈な日差しですごく暑いです。
境内に入る前に見とれてしまったのがこの塀です。凝った意匠です。エクステリアとはまさに境界領域であるということを示す好例ですね。それにしても軽快で美しいです。
本堂の左側に地蔵堂(仏堂)があります。大きく張り出した庇が見事です。
解説をつらつら読んでいくと「蟇股」なんて言葉が出てきます。日本建築史を思い出しました。「蟇股=かえるまた」と読みます。こういうネーミングのセンスは江戸時代の人もなかなかなもんです。
地蔵堂から本堂へは狭いながらも凝った庭園になっています。強い日差しで樹々の葉も元気がありません。
名物の枝垂れ桜です。桜の枝よりも枝を支える竹の支柱の放射線状のデザインに感動してしまいました。
門から本堂に至る石造の太鼓橋の手前は枯山水の庭園。奥に枝垂れ桜があります。こうやって見ると巨大な枝振りの桜であることがわかります。お花見の季節に来たいですね。
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