「嶺武」からはもうひたすら下り下りです。先程までフラフラだったElsaはすっかり元気になりました。本当によかったです。
場所によってはかなり急な下りもありますが、基本的には緩やかで個人的には一番楽な勾配です。真剣なレースなら相当なスピードが出せそうです。
少し雲は出てきましたが相変わらずの快晴です。雲が山に投げかける影もくっきり見えています。
もう12時を回っています。すっかりお腹が減ってしまいました。エイドステーションの食べ物が救いです。
湯麺はしっかり空腹を満たしてくれるのでありがたいです。很好吃です。
高度が下がるにつれコースの周囲には高い樹木が目立つようになってきました。
見事な紅葉の樹木もあります。葉の形からカエデに似た樹種のようです。日本の紅葉を思い出します。
Elsaも元気になって微笑が見えるようになりました。それでもまだ残りは10km以上あります。一起加油!
気温が低いのでそれほど汗はかきません。エイドステーションでは給水というよりは空腹を満たします。
ここでは野菜とお豆腐がたくさん入ったスープです。暖かいので少し冷えてきた体にありがたいです。
山間の町の入り口にエイドステーションが設けられています。他に色々お店も並んでいます。
ここではビールもあります。殆ど宴会状態で飲め飲めという感じでいただいてしまいました。
なんと高粱酒もあります。28度と低いのですが、さすがに高粱酒を飲んで走れませんので丁重にご遠慮しました。勧めてくれたボランティの方が色々麗山のメンバーと話しています。よく見ると彼女が着ているのは那覇マラソンのTシャツです。彼女も那覇マラソンを走って台湾朋友のテントで一緒に写真を撮ったそうです。マラソンの仲間は本当に素晴らしいです。
さらに水餃子もありました。韮やニンニクはちょっときついなと思っていたのですが、意外とそういう味付けではなくあっさりしてとても美味しかったです。
いよいよレースも残り数キロです。少し体が冷えてきましたが緩やかな下りで気持ちよく走れます。
ついに感動のゴールです。7時間30分もかかりましたが本当に楽しかったです。素晴らしい景色、みんなのチームワーク、一生の思い出になりました。Elsaは目がうるうるでみんなとハグ、完走できてよほど感動したのでしょう。
レースの記念パネルの前でもう一度記念撮影です。謝謝大家、眞的辛苦了。
今回のレースを通じて最も印象的だった深く青いブルーの空をバックにもう一度記念撮影です。
一旦民宿に戻ってシャワーを浴びて着替えて帰路につきました。
台北に着くのは夜遅くになりそうだったので途中の桃園で晩餐です。昨日の宴会で飲みきれなかったビールで打ち上げの乾杯です。みなさん本当におつかれさまでした。
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