まずはお腹がいっぱいなので餐廳を出て淡水側沿いに老街を歩きます。
有名なマッケイ神父の銅像です。スターバックスの前です。ここは中山鐵馬隊で何度も来ました。久しぶりです。
続いて紅毛城にやって来ました。ここは何度も前を自転車で通っているのですが実際に入ったことがありません。どんな建物があるのか楽しみです。
紅毛城はスペインの要塞として建設され、その後イギリス領事館として使われたそうです。1628年に建設されたそうで台湾最古の建築として國家一級古跡(国宝)に指定されています。
イギリスの兵士の銅像でしょうか。みんなで記念撮影です。
端正な佇まいです。よく見ると回廊のアーチの形状が部分部分で異なります。おそらく増改築が頻繁に行われたのではないでしょうか。歴史の変遷を感じます。
台北に住んでいる方々ならそれほど感激しないかと思っていたのですがみなさんとても楽しんでいるようです。
領事館の内部も一部見学することができます。残念ながらオリジナルの部分はとても少ないそうですが、天井のファンはオリジナルだそうです。
重厚なレンガ造の建築は大好きです。この柱の太さは本物の組積造です。
淡水河の河口の左側には台北港が見えます。ちょうど夕暮れです。雲は多いのですが、水平線近くは美しいオレンジ色に輝いています。
税関として使われていた小白宮です。紅毛城と比べると瀟洒で優しい感じです。
さらに少し行くと驚いたことに日本の家屋がありました。とてもいい保存状態です。
かつて日本時代に淡水地区の区長をしていた多田榮吉氏の居宅だそうです。修復工事が行われていたそうですが、最近完了したそうです。
部屋の中は和室を中心に構成されています。こういう空間を見ると堪能するよりも仕事として細かな納まりに見入ってしまいます。
思いがけず淡水の歴史的建築物を見学することができました。捷運淡水站に戻ってきました。
淡水站は観光客で大混雑、車内はずっと立ちっぱなしでした。みなさん大変お疲れ様でした。
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