2015年6月23日火曜日

晨運社_宜蘭旅行その1_亀山島

端午節の3連休、最終日の日曜日は以前から予定していた晨運社の宜蘭への観光旅行に参加しました。台湾に来て初めてのバスの観光旅行です。観光地もそうですが目的地に行くことがすでに大イベントです。会社の慰安旅行みたいですね。


6時20分に民生東路の玉山銀行前に集合です。今回は総勢80名、大型観光バス2台、地元の遊覧旅行といった感じですね。


台湾の観光バスはインテリアは豪華で、座席はゆったりしてるし、カラオケ用のモニターはそこら中にあります。メンバーの方に聞くとこれでもベーシックな方だとのことでした。


バスに乗ること1時間弱、宜蘭懸の烏石港にやって来ました。ここから遊覧船で亀山島に観光に行きます。


烏石港にはユニークなデザインの蘭陽博物館があります。いかにも建築好きが喜びそうなデザインです。周りで三脚立てて大きな一眼レフで写真を撮ってる人がたくさんいました。


烏石港遊客服務中心の前で全員で記念撮影です。老若男女みんなで並びます。日差しが強いのでみなさんほとんどサングラスしています。台湾の夏は必需品ですね。


亀山島に渡る観光船がやって来ました。双胴の船体なので横揺れは少なそうです。


みんなでぞろぞろ乗り込んで救命胴衣を付けます。みんな大喜びです。


出港しました。みるみる陸地が小さくなって行きます。既に外洋なのでけっこううねりがあります。2階の客席は風があって気持ちいです。


亀山島が見えてきました。海亀の体に似ているそうです。これは頭らしいです。


突然海の色が鮮やかなブルーに変わりました。どこからとも無く硫黄の臭いも漂ってきます。海中に温泉があってお湯が湧き出ているそうです。


亀山島の埠頭に到着しました。亀山島は台湾の軍事施設でもあるので、事前にパスポートか居留証の提示が必要になります。私は健康保険証を使いました。民間の御土産屋さんとか飲食店とかは一切ありません。そのせいか水も岸辺もとてもきれいです。


岸壁からぞろぞろ歩いてテントのような施設に向かいます。ここで身分証明証の検査が行われ、その後、島内に入れます。自由行動は禁止で全て軍人さんのガイドで島内を巡ります。


島の内陸側にも湖があります。湖の周りを小高い山というか丘が取り囲んでいます。


行き先の表示には軍事施設が表示されていたりしてどこか非日常的な雰囲気です。


道教の寺院もあって、由来などをガイドの軍人さんが説明してくれます。みなさん熱心に聞いています。


軍事施設として使われていた往時の名残で爆弾や砲身などが無造作に展示されています。


島の中央の湖を回りながら島内を歩きます。日陰になるものが何も無いのですごく暑いです。


日陰で涼むための東屋があちこちにあります。これがないと夏はほんとうに厳しいですね。



この山は「スヌーピー山」と呼ばているそうです。なぜかって、見ればわかりますよね。


湖を半周して軍事施設のトンネルの入口にやって来ました。迷彩塗装がされていますがなんとなくおちゃめな感じです。


トンネルの入口でガイドさんが再び色々説明してくれます。迷彩塗装が何というかトロピカルな雰囲気です。


トンネルの中はひんやりしてとても涼しいです。外に出たくありませんね。


トンネルの終点は砲台です。もちろん今は使われていません。ナバロンの砲台、思い出しますね。年齢がわかってしまいます。よく見るとこれは高射砲で、艦隊を砲撃するような大口径の砲ではありません。おそらく当時の台湾はそういった兵器が調達できなかったのかもしれません。


再びトンネルを出て湖の周囲を歩いていきます。アップダウンがあってけっこう厳しいです。


湖岸に観音像があります。軍事施設ですが道教の寺院や観音像があります。軍隊生活にも宗教が欠かせないようです。またまたみんなで記念撮影です。


ようやく湖の周囲を回って元に場所に戻ってきました。健脚の方向けには下の最高地点まで登るツアーもあるそうです。


湖に張り出したデッキは風が抜けていきます。更に山の日陰になっているので涼しいです。


湖の水はとてもきれいです。岸辺のどこに行っても魚が沢山います。軍事施設なので誰も採らないのでしょうね。


船着場に戻ってきました。まだお昼前ですがさすがに暑くてみなさん少々疲れ気味です。


一度に一隻しか接岸できないので沖合には観光船が順番待ちで停泊しています。これから烏石港に戻ってお昼ごはんです。

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