台湾の壁面緑化

台湾の街の中を歩いていると時々びっくりするようなものに出会います。工事現場の壁面緑化もその一つです。ある規模以上の工事現場では工事中の周辺の環境が悪化しないように緑化が義務付けられているようです。仮設的なものではありますが、台湾の建築物は一般的に鉄筋コンクリート造が多く、工期が長いため壁面緑化もすぐには枯れないようなシステムになっているようです。

台北でいつも泊まるホテルのすぐ近くの工事現場です。壁面緑化と言っても蔓性の植物ではなく普通の植物のポット苗を壁面に取り付けていきます。枯れないようにするため潅水装置は必須です。

これは台中市の37階建の超高層マンションの工事現場です。工期が数年に亘るので緑化も本格的にデザインされています。日本にはこういう見事な壁面緑化はまだまだ少ないですね。

これは工事現場ではなく建物の壁面をそのまま緑化してしまった例です。以前にも一度ご紹介しました。台中のファッションビルですが、この壁面緑化が台湾でずいぶん話題になったそうです。

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