今回は最大のツールのネックだったシューズもトレラン専用シューズにして再挑戦です。陳さんにも今回はくれぐれも楽なコースでお願いしますと身勝手なリクエストもしてしまいました。
今回もトレランは至善路の終点からスタートです。前回よりももう少し先まで行きました。リーダーの陳さんが今日のコースについて説明します。みんさん速そうです。何人かの方は太平山馬拉松でも一緒でした。
最初は階段だからねーと陳さんから言われてましたが、延々と続きます。翻山越嶺馬拉松の碧山宮の階段よりも長かったかもしれません。
スタートする頃には夜が明けていたので今日はヘッドライト無しです。山の中は涼しくて静かです。
階段から普通の登山道になってしばらく行くと陽明山系の一つの峰の山頂に出ました。稜線にそって草原が続きます。気持よく走っていきます。
さらに尾根伝いにトレイルが続きます。今日は前回よりもフラットだよーと陳さんが言ってくれてましたが確かにここまでは前回よりはかなり楽な感じです。
途中の滝では、陳さんが迷うこと無く入っていって滝で水浴びです。信じられない豪快さです。
陽明山系は随所に温泉が湧いています。ここもそのうちの一つのようです。
途中の休憩所で2人のメンバーが合流です。一人は女性の方ですが、速い速い、とくに登り坂のペースが軽快でびっくりです。人間ではなくて子鹿のような感じです。
草地の斜面が終わってその先に白い煙が見えてきました。何となく硫黄の匂いが漂ってきます。
陽明山系の源泉の湧出箇所の一つ、大油坑です。今までの緑の濃い山々とは別世界です。
台北にこういう世界があるんですね。本当にびっくりです。記念写真にもびっくり感が出てます。
みなさんで記念撮影です。源泉からの煙が風の向きが変わってやってくると強烈な硫黄の匂いです。思わずむせてしまいます。
岩肌の一部には硫黄が析出してレモンイエローになっています。この色の硫黄は日本の自宅のブルーベリー栽培で土壌の酸度調整でたくさん使いましたので妙に懐かしいです。
煙が緩やかですが湧き出している岩場を渡っていきます。歩くのにかなり緊張しました。
大油坑を過ぎてしばらく行くと普通の緑の濃い山々です。ここから一本調子の延々と続く登り坂で、かなり遅れてしまいました。朝食が僅かだったののでエネルギー切れみたいです。
登り切るといつものように草原の稜線が続きます。疲れていても尾根筋のランは気持ちいいです。
今回はトレイルランニングシューズを新しく買って太平山マラソンに履いて行って足慣らしをしてきました。前回の普通のランニングシューズとは全然違ってしっかりグリップしてくれました。それでも日陰の苔のはえた岩はやはり滑りやすく5回くらいは尻もちをつきました。
トレランの最後で横方向へのスリップして谷側へ落ちそうだったので自らトレイルの真ん中に滑りながら派手に転倒しました。さいわい枯れ葉が厚く積もっていたので擦り傷もなしに済みました。陳さんからはトレランはダイナミックバランスが重要で、習得するには練習あるのみだと言われました。
あと1~2kmで終点です。みなさん渓流にそのまま入って涼みます。みなさんの野生児ぶりについていけません。今度はスパッツの下に水着付けてきます。
何とか無事に戻ってくることができました。みなさんとビールで乾杯です。おつかれさまでした。
今回は距離は21km、獲得標高は1,169mでした。距離、時間はほぼお願いしたとおりでしたが、高低差はかなりあったようです。脱落しないように一緒に走ったみなさんが色々フォローしてくれました。我真的感謝大家!
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