2016年6月6日月曜日

跑了鎮西堡超馬 鎮西堡ウルトラマラソンを走りました

大会名:2017尖石郷鎮西堡 超級馬拉松
種別:ウルトラマラソン(47km志工組)
記録:8時間26分48秒

日曜日に麗山長跑倶楽部で新竹縣の尖石郷で開催された鎮西堡ウルトラマラソンを走りました。これは例年1月に行われるウルトラマラソンのボランティアによる予行演習のようなレースだそうです。今年のレースはチャーターバンクマラソンと同じ日で台北でも雪が降ったあの有名な日でした。当日は降雪と低温で路面が凍結し、100kmのレースが60kmに短縮されて開催されたそうです。


レースはスタートとゴールが異なり、標高300m弱のスタート地点から一度1,500mまで登り、そこから850mほどまで下り、さらにそこから1700mまで登ってゴールです。


スタートは午前6時、4時半に起きて着替えて5時過ぎには吳前会長の奥さんの実家を出発します。昨日は騒々しくて大変ご迷惑をおかけいたしました。


車に荷物を積み込んで出発です。今日は午前中から雨模様のはずですが、空には雲が全くありません。今日も暑くなりそうです。


会場に到着しました。新竹縣の尖石郷は原住民の方が多く、郷民代表会の施設がスタート会場です。今回は54km、47km併せて200名ほどのこじんまりした大会です。


来年の1月の本レースの横断幕を掲げてスタート前の記念撮影です。


盛大なセレモニーもなく、横断幕の記念撮影が終わったらすぐにスタートです。全然気持ちの準備ができていないのに走り始めました。今日はみんなとハッピーランなのであまり緊張する必要もありません。


最初は尖石郷の市街地を走りますが、すぐに街は終わって川辺と山々に囲われたコースになります。


雲は殆ど無い快晴です。山々が高くて急なので最初はほとんど日陰でしたが、日向に出ると日差しが強烈です。やっぱり暑くなりそうです。


最初は川辺を走りましたが、ほどなく山道に入りどんどん登っていきます。面白いのはそこかしこに教会があることです。台湾の山間部は宣教師たちが熱心に布教したと本で読んだことがありますが、その名残なのでしょう。


山沿いのトンネルを走ることもしばしば。開放されたトンネルの側壁の柱がいかにも不安定で、思わず早く走り抜けたい気分です。


しばらくするとまた川沿いの道に戻ってきました。まだそれほど急な登りではありませんが、緩やかな登りがひたすら続きます。


主にボランティアの方によるエイドが数キロ毎に設置されています。


エイドでは日本のような水やスポーツドリンク、バナナやスイカなどのフルーツもありますが、豚の皮や豆腐、昆布、塩玉子など台湾のご飯屋さんに普通にあるおかずもあります。思わず白いご飯や麺類が欲しくなってしまいますが、ここはクラッカーで我慢です。


もうずいぶん高くまで登ってきました。下りはほとんどありません。ひたらすら登り登りの連続です。


見下ろすとスタートした街がはるか眼下に見えます。後どこまで登るのでしょう。


それでも山を随分登ってきたので見晴らしは素晴らしいです。みんなで記念撮影大会です。


緩い登りはがんばって走りますが、急な登りはひたすら歩きます。みんな急な登りと歩きに飽きてきて記念写真もだんだんポーズが面白くなってきます。


エイドでビールも出てくるようになりました。最初はビール飲むと走り続けるのがきびしいと思っていたのですが、それほど走らないことがないとわかってきたので気楽にいただくことにしました。


麗山のメンバーのマイケルはとにかくイベントの記録を残すことに熱心で、以前は一眼レフカメラをずっと持って走っていましたが、最近はGoProの小型カメラと手持ちスタンドを利用するようになりました。今回もマイケルのGoProは大活躍です。


ついに前半の山場の標高1,500mの最高点にやって来ました。ここから先はしばらく下りです。みんなニコニコです。


この後は再び1,700mまで登るのですが、今はひたすら下り、みんな束の間の楽な下りを楽しみます。


エイドでもみんなでビールを飲んでいい気分です。このままレースが終わって欲しいです。


再び登りが始まりました。巨大な竹藪もあちこちに見られます。


何故か今回は沿道に蛇がたくさんいました。もちろん大きな生きた蛇はいませんでしたが、小さな蛇は道路の上をちょろちょろ動いていましたし、巨大な蛇の抜け殻もあちこちにありました。


近くには温泉もあるそうです。ちょっと寄って入って行きたい気分ですね。


エイドの食べ物はほとんど一緒なのですが、飲み物は色々なバリエーションがあります。レモンジュースや梅ジュースなど色々出てきます。冷たい仙草は特に美味しかったです。


後半の1,700mの登りもかなり登ってきました。距離は既に35km過ぎです。山肌に見える白いものは桃の実に掛けた袋です。日本でもお馴染みの光景ですがこんな山の急斜面でこんなにたくさん桃が栽培されているのは不思議な光景です。


既に45kmを超えて、ゴールが遥か彼方ですが見えてきました。道の上には不思議な構えがあります。原住民の住む地区への入口のゲートです。


ようやくゴール会場の小学校に到着です。ゆっくりトラックを2周してゴールです。


みなさんお疲れ様でした。8時間歩いて走って肉体的な麺よりも精神的に疲れました。


ゴールしたのは午後2時半近くです。途中のエイドで色々食べましたがやっぱりお腹が空いています。米粉をたっぷりいただきました。ゴールの達成感もあって真的很好吃でした。


私達のゴールを待っていたかのように帰りは突然の土砂降りの雨です。一部の道路は冠水して後数時間後では通行止めになりかねない状態でした。午後7時過ぎには無事に帰ってくることが出来ました。みなさん本当にお疲れ様でした。謝謝大家、真的辛苦了。

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