2016年6月27日月曜日

去了バスタ新宿、不好的設計

今回の日本滞在中に一度行ってみたかったのが4月にオープンした新宿南口のバスターミナル「バスタ新宿」です。JR新宿新南口の改札も兼ねていて一日に1,600本ものバスが発着するそうです。それまでヨドバシカメラの前だったり代々木駅のそばだったりした長距離バスターミナルが一つにまとまったのでたしかに便利になったのだと思います。今日は仕事帰りにちょっと寄ってみました。


西新宿1丁目の交差点から見たところです。意識的に建物の高さを抑えている感じです。


長大なガラスのファサードでJR新宿駅の新南口という印象のほうが強いです。バスターミナルであることはここからでは殆どわかりません。個人的には右側の端部のデザインがあまり好みではありません。


対面する新宿駅南口と相似的なデザインの駅の入口です。こちらができた後、反対側は壊してしまうのでしょうか?もしも残すのであればもっとはっきりデザインを変えてもよかったと思います。


近くに行くとようやく高速バスの乗り場があることがわかります。エスカレーターが動線の中心ですが、車椅子のためのエレベーターはどこ?少なくとももっとわかりやすいサインが欲しいですね。そういうユニバーサルデザインの配慮したハートビル法は適用されていないのでしょうか?


4階の高速バス乗り場です。最低の設計です。なぜ屋外にしてしまったのでしょうか?台北もそうですし、アメリカのケンブリッジもそうでしたが、大規模な屋内バスステーションはいくらでも事例があります。大雨や猛暑の時期にここでバスを待って乗り降りさせるという発想が冷酷です。ここまで巨大な建築なのですから屋根を付けて屋内にすべきだったと思います。


立体的に造ってはいても今までのバス停域を出ていません。バスに乗せてやるからここで待っていろ、暑さや大雨は我慢しろという上から目線を感じます。


切符売り場と待合室です。広い割に天井が低くて圧迫感があります。日本の駅空間に一般的な貧しい空間です。旅行にいくという高揚感が全然生まれません。京都駅とはいいませんがもっとダイナミックな空間を設計してほしかったです。


隣接した商業施設です。ここも狭くて魅力に乏しいです。全体的にいえるのは自分がどこにいるか、何階にいるのかというのがよくわからないことです。バス乗り場は4階ですが、エスカレーターに2回乗るともう4階です。一瞬自分が間違えたのかと思いました。駅の改札は人工地盤の上なので2階なのですが、それが表示されている箇所が殆どありません。

この商業ビルにしてもバスターミナルの上の部分と地上からの部分が複合しているのですがお互いの行き来の方法がわかりません。設計者は苦労したと思いますが建築計画的には合格点とは言い難い設計です。期待していただけに残念でした。

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