早朝というか深夜の午前2時40分に捷運中山國中站で待ち合わせです。陳さんにピックアップしてもらいます。
陽明山の麓を走る至善路の終点からトレランがスタートします。今日は総勢11名です。日本人の方も一名いらっしゃって色々台湾のトレイルランニングについて教えていただきました。
今日は2週間後に行われる台湾でも有数な過酷なトレイルランニングのレースに備えての練習だそうです。全員ヘッドライト着用ですが、夜明け前ではヘッドライトを消すと自分の足が見えません。完全な漆黒の闇です。5時近くなるとうっすら空が明るくなってきました。
夜明け直後(午前5時をやや回った頃)です。森を抜けて山の稜線に出てきました。草原の上を走ります。こんな景色は初めてです。日本でも見たことがありません。
前方の山に再び入って山頂を目指します。陽明山系はこういった山が7つ連なっているそうです。
一度高度を稼いで登り切ってしまったのでここからのトレランは比較的アップダウンが少なめです。その替わりみなさん速い速い、特に下りでは差がつくばかりです。
前方のこんもりした山を目指します。お椀を伏せたみたいです。
頂上にやって来ました。周囲は360度の眺望です。山の形も様々です。
薄い雲が広がっているものの天気はほぼ快晴です。かなり暑くなってきました。
ここは磺嘴山というそうです。陽明山國家公園の園内だそうです。
緩やかな草原が広がり、所々に木々が点在しています。独特の景観です。
忘れられない風景です。敢えていえばフィンランドの郊外という感じでしょうか?山の上とは信じられません。
思わず記念撮影をお願いしてしまいました。ここは登山でしか来ることができません。ここまでみなさんに連れて来てもらったことが嬉しいです。
ここから山を下っていきます。陽明山系はトレイルの宝庫であちこちの山に向かうトレイルがたくさんあります。
みなさん、ペースが速いです。特に下りは全く着いていけません。一緒に走ってくれた日本人のFさんの話ではシューズが全然違うのと下りのテクニックがあるそうです。私はロード用のランニングシューズだったので滑りまくりで下りでは何度も尻もちをつきました。
途中の渓流では顔を洗って足を冷やします。川底の石がつるつるで何度も滑りました。
今日はレース前のかなり高強度のトレーニングということで初心者には荷が重いということで途中で離脱してロードを走ることにしました。
お馴染みの風櫃嘴にやって来ました。日本人のFさんにはトレイルの走り方や離脱した後も一緒に走ってくれて感謝感謝です。台湾の日本人トレイルランナーではトップクラスの実力の持ち主でフルマラソンも3時間5分!お見事です。
風櫃嘴から朝の出発地点まで8時間半かかって降りてきました。8時間以上走って距離はわずかに33km、その変わり獲得高低差は1900m以上。陳さんが待っていてくれました。啤酒真的好吃!
陳さん達一行は私達が離脱した後、さらに山を二つ超えてスタート地点に戻ってきたそうです。信じられないタフさです。
普段、麗山のみなさんと走るロードの陽明山系とは全く別のルートでした。どちらも素晴らしいです。トレランは奥が深いですね。次回は6月だそうです。また挑戦したいです。
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