レースも終わり、宿泊していた民宿に戻ってシャワーを浴びた後、食事をする予定だったのですが帰りの高速道路の渋滞を心配して早々に台北に戻ることにしました。でも途中でお腹が空くといけないので夜市に寄って小吃を買い込みました。
一緒にマラソンを走った仲間が宜蘭出身で、是非教えてあげたいということで夜市に寄りました。彼女の話では小さい頃からここで葱油餅を買ったそうです。
お店の看板にも夜市の葱油餅のお店としっかり書いてあります。しかし何故キティなのでしょうか?この辺のてきとーな感じが台湾らしくていいです。
行列ができるほど人気のお店で、3人で切り盛りしています。このおばちゃんの左側にもう人おじちゃんがいて、彼が葱油餅を作っています。名前の通り葱がたっぷり入って油で炒めた粉物です。このおばちゃんが玉子焼きと葱油餅を合わせていきます。
パットに出来上がった卵入り葱油餅が置かれると、すかさずお客さん(注文してくれた彼女です)が3種類のタレ(胡椒、甜辣醤、辣椒醤)を選んで自分で塗ります。
その後で右側のおじさんが葱油餅を二つに折って袋に入れてくれます。屋台で調理しているのに、調理(味付け)の一部はお客さんがするという、連携プレーが前提になった営業です。妙に感動してしまいました。信頼関係とかそういう堅い言葉ではなくて自然にお客さんとお店がつながっているんですね。台湾の良さを垣間見た感じです。
葱油餅は熱々をいただきます。ネギの風味と調味料の味付けがいい感じです。何よりも粉物の持つ安心感があります。
家に帰っても食べられるように二つ買ってくれました。一つは渋滞の車の中で檸檬愛玉を飲みながら食べました。もう一つは家でビールと一緒です。これを待ってました。
食べる前にはたと気がつきました。粉ものならば、お好み焼きみたいなものだ、それなら絶対マヨネース、ということで折ってあった葱油餅を一度開いてマヨネーズをたっぷりかけてから再び閉じていただきました。真的很好吃でした。これは台湾のマヨネーズではできないですね。やっぱり日本のマヨネーズに限ります。
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