もともとは台湾の旧暦の元宵節(一年で最初の満月の夜)を祝うお祭りだったそうですが、今はいつでもやっているそうです。同僚の話では十分の周りの山はランタンの残骸だらけで環境問題になりつつあるのだそうです。数年後には毎日はできなくなるのかもしれませんね。
十分にやって来ました。個人的にはランタン上げよりもこの線路と生活圏が完全に融合した空間にもとても興味がありました。日本のTV番組でもよく紹介されますね。
この生活圏をそのまま電車が通っていきます。汽笛を鳴らしてゆっくり走り抜けていきます。
通行してはいけませんと看板も出ていますが誰も守りません。台湾ならではのゆるい感じが漂います。
道(線路)の両側にはランタン屋さんがずらっと軒を連ねています。折りたたんでいるとこんな感じです。意外と大きいです。
色によって色々なご利益があるそうです。中国語、日本語、韓国語の説明があります。
同僚が色々聞き込みをしてくれてここで一番人気のお店を選んでくれました。確かにみんな並んで待っています。
ランタンには墨と筆でお願い事を書きます。ランタンは略立方体なので4面に願いを書くことが出来ます。各自1面ということで書いていきます。月並みな文句になってしまいました。他の人の願い事を見てみると4面を願い事で埋めるのはなかなか難しいようで「世界平和」とかもあります。みなさん書くことがなくなって仕方がなく世界の平和を祈っているようです。
何とか書くことが出来ました。同僚の娘さんと一緒に記念撮影です。可愛いです。
さていよいよ打ち上げです。ランタンの底の部分に紙をまとめた燃料があってそこに点火します。今日は曇天で無風ということで絶好の打ち上げ日和だそうです。
同僚は超まじめに仕事の成功を願い事で書きました。本当にうまくいくことを願ってます。
点火しました。意外と熱いです。今日はほぼ全ての人がランタン上げが成功しています。自分達だけ失敗したらどうしよう?と不吉な予感がしてきました。
打ち上げました。タイミングを合わせてみんなでランタンを持っていた手を離します。ふわっとランタンが浮き上がりました。やった!打ち上げ成功です。この写真やランタン屋さんに撮ってもらいましたが、さすが評判がいいだけあってどんぴしゃのタイミング、ピントもしっかり合ってます。
私たちのランタンはみるみる空へ上っていきます。よかったよかった。思わず万歳をしてしまいました。単純なイベントですが何か胸が熱くなりました。人は願わずにはいられないのでしょうね。
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