2016年8月2日火曜日

我們陽明山大縦走了

先週日曜日は以前から予定していた陽明山系の大縦走に挑戦しました。8月に麗山長跑倶楽部の陳さんと南投縣の奇莱山に登るのですが、その予行練習ということで陳さんが特にセッテイングしてくれました。実は本格的な登山というのは殆どやったことがありません。山は好きで特に最近はトレイルランニングも少しずつ走るようになりましたが、重装備のバックパックで長距離を歩いたことがありません。今回は本当に良い練習になりました。


朝の6時半に捷運の大湖公園站に集合です。比較的遅い時間なので朝はゆっくり寝ることができました。体調も良好です。


バックパックと登山用のストックは陳さんが貸してくれました。日除けの帽子はNancyさんが貸してくれました。借り物ばかりで肩身が狭いです。


大湖公園站近くの大溝溪親水公園にやって来ました。ここは以前、足元がすくんだ龍船岩から降りてきたところです。


公園の奥から山の中に入っていきます。木陰なので涼しいです。足元も舗装路なので普通の散歩みたいです。


と思ったのもつかの間ですぐに岩の間を縫って登るような登山路になりました。


更にはロープを伝って登ります。これは間違いなくこの前龍船岩から降りてきた道です。降りるのも大変でしたが、登るのはやっぱりかなり大変です。


まだバックパックを背負っての登りに慣れていなくて前の人から随分離れてしまいました。みなさんは既に龍船岩の上で休憩してます。


何度来てもこの岩の上に立ち上がることができません。今写真を見てもやっぱり足がすくみます。


前回来た時と同じように台北の市街が一望できます。雲が抜けていい天気になりました。かなり暑いです。


龍船岩は五指山の一部だそうです。スタートしてからほぼ2時間です。


ここから先は比較的緩やかなアップダウンの道をのんびり歩いていきます。


登山道から普通の自動車道に出ました。何となく見覚えがあります。風櫃嘴から大湖公園に通じる自動車道の一部です。日曜日なのでハイキングやツーリングのロードバイクやモーターサイクルがたくさん停まっています。


ちょっと眺めの休憩!ということでお約束のビールです。凍らせて持ってきているのでまだキンキンに冷えてます。真的好喝!


2kmくらい歩いて風櫃嘴にやって来ました。かなりガスが出てきました。風も強くなってきました。


ここから擎天崗に向かいます。片道6.4kmの尾根筋のトレイルです。先々週の麗山のイベントで歩いたので勝手がわかっているので安心です。


どんどんガスが出てきて視界も遮られるようになってきました。風も吹いてきました。過酷な天氣のように聞こえますが、日差しはなくて風は涼しくて実は快適そのものです。


途中で廖君のバックパック(といっても丈夫なビニール袋ですが)も自分のバックパックに詰めました。郷 奇莱山登山に向けての練習です。20kg弱で、背負うときは大変ですが一旦背負ってしまえばかなり動きやすいです。最近のバックパックは良くできてますね。


前回も通って不思議な感じがした杉林です。日本の近郊の山を歩いているみたいです。


どうもそのはずで、大正13年に当時の皇太子殿下のご成婚を記念して台湾総督府がこの地域一帯に大規模な杉の植林を行ったそうです。その名残の杉林のようです。


植林された林なので、足元が広くて休憩には持って来いです。ということで早めのお昼ご飯です。陳さんが台湾風のおむすびや緑豆のスイーツなど色々持ってきてくれました。很好吃です。


一休みしてから擎天崗の大草原を目指します。既に所々に草原が広がっています。


遠くに擎天崗の特徴的な三角形の草原が見えてきました。山のすぐの上のガスが雲のようにどんどん流れていきます。


擎天崗に到着しました。いつ来てもこの大草原は気持ち良いです。今日はハイキングの人達もたくさんいます。


台北の市街も一望できます。台北101も淡水河もよく見えます。


さっきまで曇っていたのに瞬く間に青空に変わります。草原の上を流れていく雲の影がどんどん横切っていきます。


ここから擎天崗のビジターセンターまでは2kmほど緩やかな登山道が続きます。


登山で歩いている人もハイキングの軽装のお子さんもいます。台北市内からも近いのでみんな遊びに来るようです。


周囲の山々の間を雲がどんどん動いていきます。台湾の南には台風が近づいているのでどうもその影響もあるようです。


雲が晴れるとすぐに強い日差しが降り注ぎます。林の中が急に明るくなります。


この丘を越えれば擎天崗のビジターセンターです。青空と草原のコントラストが独特です。


遠くにビジターセンターが見えてきました。公園のような緩やかな道を歩いていきます。


擎天崗のビジターセンターに到着です。トイレに行ったり顔を洗ったりして身支度を整えたらすぐに出発です。


1kmほど自動車道を歩いて冷水坑の登山道の入口にやって来ました。ここから陽明山系の最高峰である七星山に登ります。


時刻は3時を回っています。休憩もありましたが8時間歩いています。


陽明山系は温泉があります。ここにも屋内の温泉と屋外の足湯があります。何となく硫黄の匂いが漂います。


少し登っただけで先ほど通ったビジターセンターは遙か下です。


登山道のかなりの部分は整備された階段になっています。歩きやすいですが短い距離で高度を稼ぐのでかなり急です。


七星山の東峰にやって来ました。山頂は風が強くて立っていることも容易ではありません。


雲が流れてくると雨まじりになることもあります。風がごおごおと音をたてています。


頂上は風が強すぎて留まれないので少し下がってたところで一休みです。


七星山の主峰は目と鼻の先です。こちらも風がものすごいですが広くて平らな場所が多いので少しは楽です。


七星山はメンバー3人で挑戦し、残りの2名は途中で降りてくるのを待っています。とにかく無事にバックパックを背負って登頂できてよかったです。標高1120mです。涼しいのを通り越して寒いくらいですが、充分に気持ちいいです。真的很舒服。


ということでガスと雨まじりの中をどんどん降りていきます。雨で階段の岩が滑りやすくなっていて度々スリップしてしまいました。


待っていたみんなと合流して休憩とおやつです。後はひたすら降りるだけ、おつかれさまでした。


冷水坑のビジターセンターが見えてきました。時刻は5時少し前、ほぼ10時間のトレイルでした。


ビジターセンターについたらすぐ捷運劍潭站にむかうバスが来ていたのでそのまま乗り込みました。劍潭站からはいつもの285のバスで自宅に戻ってきました。


今日の登山は海抜30m程からスタートして最高点は七星山主峰の1120mでした。距離は21.4km、しっかり荷物を背負った格好でどこもトラブル無く20km以上歩けたのは良い練習になりました。ずっと気遣ってくれたみなさん、本当にありがとうございました。次は標高3600mの奇莱山です。体調万全で臨みたいですね。謝謝大家!真的辛苦了!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿