2016年4月24日日曜日

中山鐵馬隊花東縦騎第一天 謝謝大家 我們開始很精彩旅遊

熊本地震の影響により被災されたみなさんに心よりお見舞い申し上げます。
1日も早く元通りの生活になることを強く願っています。

【中山鐵馬隊花東縦騎】第1日:走行距離52km 關山郷→武陵→台東市街

2月から計画していた中山鐵馬隊の花蓮・台東の自転車ツアーがついに始まりました。計画をまとめてくれた周さん、費用の取りまとめと精算を行ってくれたNancyさん、一日早く現地に乗り込んで荷物の受領などを行ってくれた朱さん、輪行バッグの購入や使い方の企画をしてくれた李さん、本当にありがとうございました。

4日間、総工程約327kmで大きな事故やトラブルがなかったことも本当によかったです。天候も時々の夕立には遭遇しましたがそれ以外は晴れて台湾東海岸の素晴らしい景観を堪能することができました。

花蓮も台東も3月に麗山長跑倶楽部のツアーで行きましたが、その時は南横ウルトラマラソンの出場が目的でしたのでロードバイクで風景を楽しみながら台湾を巡るのは憧れでした。実際に走ってみると改めて台湾の自然環境の素晴らしさ、そして一緒に回ったメンバーのみなさんの好人ぶりに改めて感動の連続でした。


いよいよツアー当日です。朝、いつものカフェVanillaに支度を整えて行って朝食です。そのまま李さんの奥さんが運転してくれる車で台鐵松山駅に向かいます。


出発前の記念写真です。今回のツアーでは南アフリカ在住のJoanneさんの義理の息子さんのPhilippくんも参加です。


予定通りに松山站に全員集合です。男性7人、女性8人の大ツアーです。


Philippくんはドイツ人で現在ベルリン在住、大学で経済学を教えているそうです。今回留学で台北に短期留学していてそれでこのツアーに参加してくれることになりました。28歳!若いです。


8時57分発の普悠瑪號で台東に向かいます。いつでも旅行の始まりはわくわくです。


車内はもうほとんど慰安旅行の雰囲気です。みなさんも嬉しそうです。


宜蘭に到着です。天気は晴れて暑そうです。今日の台東は気温30度!もう夏ですね。


花蓮に到着です。前回の麗山のツアーではここでバスに乗り換えました。花蓮という地名は大好きです。元は現地の人達の言葉だったそうですが文字といい発音といい、とても素敵です。


花蓮を過ぎたところでお昼ご飯のお弁当です。旅行で食べるお弁当は本当に美味しいです。


さらに普悠瑪號は台湾の東海岸を南に向かいます。このあたりは旧日本時代の地名がそのまま残されている場所が多いそうです。ここは瑞穂です。名古屋市瑞穂区ですね。


懐かしいというか日本としか思えない地名がどんどん出てきます。ここは富里です。千葉県富里市ですね。富里といえば、富里スイカマラソン(富里スイカロードレース)です。スイカ食べ放題の人気のレースですね。


池上にやって来ました。東京都大田区池上ですね。というよりも台湾では有名なお米の産地で、台湾に赴任してきてからはずっとお米は池上米のコシヒカリです。毎日お世話になってます。


車窓の風景も一面の水田になってきました。さすが台湾の米どころです。


本日の目的地、台東縣關山郷にやって来ました。この前、麗山のツアーでやってきたのと同じ駅です。まさかまた同じ駅に来るとは思っていませんでした。


前回来た時はレースの翌日にレンタルサイクルでサイクリングコースを回りました。今回も全く同じサイクリングコースから出発です。


3月に来たので、まだその時の風景や道の様子もはっきりと覚えています。


前回走った丘陵地のサイクリングコースをまた走りました。木立に囲まれて気持ちいいです。


途中からサイクリングコースを出て一般道に入りました。周囲は山々で平地は殆どが水田で覆われています。


道はどこまでも真っ直ぐです。北海道のような雰囲気です。車道の横には広い自転車専用車線が設けられています。ごく一部を除けば台東と花蓮の主要道路にはほとんど自転車専用車線がありました。こういった設備は日本よりも明らかに整備されています。


台東の景勝地の一つ武陵にやって来ました。雲は多いですが日差しもかなり強いです。


自転車もロードバイクやクロスバイクがあり、脚力の差もそれなりにありますが、みんなでペースを調整して一緒に走ります。


広々とした風景から一転して旧軽井沢のような林の中を走るコースが続きます。林を抜けて大きな橋を渡ります。


橋の下は今まで林の中を通ってきたのが信じられない程の高さです。台東特有の砂利の広がり広い河川敷です。山々で土よりも岩石が多く、集中豪雨も多いので狭い河川敷はこの地方ではあまり見かけません。


橋を渡ったところにカフェがあってみんなで休憩です。オートバイや自転車の休憩所として有名なようです。


冷たいお茶やコーヒー、ジュースもありますがやっぱりここはビールですね。


橋はよく見ると現在の新しい橋の横に古い橋の構造物の名残が見えます。


橋の麓に解説があったので見てみると、古い橋は日本時代のもので昭和8年に台東の国道が開通した際に建設されたそうです。こういった人口がそれほど多くない地域でもインフラ開発が地道に行わていたようです。


さらにしばらく走って台東の市街にやって来ました。台北と比べるとのどかで広々としています。所々に現地民族のための施設などが見られます。これは古来からの高床式住宅の復元のようで現在修理が行われています。


さらにしばらく走って本日宿泊する民宿に到着しました。民宿とは言っても新竹の鉄筋コンクリート造の連棟式住宅でその中の一つの住戸が丸ごと民宿になっているようです。民宿だけではなくて近所のお子さんの学習塾にもなっているようです。


夜は歩いて近くのレストランに行きました。南国らしく半分戸外です。


Philippくんとビールで乾杯です。今日の走行距離は約52km、おつかれさまでした。


このレストランの名物料理らしく小姐が李さんに説明しています。まず布製の手袋をしてその上にビニールの手袋をします。


李さんお得意のポーズです。隣で見ていたJoanneさんがミーッキーマウスみたい!と一人で大受けでした。


これで鶏の丸焼きをそのままむしって取り分けていきます。かなり熱そうです。李さん、ありがとうございます。


民宿に戻って数日前に雪華さんのお誕生日をお祝いするパーティーです。さすがにみなさん疲れて10時過ぎには爆睡モードのようでした。明日も頑張りましょう。

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