1日も早く元通りの生活になることを強く願っています。
【中山鐵馬隊花東縦騎】第2日:走行距離123km 台東市街→小野柳→東河→成功→玉長→長濱
中山鐵馬隊花東縦騎2日目は台東市街を出発して海岸沿いを花蓮に向かって北上します。途中内陸の玉長という山に向かって片道10kmのヒルクライムがあってこれは自信がある人だけ挑戦するというコース設定です。走行距離はヒルクライムをしなくても100km超となかなかハードです。
泊まった民宿の前で記念撮影です。本当に普通の家でした。宿泊施設のような受付とかそういうものも一切なし。かえって新鮮でした。ここのオーナー兼塾の先生が朝作ってくれた生搾りオレンジジュースがとっても美味しかったです。
周りも未だあまり家が建っていなくてなんというかのどかでのんびりした雰囲気でした。
台東の市街地を抜けて海岸を目指します。途中の公園がまたいい感じです。
公園の中には小さな湖があって後で地図を見たら「琵琶湖」と出ていました。恐るべし台湾です。
關山でもそうでしたが、公園のサイクリングリードにはこういったパーゴラが必ずあります。強い日差しを遮る必要があるのでしょうね。
公園の中にはボート競技の広い水路があって何人もの選手が練習していました。よく見ると泳いでいる人もいます。近々にトライアスロンのレースがあるそうです。
のんびりと朝の眠気を覚ましながら公園を抜けて、海岸を走る国道に出てきました。ここからはそれなりにとばしていきます。さいわいにも風は微風の追風、最高のコンディションです。
海岸沿いとはいっても風景はどんどん変わります。台北近郊の淡水のように海岸沿いまでびっしりとマングローブの低灌木で覆われているところもあります。
この近辺は奇岩などが多くて景勝地になっている場所が幾つもあるようです。
民宿では朝食が出ないため1時間半ほど走って海岸沿いのカフェに立ち寄りました。
久しぶりのウェスタンスタイルの朝食です。コーヒーもありますが多くのメンバーは温かい豆漿を頼みます。そこは台湾ですね。温かい豆漿はほっとする味わいです。
暑くもなく寒くもなく風もさわやかでみなさん食後は少しウトウトです。
カフェからそのまま海岸に降りてゆくことができます。ゴツゴツした岩は溶岩のようです。
李さんが魚の餌を買ってきて水の中につけてみると、みるみるうちに信じられないくらい多くの魚がやって来ました。撒き餌状態です。
再びバイクに乗って海外沿いを走ります。次第に海からの横風が強くなってきました。時折の強い風ではハンドルがとられる時もあります。
沿道には観光客相手の色々なお店があります。ここは椰子の実を売っています。
人間の頭と同じかちょっと小さいくらいの大きな実です。かなり重くて房になった10個くらいの実は30kgくらいはありうそうです。
これを売っているおじさんがなたのような道具で端を切り落とします。
そこにストローを挿すとそのままココナッツジュースです。優しい甘さで很好喝です。
椰子の実休憩はそこそこにして再び北上を続けます。海岸沿いの道ですがすぐそばまで急な山が迫っています。この風景はどこかで見た印象があったのですが、ハワイのオアフ島の雰囲気とそっくりです。オアフ島もそれほど大きな島ではないのですが山々の造形などは非常にダイナミックな印象で、それがこの台東・花蓮の地形ととてもよく似ています。
フラットで直線の道が多くロードバイクに乗っている人は思わずスピードを上げたくなります。すれ違うローディも多く、みなさんとエールの交換です。
昨日と今日はレンタカーを借りてサポートカーで使います。宿泊用の荷物は全て車に積んで、最後部には補給の水、スポーツドリンク、果物、お菓子をどっさり。さらに疲れた人も時々バイクごと収容です。この規模のツーリングにはやはり必須ですね。
海の色が刻々と変わっていきます。日差しが強いと手前の浅い部分は鮮やかな淡いブルーに輝きます。南国の風景ですね。
先頭と最後尾の差が時として大きく開くので自転車専用車道のさらに外側に広い路側帯がある場所を選んで時間調整兼休憩を取ります。
海沿いの道ですが、山が迫ってきていますのでそれなりのアップダウンがあります。見通しが良い緩やかなカーブではスピードの出しすぎに注意です。
お昼ご飯は小港漁港近くの小さなご飯屋さんです。こういうお店が海沿いにたくさんあります。
お料理何皿+スープというメニューです。何が出て来るのかはお楽しみ、というかこの冷蔵ケースの中から選ぶみたいです。
ここでもお昼からビールをいただいちゃいました。スープは海鮮のお味噌汁でしたがこれが出しが出ていて本当に美味しかったです。
小港を過ぎてしばらく行くと烏石鼻です。海外線に砕ける白い並みがきれいです。けっこうきびしい上り坂があってそれを超えるとこういった美しい風景が広がります。この繰り返しです。
海岸沿いにも水田が作られている場所があります。稲の緑、海の碧と空の蒼、単純で美しい組み合わせです。
この後で、玉長のヒルクライムに向けて4名で挑戦することになりました。かなりきつかったです。標高差は約650m、いつも週末に行く陽明山系の風櫃嘴とあまり変わりないというのは後で知りました。道路が広くてダラダラ登っていく感じでしたので休むところがあまりなかったからかもしれません。
最後の2.3kmくらいはずっとトンネルでした。出たところで挑戦終了で戻ることに。一緒に登ってきたPhilippくんと記念撮影です。
彼は若いし、パワーもあるのですが、唯一残念なのがものすごい暑がりなことです。スタート地点に戻ってくるなりコンビニに駆け込んで大量の氷をゲット、ボトルに詰め込んで残りはさらに頭に載せてその上からヘルメットを被りました。後ろを走っているとポロポロ氷が転がってきます。
途中でヒルクライムにアタックしなかったメンバーと合流して民宿に到着です。船の形の建物あってここが受付と事務室のようです。
プールもあります。一緒に走ってきたみなさんはよほど暑かったのか細かなことには気にせずどんどん服を脱いてそのままダイブ!水温もほどよい感じで真的很舒服でした。
シャワーを浴びてみんなリラックス、夕食まで未だ時間があるので海岸を散歩したり写真を撮ったりゆったり過ごせるひとときです。
海からの風が次第に強くなって波が巻き上げられて遠くの景色は霧がかかったようです。黒くて急な山々はまさにハワイのイメージと重なります。
夕食は専用の半屋外の開放的なスペースでいただきます。広々していて気持ちがいいです。
バンド演奏もあるようでみんなでちょっぴりそうなった気分です。
大きなねこさんが3匹くらいいて1匹のねこさんは人間がいるテーブルの上が大好き。わが家のねこと同じです。
食事はシーフードが中心です。お刺身はかなり美味しいです。みなさんも大好きです。
巨大な白身魚の開きです。台湾で開きを食べたのは初めてかもしれません。大根おろしと白いご飯が欲しくなりますね。
昨日と同じような自分で捌く鶏のローストが出てきました。火加減もよく很好吃でした。
食事の後はプールサイドで一休み。まだ4月ですがもう完全に夏のスタイルです。台北に帰りたくないですね。
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