1日も早く元通りの生活になることを強く願っています。
【中山鐵馬隊花東縦騎】第3日:走行距離82km 長濱→豊濱→磯崎→芭崎→花蓮市街
中山鐵馬隊花東縦騎3日目です。海辺の民宿でのんびり過ごした後は花蓮に向かいます。走行距離は昨日よりも短く80km前後の予定です。しかし途中で芭崎展望台という難所があります。標高が168mでほぼ海抜0mから一気に登ります。台湾の東海岸を走る国道11号線で最も高度の高い場所です。全員で越えなければいけません。
目が覚めて部屋を出ると前は海、ゆっくり海岸まで歩いて行って波の音を聞いてリラックス、以前こんな体験をしたのはいつだったのか、昔のこと過ぎて思い出せません。
昨日の晩餐の場所で朝食です。片隅でねこさんがすやすや寝ています。気持ちよさそうです。
野菜と果物が中心の朝食です。波の音を聞きながらのんびりします。贅沢ですねー。
部屋に戻って干していた洗濯物を取り込んでパッキングして出発の準備です。
今日も荷物は車に積めるのでとても楽です。水や果物も大量に積み込みます。
この船の形のかわいらしい建物もこの環境ではだんだん見慣れてきました。
国道まで登ってきてこれから北に向かって走っていきます。素敵な民宿でした。とても人気があるそうですがわかる気がします。
しばらく走ると北回帰線の表示が。今までは熱帯地域を走っていたんですね。ここから先は亜熱帯地域です。台湾で北回帰線というと嘉義が有名ですが、東海岸では花蓮県の豊濱郷近辺になるそうです。北回帰線、ロマンティックな響きですよね。
ここでは車道の横の自転車専用車線の更に外側にもう一つ自転車道があります。右側は水田が広がります。
自動車道との間にはハイビスカスの植え込みです。南国を感じますね。
先ほどの道路標示を過ぎてしばらく行くと北回帰線の休憩施設があります。今日は朝から日差しが強いのでアームカバーやレッグカバーで日焼けを防ぎます。
北回帰線を象徴するシンボリックな塔があります。みんなでお約束の記念撮影です。
海沿いの国道ですが、山が海のすぐそばまで迫っているので時にはかなりの登り坂になります。
登り坂はそれほど長くありません。上り坂の頂点からは素晴らしい眺めです。ずっと平坦な道を走って行くよりも変化があって走っていて楽しいです。
坂の上の眺望の良い場所にはしばしばカフェや休憩所があります。時間が早くてまだオープンしてませんが広い駐車場があるのでちょっと一休みして集団を調整します。
ちょっとお腹が空いてきたのでみんなでエネルギー補給です。お菓子やバナナ色々あります。
高い場所から見てみると山の裾まで海が来ている様子がよくわかります。浅瀬の部分が白く輝いています。
眺望の良い高台からは海岸に向かって真っ直ぐで緩い下りの道が続きます。ロードバイクには最高のコンディションですね。それにしても山々の形がハワイにそっくりです。
海沿いのフラットなコースでは後続の車両がいないことを確認してスピードをだしてみます。道は広いのですが観光バスがとても多いので抜かれるときには風の巻き込みが少し怖いです。
昨日の台東もそうでしたが、所々に現地民族の歴史などを展示する施設があります。時間があればゆっくり見てみたいです。
前方に今までにない大きな山が直接海に入り込んでいる場所が見えてきました。この先から国道11号線の最高地点の芭崎に登っていきます。
芭崎は標高168mでそれほど高くはないのですが、ほぼ標高0mから登り、短い距離ですが連続して上り坂が続きます。気が付くと海は遥かに下に見えます。
ようやく芭崎の展望台に登ってきました。ほっと一安心です。それにしても暑いです。
しばらく待っていると他のメンバーもがんばって登ってきました。みなさんお疲れ様でした。
芭崎展望台からの雄大な眺めを満喫しました。観光バスもどんどんやってきます。
みなさん暑い中をだらだら続く登り坂と戦ってきたので日陰と冷たいものでしばしリラックスです。
愛車TREK Emondaです。今回のツーリングのためにホイールをカンパニョーロ・ゾンダに替えましたが、登り坂ではEmondaの軽いフレームと相まって素晴らしいパワーを発揮してくれます。
しばし休憩の後、芭崎展望台から海岸に再び降りていきます。山の上は雲が流れていて見ていても白い霧のような雲が流れてゆくのがわかります。
下りといっても所々に登りもあって一筋縄では行きません。やはり今日一番の難所でした。
海辺まで降りてきてお昼ご飯です。地元では有名な海鮮料理のお店のようです。
午前中はかなり頑張ったのでみなさんお腹ぺこぺこです。ビールも少しいただきました。
湯(スープ)はお味噌汁でした。しかも伊勢海老がゴロゴロ入っています。お昼から贅沢です。
食事を済ませてしばらく行くと花蓮の市街にやって来ました。突然の夕立ち、今回のツーリングでは初めての土砂降りです。シューズまでびっしょり濡れてしまいました。
しばらく走ると雨も止みました。花蓮港にやって来ました。色々な石材の積み出しが行われています。花蓮は石材、特に大理石で算出で有名です。
港の岸壁も自転車で走れます。巨大な運搬船を誘導するタグボートが何隻も停まっています。
今晩泊まるホテルにやって来ました。今までの民宿とは違って設備が充実しています。特にベッドが広くて、同室になったPhilippくんはベッドで手足を広げて本当に嬉しそうでした。
夕食は近くの餐廳へ。海辺なので海鮮料理が中心です。今回は食事はどこの餐廳も本当に美味しかったです。
今晩は現地民族の料理+海鮮料理です。お腹いっぱいになりました。
ホテルに戻ってみんなで記念撮影です。みなさん大きな怪我やアクシデントもなくここまで来ることができました。本当に良かったです。明日も楽しみましょう。
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