kurumiyama's blog: 台北渣打馬拉松を走りました

大会名：Taipei Standard Chartered Marathon 台北渣打馬拉松2016
種別：フルマラソン
記録：3時間16分53秒（大会記録）　3時間16分37秒（大会記録ネット）
順位：総合101位、部門別9位（男子50-59歳）

今シーズン2本目のフルマラソンです。昨年12月の台北マラソンでは前半突っ込みすぎて大失速してしまったので今回は前半は抑えてレースメイクをしようと思っていました。しかしそんなこともどうでもよくなってしまいそうになってしまったのが当日の天気です。台湾は100年に一度の大寒波で台北でも郊外の陽明山、露天風呂で有名な烏來もかなりの雪です。台北市内も最低気温は3℃都の天気予報でしかも雨。雨のマラソンも酷寒のマラソンも走ったことはありますが、雨で酷寒のマラソンは初めてです。

朝3時半に起きて出発の準備です。もう少し遅くてもいいのですが、スタート3時間前には起きて身体を目覚めさせないといけないと何かの本で読んだので、少し妥協して2時間前に起きました。しっかり雨が降っています。会場には5時10分くらい前に到着して荷物を預けます。スタートは5時半、土砂降りとはいいませんが雨は絶え間なく降っています。

スタート前の記念撮影です。この4人以外にあと3名、晨運社からフルマラソンに出場します。台北は雨が多いので、みなさん雨仕度はばっちりです。長袖のランニングウェアとショートスパッツとカーフガードで臨みましたが絶え間なく降雨が続くことを予想して、上下のウォームアップウェアをそのまま来てレースに臨みました。上半身はさらにゴミ袋を利用した応急雨合羽です。台北でまさかこれを着ることになるとは思いませんでした。かなり寒いですが我慢できないほどの寒さという訳ではありません。特にスタート前の人混みの中は比較的暖かです。

レースは30K過ぎまでずっと雨が降り続きましたが、走り始めてしまえば寒さはそれほど気になりません。ハーフ通過で1時間37分で予定よりも3分遅かったので自己ベスト更新は諦めました。それが結果的によかったと思います。今回はエイドの補給は従来通り10K毎の3回補給で臨みましたが、20Kと30K地点では手がかじかんでチューブのキャップが回せません。特に30K地点では1分以上ロスしてしまったと思います。予め開封して閉じておけばよかったです。

こういったトラブルはありましたが、全体的には過酷なコンディションの中で概ね自分の思い描いていたレースができました。特に30Kからの落ち込みは今回は少なく前半と後半のタイム差は3分ありませんでした。最初抑えて入るのはやはり鉄則ですね。

ゴールして自分の荷物を受け取りにやってきました。基隆河の橋の下で雨には当たりませんが、吹きさらしなのでとにかく寒いです。寒すぎて着替えをする気にもなりません。

証拠写真で大会スタッフの方にお願いして写真を撮ってもらいました。血の気が引いています。

一緒に走った簡さんが自己ベストを20分以上更新してゴール。めでたくサブフォーランナーになりました。このコンディションでこれだけ走れるのは練習の賜物ですね。

一緒に走ったメンバーのゴールを見届けに簡さんと一緒にゴールに行ってみました。テレビ局も取材に来ていてゴールしたランナーにインタビューしています。

ゴールゲートの後ろではカメラマンや完走メダルを渡すスタッフのみなさんが一杯です。日本と同じですね。

もう一度ゴール前で記念撮影です。あまりの気温の低さに手足の感覚が無くなってしまいました。日本でもこれだけ寒くて雨にたたられたレースは今まで経験したことがありません。寒いといえば1月末の勝田全国マラソンが有名で、低体温症で運ばれるランナーもいますが、今日のレースは勝田よりも寒かったです。帰ってすぐにシャワーを浴びてカレーうどんを食べました。