早朝の大手町の臨場感あふれるじ実況中継、参加大学の輝かしい伝統と歴史、いつでもスタート前のワクワクする感じは変わりません。
それでも今年は青山学院大学の強さばかりが目についてしまいました。というよりも駅伝の勝ち方のセオリーが昨日の実業団駅伝も含めてわかってしまった感じがあります。ずばり先行逃げ切りです。エース級を最初の区間から一気に投入してリードを奪い自分達のペースで走らせることで選手達の普段通りの実力を発揮させる。もうこの戦術に尽きると思います。
その点で東洋大学は花の2区で服部勇馬が青学の服部を23秒差まで追い詰めたところが最大の勝機で、3区の服部弾馬で逆転というストーリーだったはずですが、逆に青学大の秋山に1分以上の差をつけられてここで往路は勝負ありという感じでした。
5区に襷が渡った時点で神野くんが2分もリードをもらっていれば安全運転で往路優勝です。後続の有力チームはみんな追い上げようとして無理なペースで本来の実力が出せなかった印象です。これが明日の復路でも同じかと思うとレースへの興味がやや薄れてしまいました。
明日の復路は青学の故障者が出ないかぎり優勝ですし、そんなことを期待してレースを見るつもりもありません。駅伝には色々なドラマがあって、それが他のスポーツとは違った魅力だったのですが、結局戦力差がそのまま結果に出るスポーツだということがわかってきたようです。それほど今年の青学は強いです。来年はどうなるかそれはそれでまた期待してしまいますね。
(写真はすべて読売新聞Webサイトより)
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