加藤良三コミッショナー

日本野球機構がプロ野球で使用されている統一球の反発力が昨季より大きくなった事実の公表を隠していた問題がどんどん大きくなっています。当然です。このことに怒りを覚えないプロ野球ファンはいないと思います。

今日のNHKのニュースで福岡ソフトバンクホークスを昨年引退した小久保裕紀さんが、ボールが飛ばなくなったので引退したと語っていましたが、見ていて涙が出て来ました。彼は明るい性格で周囲に気を使う男ですからあのようにカラッと明るく語ってくれましたが、内心はどんなに悔しかったことでしょう。

あきれ果ててしまうのが昨日以降、言い訳しまくりの加藤良三コミッショナーです。自分は知らなかった、不祥事とは考えていない、と呆れるような発言を繰り返しています。ボールの製造元に口外しないように口止めしてプロ野球ファンを騙し続けたことが不祥事ではないと思っているのでしょうか。この人はアメリカ大使を長く務めたそうですがきっとメジャーリーグを知らなかったのでしょうね。

組織の代表の仕事は責任をとること、これに尽きます。外交官や企業の相談役のようなのような浮世離れした仕事をしていると人間はこうなってしまうんですね。これははっきり言って痴呆だと思います。社会性の認知症ですね。まぁ多分お辞めになるとは思いますが。そうしないと辞めていった小久保さんをはじめ多くの選手に人達に申し訳が立たないと思います。

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