赤プリの最期

わが家のねこのこばんを神宮外苑にあるかかりつけの獣医さんのクリニックに連れて行きました。行きも帰りも首都高速です。帰りは外苑入口から４号線に乗りますが環状線に入る前に赤坂プリンスホテルの解体工事現場の風景が視界に飛び込んできます。今日は合流の渋滞もあってじっくり見ることができました。

一瞬どこに赤プリがあったのかわからなくなってしまいましたが、解体時の建築を模したカバーが半分程度残っていたので場所がわかりました。

地上に降りてしまえば高層ホテルも普通のアパートみたいなもので鉄骨の躯体が剥き出しになっています。

ちらちらと鉄骨を切断する溶接の火花が煌いているのが見えます。また解体工事に付き物の散水の作業も見えています。あと少しで完全に解体されてなくなってしまうのですね。機能的な耐久性を考慮しなかった稀代の設計の大失敗の記念碑ももうじき記録だけの存在になります。

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