非常友好的蒼鷺和水牛情侶

昨日は陽明山系の擊天崗の草原にハイキングに行きました。土曜日にランニングウォッチの修理で一緒にあちこち案内してくれたメーカーの担当者の方が日曜日は予定がないということだったので久しぶりに雄大な自然と涼しい風を求めてのんびり山々を歩きまわりました。

午後の遅い時間だったのですが擊天崗のビジターセンターは大混雑です。この日も台北の市街は照りつける強烈な日差しと厳しい暑さでした。みなさん涼を求めてやってくるようです。

擊天崗のビジターセンターに連なる大草原は標高が700m、風が涼しくて台北市街とは別世界です。

擊天崗大草原はかなりの人混みなので、2.5kmほど先にあるもう一つの草原を目指します。前の石段のところで同じようにハイキングに来ている人達が立ち止まって前を見ています。

石段の脇を水牛がのんびり登っていきます。陽明山は広く水牛が放牧されています。水牛の糞はあちこちにありますが実際に水牛を間近で見たのは初めてです。水牛の脇には小さな鷺がとことこ付き添うように歩いています。お互いに会話をしているようで不思議に癒やされる雰囲気です。

石段はここしか無いので、横をそっと歩いていけば大丈夫だろうと恐る恐る横に抜けていこうしましたが、その前に水牛は右に曲がって草原をのんびり歩いて行きました。もちろんその横には鷺がとことこ歩いていきます。お似合いのカップルみたいです。

台北市街は晴れていましたが、擊天崗は風が強くて雲がどんどん流れていきます。風は冷たくて天然のクーラーのようです。

草原にやって来ました。內湖の麗山長跑倶楽部でも何度かやって来ました。今日は雲が低く草原の上を滑るように雲が流れていきます。いつ来てもドラマチックな場所です。

涼しくて酸素たっぷりマイナスイオンたっぷりの空気を深呼吸してからビジターセンターに戻りました。台北市街の排気ガスや騒音でつかれた体をデトックスできました。