2016年9月12日月曜日

我們走走了台中城市

土曜日は台中に行きました。色々建築を見学して回ったのですが、その前にランチということで台中の中心部の古い街並みを歩いてカジュアルなレストランに行きました。この辺りの雰囲気は表参道の裏側のような感じです。


この界隈は住宅が密集していて駐車場がありません。案内してくれた友だちの親戚が住んでいるということで古い低層集合住宅の地下に車を停めました。


住宅は連棟型の低層住宅です。現在は土地の値段が上がってしまって最早このような住宅は建てられないということです。周囲は高層マンションです。豊かな緑の庭と住宅入口のアプローチ周りが空間の豊かさを感じさせます。


この一帯は古い戸建住宅が多く、構造躯体を残して残りは全てやり直すという大規模なリノベーションがあちこちで見られます。それにしても昔の家は柱が細いです。2階部分は新たに鉄筋で補強しているのがわかります。1階の補強を先にやって欲しいですね。


外観の一部を残し、一部をリノベーションした例です。この辺りの住宅はどこも塀が高いのですが、店舗やレストランになると軒並みオープンになります。リスのオブジェが可愛いです。



これはおそらく完全に建て替えた例のようです。最近の台湾のトレンドのモダンなデザインです。表参道に裏の界隈にあっても不思議ではないデザインですね。


これは建設会社の本社だそうです。外壁に不思議な丸太のような装飾があります。友だちは冗談で日本的なデザインと言っているのですが、いくら日本でもこれはないでしょうという感じです。


昼食はここです。地元ではとても人気のレストランだそうです。「おかえり」のフレーズや「小野」をシャオユェではなく敢えて「おの」と読ませるあたり、かなり日本を意識しています。


お店の中は白とグレーを基調にして明るい木目の家具が置かれています。完全にコーディネートしないで敢えて雑然とした感じにしているのも最近の日本と似ています。


情報の時間差が事実上無いので日本で出来ている空間も台湾ですぐに再現できます。羨ましいのは元になっている住宅が余裕のある空間になっていることです。天井が高くて気持ちいいです。日本ではリノベーションする時のネックが天井が低いことです。これで天井が2.4~2.5mくらいしかなかったらこういう雰囲気にはなりません。


注文したのはカツカレーのセット。普段は殆ど揚げ物は食べないのでカツを食べるのは1年ぶりくらいです。カレーのルーは油が少なくてさっぱり、お味噌汁も塩分がごくごく控えめで美味しかったです。最早日本のお味噌汁は塩辛くてかなり抵抗があります。


美味しくいただきました。ごちそうさまでした。台中の地元で人気なのがわかります。

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