天空樹は39階建の超高層マンションです。1階と38,39階が共用施設、2階から37階が住戸ですが各階の住戸は僅かに2つだけ。巨大なマンションなのに住戸は72戸だけという贅沢さです。ほぼ即日全住戸完売したそうです。台中の購買力はすごいものがあります。
道路沿いに設けられたゲートを通って敷地の中に入ったところです。天空樹は基本計画を伊東豊雄氏が立案し、台北の大手建築師事務所が基本設計・実施設計を行っています。ランドスケープ設計も台湾では有名な大手事務所が手掛けています。
日本刀のような反りのあるガラスの曲面パネルが樹木のイメージを創り出しているそうです。台北の信義区の超高級マンションのような過剰な装飾は意識的に排除しているようです。
振り向くと広大な庭園が広がっています。ここは全て天空樹の住人のためだけのプライベートガーデンです。東京で言えば山手線の内側に広大な庭園を持つ超高級マンションが出来たようなものです。装飾とかそういう俗物的なものではなく空間そのものが贅沢に提供されています。
中央には大きな池があります。池の周囲沿って散策できるようになっています。
野生のかなり大きな鳥が遊びに来ていました。台北でも大きな公園で時々見かける鳥ですが、いきなりの登場でびっくりです。
池の中で佇むことができるように東屋が設けられています。小さなティーテーブルもあってきっとロビーに連絡すればお茶や飲み物を持ってきてくれるのでしょう。本当にホテルみたいです。
日本庭園もありました。ここから水が流れ出てカスケイドとなって池の周囲を1/3くらい巡ってから池に流れこむようになっています。
基本的に台湾は全て常緑樹ですが、その樹種のバリエーションの豊かさには驚かされます。
グラウンドカバー一つを見ても様々な色合いの緑色が選べます。これと比べると日本は実用に耐えられる園芸用のグランドカバーが少ないことを痛感します。
池の周りを1周してマンションの入口に戻ってきます。朝を起きて朝食前に池の周囲を散歩する、なんて羨ましいですね。
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