2015年11月8日日曜日

日本エクステリア学会 台湾視察旅行

11月2~4日に一般社団法人日本エクステリア学会の台湾視察旅行を実施しました。私も学会の会員として会議の際には台湾のエクステリアの技術、デザインの特徴を説明していたのですが、私の駐在期間にぜひ視察を実施しようということで日本・台湾の学会員及び関係者の方々にご協力いただき、何とか無事に視察を終えることができました。

まずは日本側でご協力いただいたみなさま、そして台湾で色々視察の手筈を整えてくださったみなさんに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

視察の内容についてはいずれ学会の年次報告またはホームページに掲載されると思いますのでここではその概要についてのみご報告します。


11月2日の午後にみなさん予定通り台北松山空港に到着されました。今回は総勢10名+私の11名で視察を実施します。


この日は台北は雨との天気予報でしたが、当日は曇りで何とか天気は持ちそうです。早速バスでホテルにチェックインに向かいます。


その後は、みなさんの強いリクエストで九份にいきました。山沿いの九份はやはり雨模様でしたが、みなさん有名な赤い提灯の幻想的な光景に感動の様子でした。


この日は台北もこの秋いちばんの冷え込みということでした。けっこう肌寒かったです。それにしてもものすごい混雑です。日本は連休だからかもしれません。


翌日は朝からびっしり視察です。最初は新北市林工に建設中の弊社の試作棟の屋上緑化の見学です。昨日の観光気分から今日はみなさんプロの視点で、質問が相次ぎます。


折しも当日は造園工事の真っ最中で巨大な樹木が何本もクレーンで吊り上げられていました。


続いては新竹の分譲住宅です。完成直前で開発会社の社長さん自らが設計の意図や材料について詳しく説明してくれました。みなさん色々多くに得たようです。


お昼すぎに台中について昼食をとってから台中の視察に出発です。台中は話題の大規模建築が次々と竣工していますので、外観だけ大急ぎでチェックしていきます。これは伊東豊雄氏の台中オペラハウスです。昨年竣工しましたがまだ大量の残工事があるそうです。


台湾は建物の屋上や壁面の緑化が非常に発達しています。参加された学会員の方にもこの技術の専門家の方がいらっしゃって大変興味深く見学されていました。


案内していただく物件はどれもダイナミックで何よりも非常に完成度が高いです。やはり建物とエクステリアを一体的に建築師が設計することが大きな要因の一つになっているのかもしれません。


広い空間はダイナミックに、狭い空間は繊細にと、日本のお株を奪われているような細やかな設計も随所に見られます。


最後に豪華なマンションの屋上緑化を見学して、最上階のミーティングルームで記念撮影です。翌日は台北の観光ということで私はお別れして会社の業務に戻りました。

今回の研修に参加された方は本当にお忙しい方々ばかりで、よくスケジュールを調整して参加いただいたと思います。きっとたくさんのものを得られたと思います。日本に戻った際にはみなさんと色々語り合いたいですね。おつかれまさまでした。大家辛苦了。

にほんブログ村 住まいブログ エクステリア・ガーデンへ
にほんブログ村


花・ガーデニング ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿