大安區といえば高層のオフィスビルが建ち並ぶエリアのイメージがありますが、大通りから一歩入るとごちゃごちゃした庶民的な雰囲気です。
いつも行ってしまうのがこのお店です。台湾の日本料理店のように小洒落たところが全然ありません。質実剛健です。
お店の入口もこんな感じ。手作り感満載です。色々本日のおすすめがあるように見えますが実はいつ行っても同じです。
お店に入るとこんな感じ。この料理の短冊や黒板に書いたメニューがもろ日本です。なんか最近流行りの「孤独のグルメ」に出てきそうなお店です。
お店の中もこんな感じです。なんというか笹塚や神田、目黒の鄙びたあたりを感じさせます。
出てきました。鯖の開き定食です。メニューには焼いた烤鯖魚としか出てきませんがどう見ても開きの片身です。この焼き加減といい、油の乗り方といい、日本で食べるのと殆ど同じです。塩加減もちょうどいいので私は何もかけずにいただきます。でも!本当はやっぱり大根おろしですよね。
それとユニークなのが丼のご飯です。上に茹でた野菜を載せてタレがかかっています。鯖開き定食だったらご飯はご飯だけで出して野菜は小鉢に分けてくれるといいのですが。
これでお値段は130元、バカ高い日本料理と比べると本当にリーズナブルです。いつも地元のビジネスマンや若者で賑わっているのもわかります。親父さんは台湾人ですが日本語がとっても達者です。料理の出来の良さを考えるとどこかの日本料理店で働いていたに違いありません。
ずっと愛用したいのですが、お店が借家で取り壊して建て直すそうで年内いっぱいで終わりだそうです。すごく残念。親父さんも残念がっています。近くにいいお店が見つかってまたこの定食屋さんが復活してくれることを祈るのみです。
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