レンガ塀を補強する樹木

仕事で桃園の現地調査に行きました。一通り視察も終わって少し時間があったので周囲を散策してみるといかにも年代物のレンガの塀があります。レンが好きとしては放っておけません。近くで見てみると樹木とレンガ塀が一体化しています。台湾ではこういう現象は時々見られますが、ここまで立派なものはそうそうはありません。

台湾では比較的よく見られるレンガの塀ですが何と塀から木が生えています。

手前にはさらにダイナミックな状態が。レンガの塀にそって樹の幹が育ち、根がレンガの目地に食い込んでいます。どうやらそれでレンガ塀が変形してきたようで鋼材で補強してあります。

レンガの部分よりも目地の部分のほうが根が入って行きやすいせいかと思いますが、幹が目地に沿っています。見方を帰ると樹木がレンガ塀を補強しているようにも見えます。

さらに塀の端部では太い幹とレンガ塀がより一体化しています。台湾にはもっとダイナミックな例があって観光名所になっていますが、名もない普通のレンガ塀でもこんな驚異が見られます。台湾の気候のなせる現象ですね。

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