以前は専らタクシーで来ていましたが、最近では公共交通機関にも慣れてきたのでMRT文湖線で大直まで来て、そこから棕13のバスで故宮博物院に行きました。片道32元でとても安いです。
久しぶりの故宮博物院です。残念ながら正面の門は修復中で足場とネットがかかっています。また大きなパネルで故宮博物院難因果12月28日にオープンすると出ていました。開館特別展で有名な白菜と豚角煮はしばらくの間、南院に移るそうです。今回妻を連れて着てよかったです。
ちなみに故宮博物院南院の外観はこんな感じで、現在の台北の建築とは打って変わってモダンな外観になります。外国人建築家の設計かと思って調べてみたら台湾の姚仁喜大元建築工場の設計だそうです。姚仁喜がUC Berkeley卒ですから欧米の影響を感じます。
モダンなデザインもいいですが、現在の建築もこれはこれで雰囲気があるとおもいます。特に緑の瓦と明るい茶色の棟瓦、明るいベージュの外壁は独特の空間を創り出していると思います。
個人的には複数階のアプローチを巧みに使って団体客等の動線をうまく処理しているのは見事だと思います。こういう機能的な部分は日本の博物館や美術館では芸術性を優先しすぎてなおざりになりがちですので、とてもバランスが取れていると思います。
2階のロビーはあまり変わっていません。平日の午前中ということでまだ来場者もそれほど多くはないようです。
いつものように音声ガイドの端末をレンタルします。少し操作していると使い方を思い出しました。
いったん入場すると館内は写真撮影禁止です。人気の「翠玉白菜」と「肉形石」は相変わらずの行列です。個人的には象牙球の超絶的な技巧にいつも感嘆してしまいます。またオリーブの種の彫刻も見事ですが残念ながら好きだった作品が常設展示から外れていました。ひょっとすると南院に移されたのかもしれません。
鑑賞が終わるとお昼をずいぶん過ぎてしまっていました。隣接するレストランに行きました。ここの飲茶が美味しいと晨運社の友人の方から教えてもらいました。
なかなか豪華な雰囲気です。飲茶以外にも台湾料理も色々提供されています。
海鮮お粥と焼きそばを注文しました。お粥は故宮博物院の有名な展示品である鼎を模した器で供されます。この器なかなか素敵です。
その後はお約束のミュージアムショップでお土産探しです。ボストン美術館やニューヨーク近代美術館のミュージアムショップも充実していますが、故宮博物院の品数の多さと種類の豊富さには圧倒されます。
お買い物も済んで一休みということでカフェにやってきました。
お目当てはもちろ豆花です。この日は寒波が来ていて肌寒いので温かい豆花が美味しいです。
建物の外に出てきました。正面は剣南山と思われます。週末によく走るコースです。走っていると見えてくる道教寺院もここからよく見えます。
建物正面に続くシンメトリックな庭園です。故宮博物院は建物だけではなくその庭園もすばらしいです。建物に続いて東側に広がる故宮博物院の庭園(至善園)も見学しました。
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