2017年7月18日火曜日

我的社區夏日節

土曜日と日曜日は住んでいる地元の夏祭りでした。「与野の夏祭り」と言って実はかなり有名です。こういう夏祭りは観光客に来てもらいたくて色々な趣向を凝らすのですが、与野の夏祭りは純粋に地元の人間が地元で楽しむためだけにやる、という非常に潔いコンセプトです。ですがそういうぶれないコンセプトがかえって人気になり近郷近在から沢山の人がやって来ます。私も20年以上に亘り毎年お祭りに行きますが、ここ数年の人気には驚くばかりです。


ここ数年はあまりの混雑ぶりに行くのが憂鬱な時もあったのですが、今年は7時過ぎに夕立があり少し人出が減ったようなので出かけることにしました。家から歩いて3分くらいでメインの与野本町通りに出てきます。


本末通りに出てみるとやはりかなりの混雑です。こちらに向かうと与野氷川神社ですが、結構遠いので反対方面に行くことにしました。


与野の夏祭りの見どころはずらりと並んだで店です。毎年良くもこれだけ集まるなと言うくらいたくさんので店が並びます。テキ屋さんも与野の夏祭りの人出が多いということを知っているようです。


与野の夏祭りの面白いところは町内会が3つに分かれていて、それぞれに陣地があるところです。私の家があるのはこの仲町(なかちょう)です。お神輿が出てきています。サラシを巻いてあるのは勇壮に担ぐからです。昔は町内会同士のお神輿の戦いがあり、その名残りのようです。


本町通りは昔からの商家が多く、代が変わってお店を閉めてしまったところもありますが家の作りは昔のままです。この家は駄菓子屋さんで、夏は花火をたくさん売ってました。懐かしい思い出です。


かつては荒っぽいお神輿の戦いがあったのですが、警察が指導するようになってからめっきりおとなしくなってしまいました。昔の方が面白かったです。個人的にはお祭りくらい羽目をはずしてもいいと思います。


懐かしい定番の出店です。50年くらい歴史があるかもしれませんね。


こちらも定番中の定番です。浦和や大宮には冬のお祭りもあったのですが、それを思い出します。


これは今年登場の新顔さんです。何が「ふりふり」?


これは渋い!あゆの塩焼きです。本当に鮎なのかどうか漢字じゃないところが微妙です。


このあたりも定番です。大阪焼き?は多分お好み焼きの一種でしょう。大阪を焼いては関西の人が困りますね。


こちらは別の町内会の下町(しもちょう)です。とにかくこの夏祭りに命を賭けているというくら熱心な人がいるようで、いつも一番盛り上がっています。


なんとお祭りでお神輿を飾ったり宴会をするために家の間取りができています。全てが与野の夏祭りを中心に回っているようです。ここまで徹底できると偉いものです。


下町の本陣のそばには昔からの畳屋さんがあります。作業場でみなさん宴会です。外に出してある縁台では近所の女の子がおしゃべり。夏を感じますね。


仲町から下町あたりが一番賑やかなところです。人出もだいぶ戻ってきました。


今年一番の新顔、台湾生まれのアイスモンスター!本当かどうか大いに疑わしいですが、既に売り切れてしまったようで実物を確認できませんでした。本当に雪華冰だったら感激ですね。


このお祭りで多分一番の高級品、うなぎです。隣町の浦和はうなぎ有名ですからね。


与野の夏祭りは与野本町通り沿いに出店が並びますが、南の終点がこの庚申塚です。


小さなお社があって、茅の輪くぐりの茅の輪が備え付けられています。


茅の輪は神社でのお祓いの中でも特に重要な年に2回の大祓の夏に行う大祓には欠かせないものだそうです。埼玉県で大祓で茅の輪を用意するのは大宮の一宮氷川神社とこの庚申塚だけなのだそうです。


庚申塚に詰めているおじさんが得意気に教えてくれました。ありがとうございます。今年も家族の無病息災をお祈りしました。

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