CGの光って難しくて面白い

最近はCGで簡単に高品質のレンダリングができるので設計の作業もある程度まではフリーハンドでスケッチしてそこから先はCGでモデリングしてプロポーションのチェックをします。せっかくだから雰囲気のあるイメージにしようとしてライティングを色々工夫しますが、最近目からうろこの出来事がありました。

教科書通りの斜め前からの平行光源。プロじゃないのでできるだけ少ない光源でらしく見えれば十分なのですがなんとなく平板すぎる感じです。

この建物の反対面のレンダリングをするために光線の方向を反転させたのですが、その設定のまま元のアングルのレンダリングしてしまいました。失敗レンダリング！と思いましたが、よく見ると微妙な陰影の感じが出ています。少し暗めですが建物の立体感はより表現されています。

同じ光源の向きでカスタムレンダリングしたのがこんな感じ。こういう雰囲気ってMentalRayとかじゃないとできないと思っていたのですが、Cinema4Dでもなかなかいい感じになります。禁じ手の逆光はむしろいい感じ、目からうろこでした。

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