2015年1月9日金曜日

空から台北を読む

台湾への出張の楽しみの一つは飛行機の窓から台北の街を眺めることです。仕事柄都市計画には詳しくならざるをえないので特に松山空港へ西側から着陸する時の飛行ルートの下の街並みは地図や都市計画図でほとんどわかります。いつも色々な発見があるのが楽しいですね。


雲海の上を飛んでいるのも幻想的な気分になりますね。この上を歩けないかといつも思ってしまいます。


この日のJAL777-200機は東北方向から台北市内に侵入してから桃園の亀山附近で大きく時計回りに旋回して松山空港の西側に出ました。眼下には国道1号線とその高架道路、左側には長康ゴルフクラブのコースが見えます。


林口を通りすぎて新荘附近上空です。左下は新たな再開発のエリアでしょう。住宅が中心の街並みですが殆どが集合住宅です。日本ではこういった地域は低層住宅街(日本では東京の杉並や神奈川の田園都市線沿線など)になるのですが、台湾にはそういった戸建住宅による低層住宅地が事実上存在しません。台湾の都市計画の特徴ですね。


奥に淡水川が見えます。手前は台北市から新北市林口を通って桃園空港まで伸びるMRTの新線です。工事は終了して運行に向けて調整運転が行われているはずです。周辺はこれから再開発が行われるようで空地になっています。すぐに高層マンションやオフィスビル、ショッピングセンターなどが建ち並ぶのでしょう。最近では市街地の上を飛んでいてもも松山空港上空を除けば写真の撮影は禁止されなくなりました。いつ見ても飽きることがありません。

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