2014年6月12日木曜日

バグダッドのおばさん、さようなら

舛添都知事が本日10日から開催されている東京都議会の本会議にて東京オリンピック・パラリンピック会場の計画案見直しを表明したそうです。前々から言われていたコスト、神宮外苑という場所との融合性をふまえ、今回の発言に踏み切った模様です。(GIZMODEより引用)

ついにあの醜悪な建築が建設されない可能性が出てきました。国立競技場を含む神宮の杜の景観を破壊する建築の是非を今こそ國民が議論すべきです。


イランの建築家、ザハ・ハディドの設計のよるコンペ案は最初はこんな感じ、予算が1,300億円だったのに概算見積もりをしてみたらなんと3,000億円!こんな設計やったら民間会社では解雇です。


関係者の人達が寄ってたかって修正してコストを下げて何とか1,800億円になりましたが、最初のコンペとは全然違った形になりました。これは詐欺です。こんなことをする営業マンがいたらその人も解雇です。


これはおおっぴらには言われていませんが、設計をやってる人なら思い当たるのがこの開閉式屋根。開閉式の遮音装置ということで屋根ではないとでっちあげたそうです。すなわち屋根を設けて屋内になると内装制限やら消防装置などコストがかかるものどっさり必要になります。要するにコストダウンのために法律をねじ曲げたということです。日本最大の違法建築になると言っても過言ではありません。こんな設計をしたら一級建築士免許剥奪です。

ということで、こんな最低の建築が本当に建設されてしまうところでした。今でも建てたい人が大勢いるようです。日本国民の総意でこの大違法建築が建設されないよう祈念しましょう。

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