2016年7月8日金曜日

我們去了太魯閣國家公園 我絕對顯示這個壯麗的景色對我太太

先週の日曜日は友人の運転で妻と一緒に太魯閣國家公園に日帰りで行ってきました。太魯閣は今年の4月に中山鐵馬隊の花東縦騎で行って、その壮大なスケールにすっかり感動してしまいました。台湾滞在中にぜひ妻を連れて行きたいと思っていました。日程的にも限られているので今回が最後のチャンスかもしれないということで友人に頼み込んで今回のツアーが実現しました。


今回のツアーは距離が長いことに加えて、台湾東海岸の大雨により土砂崩れの復旧工事が連続的に行われていて、場所によっては1~2時間の通行止めになることです。今回のツアーではたくさんの方に道路工事の予定を調べてもらい、早朝の出発となりました。


最初の関門は高速道路の5号線の出口の交通規制です。午前8時から2時間毎に1回しか通行できないので何とかその前に通り抜けなければなりません。さいわいかなりの余裕を持って通過できました。国道5号線から台湾の東海岸を走る国道9号線に入りました。羅東も過ぎて台湾鐵道の東澳火車站にやって来ました。


ここでトイレ休憩と水分補給です。時刻はまだ8時前、この先にもう1ヶ所交通規制がありますが、それは1時間に1回の通行でこれも何とかクリアできそうです。


東澳は大きなセメント工場があります。台湾の東側全体が石灰岩の大産地で、なかでも太魯閣の周辺は大理石が産出されます。というか山全体が大理石です。太魯閣が近づくに連れ石灰岩の灰色の色合いが強くなってきました。アメリカのヨセミテ国立公園に似た感じです。


ついに太魯閣國家公園の入口に到着です。交通規制なし、渋滞無しで8時半には到着です。運転してくれた許さん、本当にお疲れさまでした。晴れて素晴らしい天気です。


東西横貫道路の記念碑の前で記念撮影です。本当に妻を連れてくることができて夢のようです。


ここから東西横貫道路を走って太魯閣國家公園の中心である天祥に向かいます。4月に来た時に感動した大理石の大岸壁が続きます。運転してきてくれた許さんと記念撮影です。


前方に大規模な土砂崩れの跡が見えます。4月に来た時にもありました。車で快適に行けますが、4月に来た時は延々と続く登りでかなりハードでした。


渓畔にやって来ました。太魯閣渓谷は渓谷を立霧渓が流れていますが、この渓畔にダムが設置されています。


太魯閣渓谷で産出される大理石は磨くと濃い緑色になります。河畔の岩は全て大理石です。ダムで堰き止められた水も大理石の細かな粒子で緑がかった灰色です。


ダムで一旦川幅が広くなっています。大理石の粒子が多く溶け込んでいるようで河岸にはあまり草が生えています。これは太魯閣渓谷の景観の一つの特徴のようです。


今回の太魯閣観光のポイントの一つである燕子口歩道にやって来ました。ここから更にダイナミックな景観が見られるのですが落石の危険があるということで一時的な通行止めになっています。


4月に来た時は歩行者と自行車は通れたのですが、今回は通行止め。これは仕方ありません。前回はこのトンネルの先が同じように通行止めになっていて天祥まで行くことができなかったのですが、今回は道路は開通しています。


ここから先は断崖に竅った道路が続きます。日本時代の土木工事だそうですが、犠牲者も多く大変な難工事だったそうです。両側の断崖絶壁は場所によっては1,000m近くあるそうです。


車を停めて断崖を眺めて見ますが、道路の上に岩が覆いかぶさるようです。しかもガードレールの外側は目もくらむような断崖。普通に立っていても平衡感覚がおかしくなりそうで足がすくみます。


渓谷を縫うように道路は走り、所々にトンネルや橋が架かっています。


燕子口というように断崖絶壁に巣を作る燕が無数に飛び交っています。橋の袂に燕の像が設置されています。渓谷のどこにでもいるわけではなくこの場所が特に多くの燕がいました。


ここは車のトンネルとは別に人歩けるトンネルがあります。みんなで記念撮影です。


渓谷の川岸は全てこのような大理石です。しかも河原がほとんどありません。こういう切り立った渓谷は上流のどこかで少しでも雨が降ると見る間に川の水量が増えて水位があっという間に上がります。ということで太魯閣渓谷はどんな場所でも河畔に降りることができません。それほど危険だということのようです。


岩の造形には面白いものがたくさんあります。これは下から見上げた人間の鼻のようです。


所々に橋があり、道路の走る側が立霧渓の右に左に変わります。橋は同じ赤色で塗られていて山々の大理石の色と美しいコントラストです。


ちょっとした駐車のスペースもほとんどがこういった岩をくりぬいた場所です。これだけ削っても崩れ落ちないような岩の種類なんですね。そうとわかっていてもかなり不安です。


更に車で登って太魯閣國家公園の中心である天祥にやって来ました。標高は480mです。思ったほど高くはありません。ここからどんどん上がっていくはずです。


遠くには寺院が見えます。明の時代の偉人を祀った寺院だそうです。


天祥には様々な展示施設や餐廳、コンビニなど色々な設備が揃っています。


時刻は11時過ぎです。少し早いですが朝の出発が速かったので昼食です。小吃ですがお腹いっぱいになりました。


腹ごなしに入口にあった寺院に行ってみます。ずっと車に乗っているので歩いてリラックスです。


寺院の祠はさらに階段を登るのでパスして入口の橋の袂で記念撮影です。


天祥をお昼前には出発して帰路につきました。基本は同じ道を降りるのでどんどん降りていきます。ここは太魯閣東西横貫道路の工事で亡くなった方を祀った寺院があります。


この場所の少し先にこのような山水画のような風景の場所があります。河畔に草が生えずに石庭のような空間が広がっています。独特な雰囲気です。


朝来た太魯閣東西横貫道路の入口の手前に太魯閣國家公園のビジターセンターがあります。


色々な展示やギフトショップなどもあってアメリカの国立公園のような雰囲気です。個人手にはここまで素晴らしい景観があるのであればアメリカの国立公園のように入場料をいただいてしっかり管理した方がいいと思います。


太魯閣を離れて國道9号線を海沿いに北に向かって走ります。太魯閣に来るときは渋滞や交通規制を心配してゆっくり風景を楽しむ余裕がありませんでしたが、この海沿いの道も素晴らしい眺めです。


狭いながらも砂浜があって浅瀬の砂が強い日差しで青く輝いています。南国のリゾートの色合いですね。


来た時には気が付きませんでしたが大きな太魯閣國家公園の標識もありました。


来る時も通った東澳です。セメント工場の巨大な施設が続きます。


海岸の景色は本当に美しいです。花蓮までは何度か列車で来たことがありますが、明らかに道路のほうが眺めがいいです。またドライブして来たいですね。


蘇澳の街にやって来ました。この先で國道9号線から5号線に入ります。かなり大きな港が見えます。


鉄道駅の一角には今は機関車の回転台があります。日本時代の名残でしょうか。日本ではもはや見ることのできない施設です。


かなり早く出てきたつもりですが、国道5号線は宜蘭と新北市の境にある雪山トンネルを始めとしてかなりの渋滞でした。道路からはずっと宜蘭の沖合に浮かぶ亀山島が見えていました。


夕方台北に戻ってきました。運転してくれた許さん、本当に本当にお疲れさまでした。自宅のそばの台湾餐廳で夕食をご一緒しました。本当に忘れられない思い出となった一日でした。
我們真的感謝許先生。

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