參觀了太極門氣功養生學會50週年慶

昨日は、晨運社の陳さん（たくさんいらっしゃる陳さんの中のお一人です）に誘っていただき、太極門氣功養生學會の創立50週年式典に参加させていただきました。

太極門氣功養生學會は1966年に洪道子博士が創立した気功武術の門派だそうですが、武術という枠を超えた一つのコミュニティを形成しているようです。

会場は台北國際會議中です。台北101や世界貿易中心のあるエリアですが、実際に建物に入るのは初めてです。

入口のホールは大勢の人でごった返しています。衣装などを見ると世界中から参加者があるようです。武術のパフォーマンスが見られるということで来たのですが随分雰囲気が違います。

会場ではオーケストラがクラシック音楽や中国の民謡を演奏しています。創立者の洪師父を讃えるセレモニーが続きます。台北市の柯市長や国民党の洪秀柱党首などが次々に来賓として登場し挨拶をします。武術の団体というよりは武術を中心とした政治・宗教団体の様相を呈しています。

会員のお子さんも入会するようで小さなお子さんのパフォーマンスや歓迎セレモニーなど賑やかな雰囲気です。

案内してくれた陳さんやずっとアテンドしてくれた徐さんから、日本に同じような団体はあるかと訊ねられましたが、うまく思い浮かびませんでした。創価学会のような宗教団体とも違うようです。

台湾はこういった大規模な民間団体が社会に対して大きな影響力を持っているように感じました。こういった団体は宗教を基盤にしたもの、武術などを基盤にしたもの、或いは氣功や風水などの中華社会の伝統的な価値観に基づくものなどその創立の過程は様々です。しかし台湾の社会の中では一つの拠り所になっているように感じました。台湾の社会の奥は深いです。

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