窓口でNancyさんが専用の切符を買ったようで、それを見せると駅員さんが自転車用のゲートを開けてくれました。バッグにも何も入れずにそのまま押して入れます。
日本では特に都心の駅では見たことがなかったので感心してしまいました。
プラットフォームにはここで2台乗れますよと誰が見てもわかるような表示があります。ユニバーサルデザインの好例ですね。
電車がやってきたので乗り込みます。土曜日なのと始発駅なのでがらがらです。
どうも列車の両端の特定の車輌に駐輪スペースが設けてあるようです。今回は最後尾の車輌に乗りました。誰も乗っていないのをいいことにすぐに記念写真です。
どこに時自転車を留めなければいけないという明確な規定はないようです。実際自転車を固定するフックやレールのようなものはありません。発射と停車の時にはかなりの加速減速があるのでニコニコしながらもしっかり自転車は押さえてます。
電動の車椅子も平気で乗り込んできます。もっと車輌っぽいものも乗ってるのを見たことがあります。日本よりもこういった点はずっと進んでいると思います。でもこれが当たり前ですよね。
目的に小ドーム駅(台北小巨蛋)に着きました。ここでも自転車を押してエレベーターで乗り場、地上へと向かいます。
エレベーターにも自転車は2台までと表示されています。ロードバイクはスリムなので他に人が乗らないと余裕で3台入ります。
ここでも改札口は別で広いゲートを通ることができます。駅員さんも慣れたものです。
あんまり感激していたのでNancyさんが駅員さんに頼んで自転車専用切符を写真に撮らせてもらいました。それによると1日有効で距離に関係なく80元、混雑している駅には降りられないそうです。晨運社が利用している中山國中や松山機場の文湖線は車輌が小さくてそもそも自転車を乗せることができないそうです。
自転車用の出入口もしっかりありました。よく考えられてます。
台北小巨蛋站から中山國中までは自転車なら10分程度、帰りはらくらくでした。
日本の場合ではおそらくこんな便利には絶対行かないだろうと感じました。もちろん乗降客数の多い台北駅などでは降りることはできませんが、日本ではおそらく山手線は全てダメというような管理者側の目線で全て決まってしまうと思います。こういった点は台湾はとても欧米的な価値観で街が住人の目線で設計されています。日本から見ると台湾は日本のことが大好きな可愛い弟や妹のような印象がありますが、実際の街は日本よりも先進的な部分がたくさんあります。見習わないといけません。
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